地車工匠事典〜岸和田型地車編〜

歴史を継承する技 地車に懸ける心意気 だんじりの魂を作事する匠

   

地車工匠事典 検索結果9

<や行>

山内 安太郎やまうち やすたろう [大工]
屋号は《大安》。安太郎以前は《大善》を名乗る。安政7年(1860)〜昭和11年(1936)。岸和田市中北町に居住した。明治後期に地元中北町三先代地車、大正5年(1916)に同町先々代地車などを作事する。
吉野 為雄よしの ためお [大工]
屋号は《吉為》、《吉為工務店》。昭和7年(1932)5月20日〜平成元年(1989)3月20日。岸和田市宮本町生まれ。朝代市松の流れを汲む同町の大工棟梁・根来正一の弟子。昭和59年(1984)岸和田市荒木町地車などを作事。
吉野 寿久よしの としひさ [大工]
《吉為工務店》二代目棟梁。昭和36年(1961)2月9日岸和田市宮本町生まれ。父為雄に師事する。平成7年貝塚市石才地車。平成17年(2005)堺市中区八田北町地車を作事する。
保田(寺田) 卯(宇)ノ松やすだ(てらだ) う(う)のまつ [彫物師]
明治元年(1868)〜大正5年(1916)。中河内の若江郡川崎村 福田家に生まれ、幼い頃 寺田家の養子となり結婚後は妻方の保田姓を名乗る。師匠である卯ノ丸の代彫もこなした名人。明治33年 大工町先代[現貝塚市名越]地車などを彫刻。
山本 善徳やまもと ぜんとく [彫物師]
昭和28年(1953)生まれ。井波彫刻野村清(清宝)の弟子。平成9年(1997)堺市西区上地車などを彫刻。
山本 仲伸やまもと なかのぶ [彫物師]
屋号は《木彫山本》。昭和45年(1970)12月16日岸和田市生まれ。木下賢治の弟子。平成13年(2001)翌年6月1日独立。平成19年 堺市西区津久野中組地車などを彫刻。
湯野 金三郎ゆの きんざぶろう [彫物師]
淡路生穂生まれ。開生藤の弟子。開父子の助として活躍。砂子俊和の祖父にあたる。
吉岡 義峰よしおか ぎほう [彫物師]
本名 義一。昭和19年(1944)死去。享年50歳。京彫師・吉岡米次郎の子息。来岸してからは一元林峰の下で修業する。昭和7年(1932)本町地車、昭和8年(1933)泉佐野市長滝西ノ番、同年熊取町大宮地車などを彫刻。
与那嶺 勝正よなみね かつまさ [彫物師]
屋号は《勝正堂》。昭和18年(1943)3月15日生まれ、沖縄県出身。後藤更星に師事する。現在、大阪府藤井寺市居住。堺市中区深井北町の木鼻など、数多く手掛ける。
※2007年発行『岸和田だんじり読本』より著者の許可のもと引用・一部修正をおこなっています。