旬彩倶楽部 〜旬の料理が美味な名店&人気店を集めた食材別グルメガイド〜
更新日:2012年05月02日


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甘みが凝縮したプリプリの身がおいしい
明石が誇る鮮度抜群のブランド食材淡路島と明石市の間に広がる明石海峡で水揚げされるマダコのことを地元では「明石蛸」と呼んでおり、地域を代表するブランド魚介として広く知られている。潮の流れが速い海底を生息地とする明石蛸は、太くがっしりとした脚が特徴で、引き締まった身は歯応えも抜群。また、エサとするエビやカニが豊富にあることから、甘みが強くなるともいわれている。一時、絶滅の危機に瀕するも、産卵用の蛸壷を仕掛けるなどの事業を行うことで、漁獲量も安定するように。これらのエピソードからも伺えるように、明石蛸は明石が代々守ってきた希少な食材ともいえる。また、明石の名物として有名な明石焼にも欠かせない存在だ。
- 旬の時期:5月〜7月
- 蛸が成長して食べ頃になるのが夏期。特に甘みが強くなり、歯応えがありつつもほどよく柔らかい食感が楽しめる。また、夏の漁師は麦わら帽子姿で漁に出るなど諸々の説から、この時期の蛸は「麦わら蛸」とも呼ばれ、非常に美味とされる。
- 主な産地:
- 実は兵庫県はマダコの漁獲量が日本一。主に明石海峡の近海で水揚げされ、年間約1,200トンもの量が港に揚がる。

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- 上:有名な蛸や鯛が各所に描かれている名物商店街
- 左:店頭に蛸の干物などを吊るしている店も
独自のルート「昼網」の鮮魚が集う商店街
地元民に「うおんたな」と呼ばれる全長350mの魚の棚商店街。その歴史は古く、江戸時代に宮本武蔵による城下町の町割り事業から誕生したといわれている。明石港からすぐの場所にあり、明石蛸や明石鯛などブランド魚介を扱う鮮魚店や飲食店が軒を連ねる。また、商店街のあちこちで見かける「昼網」とは、11時30分からセリにかけられた近海の魚介が、仲卸を介さずに商店街へ運ばれる明石独自の流通ルートのことで、昼時に水揚げされたばかりの魚介が驚異のスピードで店頭に並ぶ。だからこそ、安価で新鮮な魚介を購入することができるのだ。

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たこづくし和膳
バリエーション豊かな明石蛸料理が一同に味わえると、オープン以来根強い人気を誇るランチ限定のメニュー。昼網で仕入れる鮮度抜群の蛸は、まずは刺身でダイレクトに味や食感を楽しもう。弾力ある身は、噛めば噛むほどにジュワッと口の中で旨みが広がり、吸盤のプチプチとした部分もまたうまい。オリジナルのレシピでじっくり煮込んだ柔らか煮、プリプリとサクサクの食感が同時に楽しめる天ぷら、米の芯まで干し蛸のエキスが染み渡った蛸飯。どれも主役級のインパクトを持つ逸品ばかりだ。

明石蛸料理のほか、明石産のイイダコを使った利休あえも、酒のお供として人気を博する
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たこづくし和膳2,000円
柔らか煮、蛸飯、つみれ汁、天ぷらなどすべての料理に明石産のイイダコや明石蛸を使用。全6品
鮓 希凛
【寿司/兵庫県その他】
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- おまかせにぎり3,150円。つきだしと赤だしが付く

- 商店街の中でひと際目立つ、スタイリッシュな雰囲気
魚卸人×料理人が生み出す極上寿司淡路島の寿司店で修業を積んだ丹野さんと、明石で魚卸業に携わってきた赤木さんの息ぴったりコンビによる寿司店。一番人気の特上にぎりは、明石蛸、淡路島産のウニ、天然本マグロのトロなど高級食材のオンパレード。明石蛸の握りは吸盤の部分をネタに使っており、コリコリとした歯ごたえがたまらない。「店舗情報」詳細へ
よこ井
【鉄板焼・お好み焼き/兵庫県その他】
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- 明石焼き10個500円。注文を受けてから焼くのがポリシー

- 創業は昭和27年(1952)。横井さんが昔ながらの味と暖簾を守る
明石焼の元祖スタイルを守り抜く名店明石焼の元祖といわれる向井清太郎氏のレシピを受け継ぐ老舗。現在では熱いダシで供する店が主流だが、冷たいダシに熱々の焼きたてを付けて味わう本来の食べ方を創業以来貫き通す。2代目となる横井孝子さんが熟練した技で焼き上げた明石焼は、外は香ばしく、中はふわふわ。生地にしっかりと味がついているので、そのまま食べてもおいしい。「店舗情報」詳細へ
内海商会
【お土産/兵庫県その他】
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- たこの柔らか煮100g480円。イイダコや子持ちイカなどを詰めてもOK

- 蛸の柔らか煮や蛸わさびなどは試食の上で購入できるのが魅力
秘伝のタレで煮込んだ柔らか煮地元の市場から仕入れる明石の名産品を加工して販売。中でもおすすめしたいのが自家製の甘辛いタレで煮込んだ明石蛸の柔らか煮。濃厚なタレの味が中までしっかりと染み渡っており、ご飯のお供や酒の肴にぴったり。ワサビのピリッとした独特の風味とコリコリの食感がたまらないたこわさび100g390円も評判の人気商品。「施設情報」詳細へ
【取材・文】吉田麻緒/【撮影】直江泰治





