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パソコン世代の現代病「VDT症候群」

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秋の夜長、つい遅くまでテレビを見たり、インターネットをしたりしていませんか?
また、決算期や迫ってきた年末の対応に追われて深夜までパソコンに向かいっぱなし…という方も多いのでは。
このように長時間ディスプレイを見続けることでおこる健康トラブル「VDT症候群」をご存知でしょうか。目を酷使することによってドライアイになりやすいのはもちろんのこと、肩こりや腕の痛みに悩まされるほか、ストレスがたまって心の病に陥ることも!ちょっとしたケアで予防できるので、ぜひ覚えておきましょう。

ディスプレイなしではいられない現代人

VDTとはVisual Display Terminal(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)の略で、VDT症候群とはこれを長時間使用したことによる心身トラブルの症状で、別名「テクノストレス眼症」と言います。
現代の社会では、パソコンのモニターやテレビ、携帯電話など何らかのディスプレイを見ないで過ごすことはまずありません。
また、パソコンを使って仕事をする方の60〜80%に何らかの疲労症状がみられ、疲労の状況は作業時間の長さに比例して増加しています。

VDT症候群になるとどうなるの?

  • 目の疲労
    パソコンを使って作業をされる方は、モニターを凝視することでまばたきの回数が通常の半分以下に減少、さらに視線はモニターとキーボード、書類などの間を激しく移動します。これが目に大きな負担をかけ、その結果、ドライアイといわれる眼球の乾燥、目のショボショボ感、充血、痛み、異物感、視力の低下、かすみ、ぼやけなどを引き起こします。また、コンタクトレンズをしている人の場合、この傾向はさらに大きくなります。
  • 首、肩、腕、腰のコリや痛み
    悪い姿勢のまま長時間同じ姿勢をしていると筋肉は緊張します。この緊張が筋肉内の血管を圧迫して血流を悪くします。血流が滞ったところには老廃物がたまり、神経を刺激して痛みを感じるようになります。また、これを放置したままにすると、老廃物に邪魔されて、ますます血流が悪くなり、新たな老廃物がたまって痛みを感じる、という悪循環を繰り返すことになります。さらに、肩のコリが腕のしびれに広がり、その他の症候群を引き起こすことも。
  • 精神に現れる症状
    目の疲労はもちろん、その他の体の不調から精神的な苦痛(ストレス)が少しずつ溜まっていき、「理由もないのにイライラする」「不安感が強くなる」「眠れない」などの精神症状もあらわれてきます。このように抑うつ状態や睡眠障害に陥った場合は、早めに医師の診察を受ける必要があります。

目の疲れを予防するには休憩とストレッチが効果的

VDT症候群、中でも目を疲労させないようにするには、少しの工夫と普段の心がけで簡単に予防できます。

  • こまめに点眼
    目の乾きや不快感をおさえるために、こまめに目薬をさすようにします。
  • 適度に休憩
    1時間ごとに10〜15分の休憩が理想的。
    その間、目を閉じたり、蒸しタオルをあてたり、遠くの景色を眺めるなどしてリフレッシュを。
  • 軽いストレッチ
    肩を回す、屈伸をする、背伸びをする、など軽く身体をほぐすストレッチを行い、同じ姿勢を続けないようにしましょう。目の疲れだけでなく、肩や首のこりにも有効です。
  • ディスプレイの位置を調整
    ディスプレイは、光が反射しない場所に置き、目線が少し下向きになるような高さにしましょう。
  • 目にやさしい環境を
    目に直接空調の風があたらないようにし、メガネやコンタクトレンズの度は合ったものを使用しましょう。

肩こりは温めることで血流を改善

職場でできる肩こりケア

  • 水で濡らしたタオルを電子レンジで温めて、コリの部分に当てる。
  • 使い捨てカイロでコリの部分を温める。

いずれも、ほどよい温度で15分〜30分じっくり温めることが大切です。低温やけどに注意し、痛みがぶり返したらしばらく中止してください。

自宅でできる肩こりケア
慢性的な肩こりを解消するには、コリの部分を温め、滞った血流を回復させることが一番。そのためにはバスタイムを有効活用します。効果を高めるには少しぬるめのお湯に20〜30分ゆっくりつかること。気温が高い日でも疲れを取る効果を期待して、毎日入浴しましょう。
また、時間のあるときは運動を取り入れてみては、心身ともにすっきりとした気分になりますよ。

毎日の食事を見直す
血行をよくするビタミンEや筋肉の働きを促進するカリウム・マグネシウム・カルシウムを上手に摂って、体の中から肩こりを予防する事も効果的です。

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