蔵出しMeets 〜「Meets」編集者による、テーマ別グルメガイド〜
更新日:2011年03月29日
外国人でもオカンからの愛は不変だが、日本人よりもむしろ輪をかけて世話焼き、お喋り好きなこともままあること。ちょっとつたない日本語や外国人ならではの積極的なコミュニケーション・スタイルも相まって、案外、オカン店は世界のオカンから入るのが、間口広いのかもしれない。
梅吉
【韓国料理/河原町・烏丸】

規格外の優しさは特盛りに。親心健在の韓流オモニ

ボリュームも親心も特盛りの韓流オモニ「お客さん独身や単身赴任の人多いでしょ〜。野菜を使って、ボリュームあって、安くしてあげないと」という親切さ。車恵連(チャ・ヘヨン)さんの規格外なスケールのやさしさは、いまやおとぎ話の中にしかいないかと思えるようなオモニ(お母さん)の温か親心かも。「豚キムチ」550円も野菜どっさりで2人前のボリューム。味の決め手は現地のお母さんから送ってもらうという天日干し唐辛子。辛さより、うまみ成分が際立つ極上のメニューと言える。「店舗情報」詳細へ
タイ料理・ラオス料理 KINKHAO
【タイ料理/東山・祇園・清水寺】

アジアンオカンのゆるさがほのぼのとさせる。
東南アジアのオカンの腕前を堪能オーナーいわく「ひたすら明るくてあっけらかん」のプンサップ・スクシラさん(左)。そして「タイ人以上にのんびり」のラオス人であるワーサナー・ヴェッタナさん(右)。店では彼女たちを中心に、リアルなアジアンの空気が振りまかれている。しかし仕事ぶりはシリアスで、味の決め手のタイ品種香草を自家畑で有機栽培するほど。「グリーン・カレー・ケーン・キャオワン」976円は、その香草や野菜のパワーで香りの鮮烈さレベル違い!「店舗情報」詳細へ
BAR RESTAURANTE RINCON CATALUNYA
【スペイン料理/京橋・OBP】

情熱の国の若オカン、美人でも仕事は頑固

バルセロナ魂、京橋で全開!有名サッカー選手らも訪れるバルセロナの家庭料理店のキッチンで働いていたスサーナ・ジュリア・石橋さん。同店で修業していた石橋さんと結婚して日本へ来た。ご主人いわく「パエリアの作り方でケンカしたり、彼女はイカ墨はイカだけ、みたいに超正統にこだわるんですよ」と。そんなスサーナさんの入魂の一皿が、「牛モツのカタルーニャ煮込み」800円。香ばしいビメント・チョリセロ(燻製パプリカ)が決め手の逸品だ。「店舗情報」詳細へ
タイ国料理店 イサラ
【タイ料理/芦屋・西宮】

オカンの知恵袋はタイ人もビックリ!
その味、タイ国政府のお墨付き!店主・丸山奈々さんがタイのことをよく知っているのはわかるが、母の敦子さんも負けていない。「普段は天真爛漫でお茶目なのに、タイのことになると途端に熱くなる」と常連の証言も。「こんなスパイスがあってね…」「タイでは生ソーセージにナッツを合わせるのよ」とどのお客にもとても丁寧に説明してくれる。現地色全開の味も食材も、食べ方はもちろん文化や歴史に関する敦子さんの話を聞けば、よりおいしく感じられる。「店舗情報」詳細へ

