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こころと体に効くアロマテラピー特集:アロマテラピー特集 2014年5月8日

    植物が持つ香りやさまざまな働きを利用して、心身のトラブルの解消に役立つ自然療法「アロマテラピー」。アロマテラピーに使用するエッセンシャルオイルは植物から抽出した天然の化学成分なので、医薬品と異なり体のさまざまな症状に緩やかに作用し、体への負担も小さくお子さんからお年寄りまで幅広く使用できます。
    新生活を向かえる春は、こころも体も疲れぎみです。アロマを毎日の生活に取り入れて、健康維持に役立てましょう。

    “アロマ”はリラクゼーション効果に加え、フランスやベルギーなどのヨーロッパ諸国では医薬品と同じように取り扱われる、 “西洋の漢方”でもあります。原材料となる植物には自らのいのちを守る成分が備わっていて、アロマテラピーはその力を最大限に享受できる方法の1つです。アロマを日常生活に取り入れて、体と心の健康維持に活用しましょう。

    監修:武波朋子 先生(写真)
    監修: 武波朋子 先生
    神戸・三宮にあるプライベートサロン「Sense of Leela Green Room」のオー ナーで、セラピスト。NARD JAPAN 認定アロマインストラクター、米国ラス トーン認定セラピストなどの資格を持つ“アロマのプロフェッショナル”として 、アロマで人間の自己治癒力を引き出すことを心がけ、施術を行っている。
    「Sense of Leela Green Room」
    電話番号:078-779-8237

    アロマテラピーの効果とメカニズム

    「ラベンダーの香りをかぐと心が落ち着く」、「ローズの香りで気分が華やかになる」など、香りによって気持ちが変化する経験はありませんか?
    “アロマテラピー”とは日本語で“香り療法”といい、植物が持つ香りや成分を使って「リラックス効果 」「美容効果 」 「健康維持 」が得られるものです。
    では、その香りはどのようにして人間の体に作用するのでしょうか?そのメカニズムは、大きく2つに分けられます。

    1. 嗅覚を通して脳に作用

    嗅覚を通して脳に作用(図)

    香りの分子は電気信号として鼻の奥にある嗅神経に到達し、人間の本能をつかさどる大脳辺縁系に伝わります。この大脳辺縁系は人間の記憶と感情にくわえ、自律神経やホルモン、免疫の調節もつかさどっていますが、それらのはたらきはストレスを受けると低下してしまい、病気など体に不調が現れます。しかし、アロマの香りで脳をリラックスさせてストレスを取り除くことによって、自律神経などの自己免疫機能は向上し、病気にもなりにくくなると言われています。
    また、香りは脳に直接はたらきかけるため、アロマテラピーはうつ病や認知症の治療においても有効だという最近の研究結果もあります。
    「ただし、いくらいい作用が期待されるものでも、自分が嫌いな香りだと意味がありません。自分がリラックスできるものを使うことが重要です!」(武波先生)

    2. 血液循環でからだに作用

    植物油などで希釈したエッセンシャルオイルの成分が皮膚の表面から毛細血管へ到達し、全身の血液循環に乗ります。 血液を通して、成分が臓器や筋肉などの各器官へと伝わり、からだの各症状に効果を現します。

    エッセンシャルオイルの系統と特徴

    エッセンシャルオイルは植物の数だけ、その種類が存在し、香りや成分も実にさまざまですが、おもに7つに分類されます。自分の体調や気分に合ったものを選ぶ際の参考にしましょう。

    種類 効果・効能 代表的なアロマ
    ハーブ系 さわやかで清涼感のある香りが特徴。呼吸器系に作用する。 ハッカ、ペパーミント、クラリセージ 、ローズマリー
    柑橘系 オレンジなどに代表される、みずみずしくさわやかな香り。心身のリフレッシュに最適。 オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ライム
    フローラル系 いわゆる花の華やかで甘い香りが特徴。リラックス効果が得られる。 ローズ、ラベンダー、ゼラニウム、ジャスミン
    樹脂系 甘く濃厚な香りのものが多く、香りの持続性も長い。フローラル系よりも高いリラックス効果が特徴。 フランキンセンス、ミルラ、ベンゾイン
    スパイス系 ピリッとした香りで、心身のリフレッシュに加え、防腐作用があり胃腸にいい。 コリアンダー、ブラックペッパー、ジ ンジャー
    樹木系 森林の中にいるような、緑の清涼感あふれる香りが特徴。鎮静、消毒などの作用あり。 ヒノキ、ユーカリ、シダーウッド、ティートリー
    エキゾチック系 お香に使われるような、アジアの異国情緒を彷彿させる香り。気分を落ち着かせる効果がある。 イランイラン、サンダルウッド(白檀)、パチュリー、ベチパー

    Note

    エッセンシャルオイルはそれぞれの香りを単体で使用するだけでなく、同じ系統や異なる系統の香りをブレンドすることもできます。 エッセンシャルオイルが持つ特徴を上手く組み合わせることで、より心地のよい香りや効能が得られやすくなります。

    エッセンシャルオイルの正しい選び方と使用の注意点

    エッセンシャルオイルとは100%天然素材から抽出されたものを言います。これに対し、容器の見た目は同じでも安価で販売されているものは、香りだけを似せた合成オイルの場合があるため要注意! 化学物質の含まれたオイルを鼻から吸収すると、体に悪影響を及ぼす可能性も…。高品質な信頼できるブランドのものを選びましょう。

    ≫アロマを生活に取り入れよう!

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