地車型分け図鑑:北河内 交野型

※写真をクリックすると拡大します。
交野型(斜め前)
交野型(斜め前)
交野型(斜め後)
交野型(斜め後)
交野市星田西地車の飾金具
交野市星田西地車の飾金具

交野市・寝屋川市・枚方市など、地域的には北河内地域の一部であるが、北河内 讃良型とは異なる形態の地車が存在する。

地車の正面から見ると、幅が狭く縦長で不安定な感じがする。
屋根の反りは北河内型と比べると若干大きく、屋根の軒先を折り上げる「折屋根」になっているものが多い。
柱と柱の間に施される「虹梁」は、上下二段のわん曲する二重虹梁で細工されている。
見送り・土呂幕共に彫物は施されておらず、布幕を張る「幕式地車」。

彫物は北河内型同様、龍・鳳凰・唐獅子・麒麟・莫などの神獣や鷲などが主で、前柱の前には人形彫刻が置かれる。
また、交野市星田など、一部の地域では、見事な飾金具が施されたものも存在する。

製作年代は、江戸末期のものが多い。