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特集:水泳・アクアビクス特集特集:水泳・アクアビクス特集 2012年7月5日

    水中運動の効果

    ランニングやウォーキングと並び、街ナカで始められる運動としてプールを利用したエクササイズがあります。消費カロリーが高く、足腰への負担も少ないといったメリットもあることから、チャレンジしたいと思っている人も多いのでは?
    今回は大阪・中之島にあるフィットネスクラブ「Kフィット中之島ウェスト」のインストラクター・上田万里子さんに、プールを利用したエクササイズについてうかがいました。

    水中運動の効果

    「運動効果が高い」は本当?

    スイミングは「運動効果が高い」と言いますが、実際、他のエクササイズとどの程度の違いがあるのでしょうか。
    厚生労働省が発表している運動強度「メッツ」で見てみましょう(右図参照)。

    「メッツ」とは運動・身体活動の強度を数値化した単位です。安静にしている状態を「1メッツ」とし、普通に歩いている状態では「3メッツ」となります。つまり、メッツの値が大きくなると消費カロリーも高くなるということ。
    軽いジョギングでは「4メッツ」、ランニングでは「8メッツ」となり、水泳はランニングと同程度とされています。 また、泳ぎ方「泳法」によっても運動強度は変わってきます。

    運動別・メッツ表 泳法による強度のちがい

    4つの特性が健康効果をひきだすポイント!スイミングをはじめとするプール(水中)で行うエクササイズは、水の特性を利用することで、より高い運動効果を得られると考えられます。

    浮力
    水中で浮力を得ることによって、体重は通常の約1/10になり、体への負担が大きく軽減。そのため、ヒザなどの関節に負荷がかけられない人や、体重がある人、腰痛などの問題を抱えている人には、水中でのエクササイズがおすすめ。さらに、浮力を利用して体を水に浮かせることによる、リラクゼーション効果も期待できます。
    抵抗
    水は、空気に比べて約800倍もの密度を持っています。水の抵抗を利用するということは、陸上にいるときよりも強い力と多くのエネルギーを使うということになるため、効率の良いエクササイズを行うことができ、筋力アップや引き締め効果が期待できます。
    水圧
    ウエストが数センチ細くなるほどの大きな水圧を受けることで、血管や筋肉が圧縮されたり、心臓のポンプ作用が強くなったりすることで、血液の循環が良くなります。また、肺の容量が少なくなり、腹式呼吸も促されることで、体はより多くの酸素を体内に取り入れようとするため、強い運動をしなくても十分な運動効果を得ることができます。
    水温
    一般的なプールの水温は30℃前後。体温より低いため、水の中に入ると体から体温が失われていきます。その際、体は体温の低下を防ごうとして、血管を収縮させたり、心臓の動きを活発したりするといった機能を働かせます。その結果、新陳代謝が高まり、エネルギーをより多く消費するようになるのです。(ただし、長時間水中にいると、体は芯から冷え切ってしまうので注意が必要です。)

    ≫がむしゃらに泳いでいるだけではだめ?!

    取材協力:Kフィット中之島ウエスト チーフインストラクター 上田万里子さん

    取材協力:Kフィット中之島ウエスト チーフインストラクター 上田万里子さん

    スイミングのほか、ヨガ、ピラティス、マシントレーニングなど各種フィットネスプログラムのインストラクターとして活躍中。インストラクター歴7年。健康運動指導士、A-ヨガ認定インストラクター、PHIピラティス マット?T・?U、国際救急救命CPRほか。

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