「関西蕎麦ルネサンスと蕎麦変人伝説」その4
僕にとっては関西の蕎麦屋と仲良くなれたのはすべてこのO氏のおかげであり、ライター的に見ても書を趣味とする彼を大先生とも思っている。
先日、久しぶりの連絡をした。お天気挨拶はさっさと済ませ、僕は用件を明確に伝えた。「今度の20日に群馬へ行こうと思うんですけど、あの蕎麦屋さん一緒に行きませんか」。
先述のとおり、よく働き、よく食べる人である。なかなか遊びの用事では会うことは難しい。しかし、その後メールが入った。見るとこう書いてある。
「20日仕事休みますんであの店いきましょう」。
おぅ、やはりO氏は蕎麦変人だ。実は僕も昨年、O氏と一緒に長野の巨大な蕎麦畑に収穫のボランティアに行っている。そして今回はわざわざ蕎麦を食べに群馬へ行こうとしている。僕もかなりキテいるのかもしれない。美味い蕎麦とは、人をここまで変えてしまう魔力があるので要注意。
(文:河村研二)
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