地車型分け図鑑:広陵型

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広陵型(斜め前)
広陵型(斜め前)
飾りものが外された広陵型
飾りものが外された広陵型
広陵型の前部
広陵型の前部
広陵町弁財天の社殿屋根式の広陵型地車
広陵町弁財天の社殿屋根式の広陵型地車

土呂幕・見送り部分に彫物は施されていない「幕式地車」。
大屋根・小屋根の前後への軒の出幅はかなり大きい。
大屋根を支える前柱は通し柱ではない。
側面から見ると、前部の「縁」は台木の先よりもかなり張り出している。
前部の縁の下部には横長の厚みのある板が取り付けられており、その下に担い棒が付く。
地車の左右と後部には担い棒は付かない。
梶取には後梃子を用いる。

江戸末期から明治期に地元の大工の手により製作されたと推測できる。

現存するものは、広陵町櫛玉神社の4台(南・萱野・的場・弁財天)のみ。弁財天は唯一「社殿型」の屋根を有する。

また、改修されてはいたが、富田林市喜志の先代地車(平成16年解体処分)は、同一形態の地車であった。