祭礼用語集

だんじり祭に関連する祭礼用語を解説します。

     

祭礼用語集 検索結果16

<さ行>

差し上げさしあげ
地車の肩背棒に肩や腕を入れ、前部を浮かせてだんじりを持ち上げること。
差し上げ
三郷の寄り合いさんごのよりあい
岸和田だんじり祭において、昔の村方・町方・浜方の三郷の祭礼団体・町会と行政が集い、自主規制や宮入り・パレードの順番を決める会合のこと。
三枚板さんまいいた
主に、堺・住吉型や大阪型の地車に多く見受けられる、地車本体後方、小屋根下の左右正面(見送り)にはめ込まれる彫刻の施された三枚の板のこと。折衷型には、岸和田型同様の立体式見送りが施されているものが多い。
参拾人組(拾伍人組)さんじゅうにんぐみ(じゅうごにんぐみ)
泉州地域において、青年団を卒業した20代後半から40代前半までが所属する団体の名前。町によっては弍拾伍人組や拾伍人組など様々な名称がある。名前の由来は、後梃子のメンバーのワンセットの数だと言われる。主に、後梃子や大工方などはこの組織が担当する。
潮掛けしおかけ
岸和田だんじり祭において、海から海水を汲み、地車本体を清める儀式。宮入り前の「みそぎ」の名残りとも云われ、曳き手も同時に心身ともに清める。
仕入れ地車しいれだんじり
作り置きされた地車のこと。現在は注文を受けてから製作に当たるが、明治期や昭和初期にはそれを購入した所が多く見受けられる。
獅噛みしがみ
上地車の大・小屋根の前後に付いている唐獅子を模した彫物のこと。泉大津近辺では「鬼熊」と呼ばれる。
獅噛み
試験曳きしけんびき
祭り前の試験的な曳行。本番さながらに行う所もあるが、地域によっては少人数で行うところもある。祭りの一・二週間前に行われることが多い。
締め直ししめなおし
地車の曳行年数・曳行状況・部材のやせ細りなどによる本体のゆるみを解体して直すこと。
しめ縄(注連縄)奉納しめなわほうのう
大阪市平野区杭全神社にて1月3日に毎年行われる行事。地車の前後に太く編まれた注連縄を取り付け、地車を曳行し、杭全神社と三十歩神社に奉納する。この注連縄は、1月8日頃に杭全神社大鳥居と三十歩神社の鳥居に飾り付けられる。平野九町の地車保有町の持ち回りで行われる。元々は、地車を足場代わりにし、注連縄を鳥居に取り付けていた。
下地車しもだんじり
『岸和田型』地車のこと。それ以外の形の地車は「上地車」と呼ばれている。この呼び名は、昭和40年代から地車研究家の間で呼び交わされてきたもので、泉大津市と岸和田市の境界のあたる『大津川』の北と南で、曳行されている地車の形態が異なっていたことに由来している。北側を「上」、南側を「下」とし、上地車には「担い棒」と呼ばれる枠が付いているのに対し、下地車と呼ばれる『岸和田型』地車には付いてないのがこの分類の根拠。
集積ゴマしゅうせきごま
木端などを張り合わせて作ったコマのこと。生木のコマと違い乾燥などで割れないように考えられたコマで、地車を保管する時に履かせる場合が多い。近年、曳行用の集積ゴマも改発されている。圧縮ゴマ(あっしゅく)と呼ばれることもある。
昇魂式しょうこんしき
新調や買い替えにともない地車を売却する際、これまでの使用に感謝し、神社の神主により執り行われる清め祓いの神事。地車に宿る魂を天に昇すという意味から「昇魂式」と呼ばれる。平成2年、岸和田市紙屋町の現地車新調にともない、先代地車が岸和田だんじり会館に永久展示されることが決まり、この地車には二度と魂が入ることがない(二度と曳かれない)との意味合いから、初めてこの言葉が使用された。
すれ違いすれちがい
地車同士が道端ですれ違うこと。岸和田旧市では、かつてどこの道でも自由にすれ違いが行われた。狭い道でのすれ違いは地車同士の接触事故や曳き手同士の喧嘩が絶えずつきまとい、昭和45年から、曳行コースが一方通行になった。近年は道路事情も良くなり、臨海線や疎開道においてすれ違いが見られる。年配の方の中には、「いき違い」と呼ぶ人もいる。堺市旧市内では、明治29年にすれ違いが原因で多くの死傷者を出す喧嘩騒動が起こり、以後、旧市内での地車曳行は禁止になった。
青年団せいねんだん
各地域ごとに居住する20〜30歳代の青年男女により組織される団体。地域によっては、青年会・若中とも呼ばれる。だんじり祭りにおいて、曳行を行う中心的な役割を果たす。泉州地域では、高校生〜20代後半までの団体組織で、曳き手や鳴物を担当している。
世話人せわにん
祭礼運営にたずさわる、裏方的な人々。泉州地域では、準備については若い衆(青年団や若頭など)に任せ、祭礼の運営を円滑に進めるご意見番として活躍する。通常、曳行責任者は世話人たちの団体組織、「世話人会」から選ばれる。40歳代後半以上の人たちの事を指す。