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落語(らくご)とは
衣装や舞台装置などを極力使わず、演者の技巧と聴き手の想像力で噺の世界を広げていく芸のこと。噺の最後に「オチ」がつくのが特徴で、歌舞伎などほかの伝統芸能とは違い、落語は身振りと手振りのみで噺を進め、一人何役も演じる。
落語の歴史
落語の始まりは、室町時代末期から安土桃山時代にかけて戦国大名のそばに仕え、話の相手をしたり、世情を伝えたりする「御伽集(おとぎしゅう)」と呼ばれる人たちからはじまったと言われる。
その中の一人、安楽庵策伝(あんらくあんあんさくでん)という浄土宗の僧侶は、豊臣秀吉の前で滑稽なオチのつく「噺」を披露してたいへん喜ばれ、江戸時代に入ると有料で噺をきかせる人物が登場し、大阪では「米沢彦八」、京都では「露の吾郎兵衛」、江戸では「鹿野武左衛門」などが活躍。こうして「寄席」が誕生したと言われている。
上方落語とは?
上方落語は、上方を中心に発達した落語。江戸中期の露の吾郎兵衛と米沢彦八を祖とし、見台(けんだい)を前へ置き、張り扇と小拍子を鳴らし、時には囃子(はやし)や鳴り物も入れる。大阪落語、上方噺(かみがたばなし)とも呼ばれている。

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