蔵出しMeets 〜「Meets」編集者による、テーマ別グルメガイド〜
更新日:2011年01月25日
広大な中国で生まれた料理は、実に種類豊富で食材も多彩、刺激的な味で、毎日食べても飽きない料理だ。高級店やホテルのレストランで学んだシェフなら、その腕前はもちろんのこと、アイデアも盛り込んだ皿が毎日価格でいただけるとなれば、ふらっと行きやすい。いつでもどんなシーンでも使える中華手札を持っておこう。
中国酒菜 真怡記
【中華料理/淀屋橋・北浜・本町】

素揚げの豆腐入りで食感に変化が
見えない仕事にこそこだわる、町中華の旗手父は[同發]、息子さんは[聘珍楼]と2代続いて横浜で経験を積み、「見えない仕事も抜かりなく」の料理は正統な広東料理だが、「夜でも気軽に」とメニュー構成と価格帯はあくまで毎日仕様。中華の定番「麻婆豆腐」900円も、豆腐の半分を一度素揚げしてから合わせて炒めるという一工夫が。フロア担当の奥様は台湾出身なので、「魯肉飯(ルーローハン)」650円などもある。ファミレスのようにプラス250円のライスセットなど、一人客にうれしいシステムも。「店舗情報」詳細へ
広東料理 鳳泉
【中華料理/河原町・烏丸】

やわらかな豚肉にライチやキュウリが爽やか
だしの旨みがじんわり、名店の味を継承[鳳舞]に40年勤めたシェフが腕をふるうお店。オープンして約1年ながら、すでに常連客で賑わっている。料理の多くは鶏ガラと昆布で取ったダシが決め手だ。ふかひれスープなどはそれで、よりやわらかで深い味わいが実現されている。酸味控えめの甘めダレが白ごはんとよく合う「スブタ」1,050円など、炒め物に合わせた甘酢餡や醤油ダレも、飲み干したくなるほどあっさりした味わい。多人数で楽しめるコース料理も充実している。。「店舗情報」詳細へ
中国酒家 同源
【中華料理/神戸市灘区】

ボリュームたっぷりふわふわあんかけ
次世代の中国料理を生み出す名匠。“ヌーベルシノワの先駆け”として脚光を浴びてきた銭明健シェフ。新しいことにも果敢にチャレンジしてきたシェフだからこそ、テーマは中国料理の古典である「医食同源」。その最たるメニューが「麻婆豆腐」900円。30種ものスパイスを組み合わせた立体感のある味わいは、フレンチのシェフも「なんとか解明したい」と唸るほど。「野菜をおいしく食べてもらうために」と考案された「野菜と木の子のカニ・卵白あんかけ」1,200円は、辛いものの後に食べるとさっぱり。「店舗情報」詳細へ


