だんじり学入門
第五章:だんじり祭に行ってみよう!!
それでは、実際に「だんじり祭」を見に行ってみましょう。だんじりを目の当たりにすると、その勇壮さと迫力にビックリするかも知れません・・・・?テレビ・ビデオ・インターネットなどで見るのとは、また違った印象を感じ取れることでしょう・・・・!
実際に「行って、見て、聞いてみる」、これが「だんじり祭」を知る上での基本中の基本です。
『いつやってるの・・・?
「だんじり祭」といえば、『秋まつり』と言う印象をお持ちの方も多いとは思いますが、秋だけではないんですよ・・・。だんじりの形がその土地土地で異なるのと同じく、祭礼日も様々です。多くは、神社の『秋まつり』に曳行されるのですが、兵庫県神戸市は例年5月のゴールデンウィーク。大阪市内は7月の「夏まつり」。夏と秋のどちらにも、だんじりを曳行するところだってあるんです。元々が神社の祭礼に曳き出されるものですので、豊作祈願・疫病退散・収穫への感謝など、それぞれの祭礼の持つ性格に よって異なっています。
まずは、情報を入手しよう!!
まずは、一番身近なあなたの住む町周辺で曳行している所がないか探してみましょう!地元の人たちや神社で聞いてみるのも良し、自治会の掲示板にポスターが貼っていないか見て回るのも・・・・。また、市町村の公報やホームページでも紹介されている場合もあります。
どこを探しても、近所にだんじりが曳かれていないと言う方は、『岸和田だんじり祭』。テレビ・新聞などのマスメディア に取り上げられるだけあって、その情報量は半端ではありません。市役所や観光振興会のホームページでも詳しく紹介されています。例年、9月の敬老の日の前の土・日曜日が祭礼日。南海本線岸和田駅を下りさえすれば、そこはもう「だんじり祭」のど真ん中!曳行マップやパンフレットなども無料配布されています。
いろんな所の「だんじり祭」を見に行ってみたいと言われる方は、インターネットで調べてみましょう!このサイトでは各地の祭礼日や神社へのアクセスなども満載! ケータイでは、文字通り『だんじり』と言うサイトがお奨めかも・・・・!?
↑パンフレット
彫物を見てみよう!!
だんじりは「動く美術館」、「動く歴史絵巻」と言われるぐらい、繊細で迫力ある彫刻が多数施されています。また、絢爛豪華な刺繍の施された「飾幕」を付けている地車も多く存在しています。神社でお祓いを受けるための「宮入り」時や休憩時間などの動いていない時が、彫物や飾幕がゆっくりと見れる絶好のチャンス!故事・神話、合戦絵巻をじっくりと見てみましょう。そのひとつひとつにストーリーがあるんですよ・・・・。
↑見送り幕
↑見送り彫物
地元の人に話を聞いてみよう!!
「近畿一円には約900台もの地車が存在しています。その土地土地で、違った歴史がある訳です。祭の歴史は元よりいつ頃から曳かれているのか、どこから買ってきたのか、彫物などの題材など。地車関連書籍やパンフレットなどに書かれていない事柄も、たくさん発掘できるかも・・・・?曳行時間や曳行コースなども教えてもらえるはずですよ・・・・。
参加することはできないの・・・?
だんじりを曳いてみたいと思う方は、一度、その地車をお世話している町会や自治会の方に聞いてみて下さい。少子化や高齢化、氏子意識の低下などから、曳き手や世話をする人たちも減少傾向にあることは否めない事実。祭礼前には、曳き手募集や青年団募集などのポスターが自治会などの掲示板に貼られていることも・・・。しかし、他町民は一切参加させていない所もあるようですねぇ・・・・。
だんじり祭、見物の心得・・・
1.祭礼関係者や警察官・ガードマンなどは、だんじりの安全曳行と、見物人の安全を確保するために随所で見物人を誘導しています。これらの方の指示には、速やかに従いましょう。立ち入り禁止箇所が設定されている所には、絶対に入らないようにしましょう。
2.広範囲にわたり交通規制が行われていたり、時間帯によって通行規制が行われている場合があります。また、交通規制が行われていなくても、曳行コース内の道路に車を駐車することは、曳行の妨げとなります。祭礼関係者や誘導看板の指示に従いましょう。出来るだけ、公共交通機関を利用しましょう。
3.曳行コース内や雑踏の中への自転車の乗り入れ、ベビーカーを押しての通行は、だんじり曳行の妨げになるとともに、他の見物人の迷惑になります。
4.脚立・踏み台に乗っての見物は危険です。絶対にしないようにしましょう。
5.日傘・雨傘を問わず、傘をさしての見物は非常に危険です。レインコート・雨合羽などを持参しましょう。

6.炎天下の見物の場合は、熱中症対策に心がけましょう。帽子をかぶり、水分補給を行いましょう。
7.ゴミを道路に捨てないで下さい。各自、持ち帰りましょう。
8.雑踏の中での喫煙は危険ですから絶対やめましょう。吸い殻のポイ捨てはやめ、携帯灰皿などを持参しましょう。
9.動いているだんじりの近くには絶対近寄らないようにしましょう。