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よく観察しよう!爪は第2の皮膚

よく観察しよう!爪は第2の皮膚

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顔の色が悪い、唇の色が悪いなど、人は顔を見て健康状態を判断することが多いですが、爪の色や形でも健康状態がわかる場合があります。
爪が割れやすくなった、表面がデコボコになっている、最近2枚爪になることが多い、いつもと色が違う、など、当てはまる方も多いのでは? 実はこれらも、顔と同じく身体の異常を表していることが多いのです。

爪はケラチンというタンパク質でつくられています。皮膚の一部が変化したもので、肌と同じ成分と言ってもよいでしょう。爪も肌と同じように、きちんと手入れしていないと、乾燥したり、しわが寄ったり、色が悪くなります。
爪は毎日0.1〜0.15mmずつのびていますから、身体の栄養状態や、血流や代謝の状態がよくないと、爪にも影響します。とくに、爪は身体の末端にあって栄養補給が十分に行われにくいため、不摂生な生活をしていると顕著に現れてきます。
爪はカラダのバロメーターです。不足している栄養素や健康状態を知るためにも、たまには爪をチェックしてみましょう。

爪の状態でわかる体調

■ 爪の色
白っぽい爪 爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)、貧血、マニキュアの刺激、肝臓の病気
緑色の爪 緑膿菌(りょくのうきん)などの細菌感染
黄色の爪 水虫、カンジダ、肺や気管支の病気、甲状腺疾患
赤黒い色の爪 肝硬変、肝臓病、ホルモン異常
赤色の爪 多血症、脳血栓、心筋梗塞
■ 爪の状態
2枚爪 乾燥や外部からの衝撃が原因。3層からなる爪に空気が入り、1番上のエナメル層がはがれてしまう。水仕事が多い人、マニキュアの除光液をよく使う人、冷え性の人はなりやすい。
匙状爪(さじじょう爪) 鉄欠乏性貧血が原因で、爪がスプーンのように反り返ってしまう。重症だと子宮筋腫や子宮内膜症の可能性も。
縦線が入っている 加齢による老化現象が原因。過度のストレス、睡眠不足、過労でも起こる。
巻き爪 爪にいつも圧力がかかっていることで起こる。靴に圧迫されることの多い足の親指の爪などによく見られる。皮膚に食い込むと痛みをともなったり、細菌感染して悪化する場合がある。

爪が教える栄養素不足

爪の主成分であるタンパク質はもちろんのこと、ビタミン、ミネラルの不足も、爪を見ればわかります。
縦に裂けやすい場合は、胃酸不足によって全体的な栄養素の消化吸収が鈍っている証拠。食事のときに酢の物などを取り入れて胃酸不足を補うとともに、肉・魚・大豆製品などタンパク質を中心にした栄養バランスのいい食事を心がけましょう。
スプーンのように反り返る匙状爪は、鉄分不足が考えられます。鉄分が群を抜いて多いのが、乾燥青のりや乾燥ひじき。レバーにも鉄分は豊富です。これらの食品が苦手な人は、鉄鍋や鉄製のフライパンなどで調理をすることでも補えます。
そのほかにも、下記のようなことが考えられます。

■ 爪の状態と不足している栄養素
もろくてうねりが出る ビタミンB1 レバー・穀物の胚芽・豚肉・豆類など
ビタミンB2 レバー・うなぎ・卵・大豆・乳製品・葉菜類など
ビタミンB6 レバー・肉類・カツオ・マグロなどの魚類・バナナ・ナッツなど
ビタミンB12 しじみ・牡蠣などの貝類、・レバー(豚・鶏)・サンマ・いわし・たらこなど
葉酸 レバー・豆類・ほうれん草・ブロッコリー・春菊・グリーンアスパラなど緑黄色野菜
ナイアシン たらこ・マグロ・カツオ・めざし・レバー(牛・豚)インスタントコーヒー粉・落花生など
パントテン酸 レバー・干ししいたけ・卵黄・納豆・牛乳など
爪がスプーンのように
反り返る(匙状爪)
鉄分 レバー・赤身の肉・卵・貝類・大豆製品・海藻類など
乾燥して割れやすい ビタミンA ニンジン・にら・ほうれん草など
カルシウム 牛乳や乳製品・小魚類など
白い点ができる 亜鉛 牡蠣・うなぎ・牛もも肉・チーズ・レバー(豚・鶏)・大豆・豆腐・そば・ゴマ・緑茶・ナッツなど
異常に乾燥し黒ずむ ビタミンB12 しじみ・牡蠣などの貝類、・レバー(豚・鶏)・サンマ・いわし・たらこなど
ささくれ たんぱく質 肉類・魚類・卵・大豆製品・乳製品
ビタミンC アセロラ・赤ピーマン・いちご・みかん・柿・キウイなど
葉酸 レバー・豆類・ほうれん草・ブロッコリー・春菊・グリーンアスパラなど緑黄色野菜

つけ爪、ネイルアートも要注意

昨今のブームで、つけ爪やネイルアートが特別なおしゃれから、普段使いとして浸透してきました。
しかし、同時にトラブルも急増しています。
国民生活センターによると「ネイルアートをしてもらったが、2日後から指が腫れ、化膿してしまった。」「ジェルネイルをして1週間ではがれてきたのでやり直してもらったが、やはり1週間ではがれた。3回やり直してもらったら爪が乾燥して表面がはがれ、痛みが出た。」「施術中にうまくいかず何回もやり直した上、つけ爪が肉に食い込み血豆状になってしまった。」などの事例が同センターの危害情報システムに寄せられているとのこと。
同センターは消費者へのアドアイスとして、

  • つけ爪は爪にとっては負担がかかるものであることを認識しましょう
  • つけ爪用の接着剤や用材は、かぶれや化学やけど、引火に注意しましょう
  • 施術時の衛生管理はしっかり行い、異常を感じたらすぐに受診しましょう
  • サロン選びにも注意しましょう
  • 時々は爪を休ませましょう

としています。

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