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薬膳特集特集:薬膳特集 2011年5月12日、6月2日

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    あなたに今必要なものは? 「気」「血」「津液(水)」の過不足・流れをチェック

    中医学には、自分の体調を知るためのさまざまな方法がありますが、もっとも基本的で分かりやすいのが、「気」「血」「津液(水)」という3つのキーワードから体調を知る方法です。
    下の表から、「気」「血」「津液(水)」それぞれどちらのタイプかをチェックします。チェックがより多くついたほうがあなたの体質です。

    気(き)

    生命を維持するために必要不可欠なエネルギー源となるのが「気」です。気が充実することで、体力、免疫力、抵抗力が増すと考えられています。

    チェックが多い方があなたの体質

    • 気虚証(ききょしょう)
    • 気帯証(きたいしょう)

    血(けつ)

    酸素やさまざまな栄養素のもとになったり、それらを運んだりするものが「血」です。私たちの体内を巡っている血液と同様の働きをしています。

    チェックが多い方があなたの体質

    • 血虚証(けっきょしょう)
    • 血お証(けつおしょう)

    津液(水)しんえき

    私たちの体にある、血液以外の水分(体液)にあたるのが「津液(水)」です。涙や唾液、胃液、汗、リンパ液など、すべての水分が津液(水)にあたります。

    チェックが多い方があなたの体質

    • 津液不足証(しんえきふそくしょう)
    • 湿証(しつしょう)

    それぞれの体質に適した食材を摂ろう

    気・血・津液(水)から自分の体調や体質を知ったら、それぞれに適した食材を知り、薬膳料理の素として考えていきます。

    気虚証
    米、山芋、じゃがいも、かぼちゃ、豆類、牛肉、イワシ、カツオ、はちみつ、干し椎茸、ナツメ、栗、桃…など
    血虚証
    にんじん、ほうれん草、小松菜、山芋、落花生、ぶどう、ライチ、豚レバー、イカ、タコ、竜眼…など
    津液不足証
    ごま、牛乳、卵、豚肉、鶏肉、牡蠣、ホタテ、ひじき、セロリ、きゅうり、豆腐、バナナ、白木耳、松の実…など
    気帯証
    そば、らっきょう、グリーンピース、ゆず、みかん、オレンジ、レモン、かぼす、ジャスミン茶、陳皮、バラ茶…など
    血お証
    チンゲンサイ、空心菜、くわい、甜菜(てんさい)、ウコン、酢、紅花…など
    湿証
    ハトムギ、とうもろこし、大豆、小豆、冬瓜、フナ、ハモ、金針菜、茗荷、生姜、ネギ、香菜…など
    若林くみ子(わかばやしくみこ)先生

    薬膳は、体から送られるサインを知り、それに適した食材を摂ることで健康になろうという考え方です。しかしそれは、「薬に頼ってはいけない」というものではありません。辛い痛みや症状があるときは、お医者さんにかかったり薬の力を借りることも必要です。痛みや症状を繰り返さないために、薬膳の考え方を活かして、日頃の予防・対策に取り組むようにすると良いでしょう。とはいえ、薬膳で100%の予防・対策をするのは難しいことですから、定期的にきちんと健康診断を受けることも必要です。自己分析に頼りすぎないように気を付けましょう。また、薬膳を始める際に、最初からストイックに追求することはオススメしません。ライフスタイルに合わせて、できることから、楽しく、おいしく、をモットーに継続していくことが大切です。そして、それこそが、健康を維持していくための秘訣だと考えます。皆さんも、少しずつでも薬膳の考え方を採り入れて、ご自身やご家族の体と健康を、見つめ直してみませんか。

    ≫梅雨と初夏の食材ガイド

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