この街、この名店 〜関西エリアのテーマ別グルメガイド〜

更新日:2012年01月04日

京の台所のお膝元、高倉通で料理に舌鼓

京都・高倉通特集

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四条烏丸の東側、北は丸太町通から南は高倉陸橋までを南北にとおる高倉通。中でも四条通から綾小路通の交差点までのわずか100m程度の路地は、最近飲食店がひしめき激戦区になりつつある。また、ビルに入居する店があるかと思えば、四条烏丸付近では珍しい町家を改装したお店やレトロビル風の一軒家で営業するお店など実に様々。今回は中でも、京都ならではの風情が感じられるお店や、京の台所「錦市場」の食材を使った料理が自慢のお店をご紹介。

仏光寺高倉 るらーれ

【和食/河原町・烏丸】

  • 前菜3種、シャンパングラス 写真
  • 仏光寺高倉 るらーれ 写真
    上:「前菜3種」(コース料理の中の1品)、「シャンパン」グラス1,300円〜
    左:築80年の仏光寺の宿坊を利用した風情あふれる店内。窓からは庭が眺められ、季節のうつろいを感じることができる。

元宿坊の町家でいただく、和とフレンチの融合和とフレンチを融合させた創作料理店「仏光寺高倉 るらーれ」。2010年8月にオープンし、約半年後の2011年3月には、エントランスにワインバーを増設してリニューアル。店舗は、すぐ近くにある仏光寺の宿坊であった建物を改装利用したもので、中庭や坪庭、渡り廊下や土間など、あちらこちらに町家の風情が漂う。料理は和とフレンチの融合で、前菜からお造り、天ぷら、寿司、テリーヌやパイ包みまで、毎朝市場から仕入れる旬素材を活かした和洋折衷の数々。ワインの品揃えも豊富で、常時8種ほどあるグラスは700円〜、50種ほどスタンバイするボトルは4,500円〜。常駐のソムリエさんが相談に応じてくれる点も魅力的だ。料理の飾り付けはもちろん、目の前で仕上げてくれるパフォーマンスなどのほか、器やしつらいなど、店内の隅々までにおもてなしの心が込められている。「店舗情報」詳細へ

りらく

【居酒屋/河原町・烏丸】

  • 鶏なべ(塩) 写真
  • 牛すじ煮込みと半熟玉子 写真
    上:「鶏なべ(塩)」1人前1,050円(※写真は2人前)
    左:「牛すじ煮込みと半熟玉子」550円

肩肘張らずにリラックスできる居酒屋さん高倉通と綾小路通が交わる北東側に位置するこちらの居酒屋さん。仕事や買い物帰りにサクッと立ち寄れる普段使いとしてはもちろん、宴会や仕事の接待などでも重宝しそう。人気ナンバーワンは、「牛すじ煮込みと半熟玉子」。トロトロになるまでじっくりと煮込んだ、ほどよく甘辛い逸品だ。また、約6時間かけて煮詰めて旨みを凝縮した濃厚な鶏がらスープがクセになる「鶏なべ」も、寒い冬にもってこいの看板メニュー。1人前の小鍋からオーダーOKなので気軽に楽しめる。40名までの宴会にも対応可能で、90分飲み放題付きのコースは、3,500円(平日限定)、4,000円、4,500円などから予算に応じて選べる。掘りごたつが並ぶほっこりとした雰囲気の店内で、肩肘張らずに食事を楽しんで。「店舗情報」詳細へ

SPOON

【その他和食/河原町・烏丸】

  • 湯葉とよもぎ麩のパリパリピザ風、サーモンときのこのバター醤油釜飯、丹山酒造ボトル 写真
  • SPOON 写真
    上:「湯葉とよもぎ麩のパリパリピザ風」680円「サーモンときのこのバター醤油釜飯」840円「Japon」(丹山酒造)ボトル1,800円
    左:掘りごたつ20席。その他カウンター、テーブル、個室のお座敷と用途に合わせて選べる。

合鴨農法の米など、こだわり食材の和風創作料理シンプルでスタイリッシュながらも、どこかホッとする和の風情が漂う和風創作料理店。特に素材にはこだわっており、オーナーの実家で合鴨農法にて手間隙かけて栽培された有機無農薬米をはじめ、京野菜や地酒などにいたるまで、オーナー自らの舌で選んだ厳選食材ばかり。特に、こだわりの合鴨農法で育ったお米をふっくらと炊き上げた釜飯は必食だ。ほかにも、揚げ物から珍味まで居酒屋定番メニューのほか、湯葉や生麩、京水菜などを使った京都らしい料理も多く並ぶため、地元っ子だけでなく、府外や海外からの観光客にも人気。また、アルコールも豊富に揃えており、なかでも京都・亀岡で女性杜氏が営む「丹山酒造」の日本酒など、京都の地酒を楽しめるのも魅力のひとつ。「店舗情報」詳細へ

お数家いしかわ

【居酒屋/河原町・烏丸】

  • にしんなす、ポテトサラダ、ほうれん草とまいたけのごま和え 写真
  • お数家いしかわ 写真
    上:「にしんなす」550円「ポテトサラダ」450円「ほうれん草とまいたけのごま和え」480円
    左:1階はカウンターのみ13席。2階はゆったりとした座敷もあり宴会にもおすすめ。

京都のおかあさんの味、おばんざいにほっこり高倉通を西へ少し入ったところに静かに佇むおばんざいのお店。もともとOLだったオーナーの「女性ひとりでも気軽に食事ができるお店を」という思いをコンセプトに2006年にオープン。カウンターに並ぶオーナー手作りのおばんざいは常時11〜12種ほどで、その日の食材によって日替わりで楽しめる。なかでも、甘辛く炊き上げた「にしんなす」や、飴色になるまで炒めた玉ねぎの甘みと自家燻製したベーコンの香りがクセになる「ポテトサラダ」などが定番人気。おばんざいのほか、「初産み卵の卵かけごはん」など、一品料理やお酒も豊富。また、前日までの予約で、系列のカフェにてパティシエールが作るホールケーキ(1,300円〜)の用意も可能なので、誕生日や記念日などにもぜひ利用したい。「店舗情報」詳細へ

【取材】 松本ゆう子

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