健康でいきいきと美しく 年齢別でみる「女性ホルモンとカラダの変化」特集:女性の健康 2012年2月2日

  • 女性のカラダの変化
  • 「新」女性に多い症状・病気
  • いつまでも女性らしく美しく
年齢別でみる「女性ホルモンとカラダの変化」

女性と男性。2者の違いは何でしょうか?
一番に思い浮かぶのは「妊娠・出産する機能をそなえているかどうか」でしょう。

女性には子宮があり卵巣があります。そしてこれらと深い関係にある女性ホルモンは、自律神経や脳、骨や皮膚とも関係があり、女性の身体全体をコントロールしています。
排卵時に気分や体調が不安定になったり、更年期にほてりやのぼせ、イライラ、身体の不調を感じるのも女性ホルモンの影響です。

このように女性は“月経による毎月の女性ホルモンの変化”と“一生涯を通しての女性ホルモンの変化”があり、ホルモン分泌がほぼ一定している男性と比べると、さまざまな心身の不調があると考えられます。しかし残念ながら医療の現場では、女性は「小型の男性」と考えられ、検査・治療は男性を基準に行われてきました。
そこで近年、注目を集めているのが男女の差を考慮した「性差医療」です。
これは主に、発症率が男女どちらかに偏っている病気や、臨床的に男女差のある病気に対し行われています。病院で「女性外来」という名前を目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。 つまり健康について考える場合も、男性と女性では大きな違いがあることをふまえなければならないということです。

女性のカラダの変化

女性ホルモンとは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)のこと。これらは脳からの指令によって、卵巣から分泌されます。
女性の身体は女性ホルモンの分泌量によって、外見的にも内面的にも変化していきます。ここからは、分泌量の変化に注目して、身体の変化を見て行きましょう。

思春期[8〜18歳]

女性ホルモンの分泌が徐々に増え始め、12歳前後に初潮を迎えます。体つきも女性らしく丸みをおびてきます。

【体型変化第1期:16〜18歳頃】

初潮を迎えた頃は卵巣の働きが未熟なこともあり不安定だった月経周期ですが、16〜18歳ごろには周期も安定し、女性らしいメリハリのはっきりした体つきになります。

女性の一生における女性ホルモンの変化

性成熟期[18〜45歳]

月経周期が安定し、心身のバランスも落ち着く時期。性成熟期前半には妊娠・出産にもっとも適した身体になります。後半は徐々に卵巣機能が衰え、女性ホルモンの分泌も減少、しわやシミ、白髪が気になり始めます。

【体型変化第2期:24〜26歳頃】

10代から時間をかけて成長した女性らしい体は、24〜26歳ごろにようやく完成。しかしこれ以降は徐々に皮下脂肪がつき始めます。

【体型変化第3期:37〜39歳頃】

30代にはいると皮下脂肪がどんどんつき始め、37〜39歳ごろには急激な体重変化が訪れる場合が。そのため体型は変化し、40代に突入すると上半身のボリュームが目立つようになります。

更年期[45〜55歳]

閉経をはさんだ前後あわせて10年間が更年期。女性ホルモンの分泌が急激に減少し、閉経を迎えます。ほてりやのぼせ、イライラといった更年期障害がでる場合もあるほか、しわやシミが増え、皮膚のたるみも急激に目立ち始めます。

老年期[55歳〜]

卵巣機能が停止し、エストロゲンの分泌がなくなるため、身体の状態は男性とほぼ同じであるといえます。そのため、男性に多かった生活習慣病に注意が必要となってきます。視力や聴力、筋力が衰え、髪の毛の量も減ってきます。

≫女性のライフサイクルと気を付けたい病気・症状

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