祭礼用語集

だんじり祭に関連する祭礼用語を解説します。

     

祭礼用語集 検索結果8

<な行>

鳴物・囃子方なりもん・はやしかた
地車の曳行になくてはならないのが、笛・太鼓・鉦など(地域によっては半鐘も)の地車囃子。その囃子を担当するものを鳴物(なりもん)、囃子方という。その拍子は、地車の動きに直結している。
二日にいび
堺市西区大鳥大社で毎月二の付く日(2・12・22日)に開かれる市。堺市鳳地区のだんじり祭りは、大鳥大社内にある美波比神社へ宮入りするが、祭礼日(10月第一金・土・日曜)の二日目と三日目が二日(にいび)と重なると地車が宮入りできなくなり、祭礼日を一週間後にずらす。
担いだんじり(かきだんじり)にないだんじり(かきだんじり)
コマの取り付けられていない、地車と同様の屋形細工を施した「担ぎもの」。和歌山県橋本市や泉佐野市大木地区などで見られる。地域によっては、太鼓台・布団太鼓などを「担いだんじり」と呼ぶところもある。
担いだんじり(かきだんじり)
担い棒(肩背棒)にないぼう(かたせぼう)
上地車の周囲を取り巻く棒のこと。地域によっては、「肩背」や「枠」など様々な呼び名がある。「箱だんじり」と呼ばれる堺型の地車には、元々、周囲を取り巻く肩背棒の無いものが多く、前部より棒(閂)が突き出ているだけであった。現存する堺型についている肩背棒は、そのほとんどが後に付けられたものである。
入魂式にゅうこんしき
地車を修理、新調、または購入した際に、安全曳行を祈念し、神社の神主により執り行われる清め祓いの神事。また、神社によっては地車に神の魂を入れることもある。町会館や地車小屋に神主を招き行うのが一般的であったが、近年、地車を神社まで曳いて行き、宮入りして行われることが多い。
にわか
南河内郡千早赤阪村・河南町、富田林市など南河内地域で祭礼時に奉納されたり、祭りの見せ物として青年団などの若者によって演じられる俄芸(即興の芸や漫才)のこと。南河内地域に多く存在する石川型(俄だんじり)地車は、前方に張り出した「縁」が俄の舞台に使われることから、この名前が付いたという。
俄
盗人曳きぬすっとびき
警察や町会の許可を取ることなく地車を曳行すること。かつて、岸和田の漁師町では、シケで漁に出れない時などに祭りと関係なく地車を曳いて遊んだ。それが盗人曳きと言われた。
年番ねんばん
岸和田だんじり祭の一切を取り仕きる最高運営機関。一年ごとの輪番制で、各町から選出される二十八人の年番で構成される。その年の年番を代表する「年番長」を最高責任者とし、統括にあたる。曳行コース、曳行時間の決定や市や警察などの諸団体との交渉、事故やトラブルの処理など、その任務は非常に大変なもの。現在と同様の年番組織が出来たのは、岸城神社と岸和田天神宮の祭礼が同日に行われるようなった明治初期から。また、岸和田以外でも、祭礼を取り仕切る組織を「年番」と呼ぶ地区もある。