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特集:がん健診 2009年5月7日

がんは身近な病気です 受けよう!がん健診

  • あなたと家族のために
  • PET検査体験レポート
    • 従来の人間ドックも、自覚症状のない病気やその前兆を見つけ出すために非常に有効ですが、日本人の最も多い死因となっているがんの発見に、とくに優れた効果を発揮するのが「PET検査」です。PET検査のPETは、Positron Emission Tomographyの略で、「ポジトロン断層撮影法」と呼ばれています。この検査法は、がん細胞の性質を利用した検査法で、がんの発見率が非常に高いのが特長です。
      がん細胞は正常な細胞に比べて、細胞分裂を頻繁に繰り返すため、ブドウ糖を多く取り込む性質を持っています。PET検査では、はじめに注射でブドウ糖によく似たFDG(フルオロデオキシグルコース)という薬を注入します。この薬をブドウ糖と見なして取り込もうとするがん細胞の動きを観察し、がんを発見するのがPET検査です。
    • 転移性肝腫瘍が見つかった画像例

      転移性肝腫瘍が見つかったPET検査の画像例
      (提供:日立メディコ社)

    PET検査体験レポート!

    今回は、働き盛りの40代ということもあって、なかなか検査を受ける機会がないというSさんが大阪・中之島にある「中之島クリニック」PET検査を体験しました!

    DATA 40代男性 管理職、体形:痩せ型
    『これまで健康診断で、高脂血症ぎみと診断されたことがあって、体の健康状態は気になってたんですよね。最近では自分ががんになったら…と考えることも。PET検査にはすごく興味があって、家族のためにもそろそろ、定期的な人間ドックやがん健診を受けなければと思っていました。』
    • 一日の運動量/ほぼ座りっぱなしの仕事。週末もあまり体を動かしていない
    • 生活習慣/一日20本 喫煙歴:20年
    • 一日の食事/朝:ほぼ食べない 昼:抜くことも多い 晩:時間帯が不規則で肉料理が中心
    • 睡眠時間/平均4〜5時間

    予約〜検査当日

    PET検査を予約すると、問診票やPET検査の説明や同意書が郵送されます。
    既往歴(以前かかったことのある病気)、喫煙や飲酒、食事などの生活習慣についての問診に回答し、必要であれば返送します。 検査当日は、検査の4時間前から絶食、禁煙します。また、検査当日の運動は検査に影響するので控えます。

    START! 受付

    • 受付の後、ロッカーで検査着に着替えて、
      いざスタート!

    STEP1 身体測定・採血・検査(30分)

    身長、体重、BMI、肥満度、血圧、血糖値を測定します。

    • 血圧が不安定らしく、再度測定。緊張のせいかな…。検査の説明は、非常に丁寧にしていただけたので 、内容はよくわかりました。郵送されてきた説明書だけでは理解しにくかったところも、質問すればわかりやすく説明してくれました。説明書を読むだけでなく、対面で説明を受けられるので安心ですね。
      採血は会社の健康診断でもよくやる採血です。ただし、針はさされたまま、PET検査に突入。点滴のように、針につながったチューブから検査薬を注入されるようです。

    STEP2 PET検査薬を注射(20分)

    PET検査に必要な検査薬FDG(ブドウ糖製剤)を静脈へ注射します。

    • 検査薬がチューブをつたって体内に。チューブ内の赤い血が透明な検査薬にかわっていき、じわじわと薬が入ってくる感触が血管を通じて伝わってきます。放射線が出るということで、注入がスタートした瞬間、2人の看護師さんはサササっと3mほど離れていきました。このような扱いになることは事前に説明があります。1日に何人も検査する看護師さんの健康のためにしていることなんですね。
    • STEP2 PET検査薬を注射(20分)
    • ※FDGには、微量の放射性物質が含まれています。

    STEP3 安静・待機(60分)

    検査薬FDG(ブドウ糖製剤)が体内に行き渡るよう1時間ほど安静にし、検査前に排尿します。

    • きれいなリラックスコーナーで、ひと休み。
      静かでとても居心地のよい場所でした。普段忙しくしている人にとっては、貴重なリラックスタイムにもなって、検査と休憩で一石二鳥。タイマーがセットされ、アラームが鳴ったら必ずトイレに行くようにとのこと。出ないと心配なので、水はたっぷり飲みました!
    • STEP3 安静・待機(60分)

    STEP4 PET撮影(20分)

    機器の中央にある台の上にあおむけになります。ドーナツ状のスキャナーがスライドしながら、全身を撮影していきます。

    • いよいよ本番、ということで一瞬緊張。
      寝台にベルトで固定され、気分が悪くなったときのためにとブザーの鳴るボタンを手渡され…でも、結局は寝ているだけ。グルグル回されたり、ポーズを指示されたりすることもなく、体の自由がないだけで、ここでもリラックス。
    • STEP4 PET撮影(20分)

    STEP5 休憩(30〜40分)

    体から検査薬が抜けるまで休憩し、もう一度排尿します。

    • 先ほどのリラックスコーナーで、雑誌を読んでくつろぎます。
      最後にトイレで用を足して終わり!
      なんだか寝ているばかりで、とってもラクな検査でした。
    • STEP5 休憩(30〜40分)

    GOAL!おつかれさまでした! 合計:約3時間

    着替えが終わったら、PET検査は終了です。

    • 検査の感想
    • 検査自体は予想以上にラクでした。検査を受けたというより、休憩させてもらったかのよう。先生の説明によると、リラックスした状態で検査しないといけないとのこと。施設もキレイで、とても過ごしやすかったですね。検査薬は血管から注入するので、不味いものを飲まされることもありません。痛みといえば、注射針を刺される瞬間チクッとするだけ。あとは横になって過ごせる快適検査。これで、がんを早期発見! いや、がんがなければ万々歳〜という感じですが、結果が出るまでは内心ドキドキですね。

    • …2週間後、検査結果が届いたとのことで、Sさんに伺ったところ、「少し気になる数値があり再検査と書かれていたものの、今回の検査ではがんは発見されませんでした。」との結果に、Sさんもスタッフも一安心しました!
    「PET検査体験レポート」はいかがでしたか。
    施設にもよりますが、検査結果は約2週間程度で郵送されてきます。

    • PET検査で送られてくる物の例
    • << 送られてくる物 >>
      ・検査結果報告書
      ・検査結果参照の手引き書
      ・全てのPET画像が入ったCD-R

      「精密検査が必要」と書かれていても、がんが見つかったというわけではありません。怖がらずに病院で精密検査を受けましょう。

    ご協力いただいたクリニック


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