インタビュー

更新日:2011年5月6日

SING LIKE TALKING

interview artist information

SING LIKE TALKING インタビュー このアルバムは、SING LIKE TALKING以外の何者でもない 2003年以来活動を休止し、ソロ活動に専念していたSING LIKE TALKINGが遂に再集結! 7年半という長い眠りから覚め放たれるニューアルバム『Empowerment』は、持ち前の緻密なアレンジと美しいメロディ、そして圧倒的な歌唱力を備えつつ、さらに円熟味を増した3人の音楽性が一体となったハイクオリティな楽曲を多数収録。原点回帰かつ現在進行形のポップソングを聴かせる珠玉の1枚は、いったいどうやって生まれたのか? そして、再びSING LIKE TALKINGが動き出した理由とは? 音楽シーンに数々の名曲を残した3人の完全復活のストーリーを、フロントマンの佐藤竹善(Vo&Key&G)に聞いた。

__この度、なんと7年半ぶりのアルバム『Empowerment』が2011年5月18日(水)にリリースされますが、久しぶりにメンバー3人が集まって、改めて制作に取り組んでみていかがでしたか?

この7年間、自分はソロとして、SALT&SUGARとして、あと『CROSS YOUR FINGERS』などのイベントをしてきたりしたけれど、その間(藤田)千章(Key)と、西村(智彦)(G)のふたりもそれぞれがプロデューサーやプレイヤーとして活動してきたから、いざ再び会って制作を開始したときは、同じ音を出しても休止前とはレベルがまったく違う次元にまでいってて。プロデュースやアレンジまですべてやっていた人間が、いちメンバーとして専念したときに出す音に対するそれは、やはりすばらしいものがありましたよ。

佐藤竹善(Vo&Key&G)

__タイトルの意味が“自己の力による各個人それぞれの内面的可能性の開花”というのも納得ですね。今回のアルバム制作に際し、どういった作品を作ろうかと前もって思い描くものはあったんですか?

SING LIKE TALKINGは時代時代によって、いろんなアレンジャーやゲストミュージシャンをたくさん招いてやる場合もあれば、バンド的なかたちで少人数でやる場合もあるんですが、今回の制作では久しぶりに基本3人というのを土台にして演奏され、僕が作曲、千章が作詞、西村がギターという原点に戻った作業が非常に多かったですね。作品の内容は相変わらずの僕ら流、無節操にいろんな音楽がいっぱい詰まっている作品になりました(笑)。今までのファンの人たちも、新しく聴いてくれる人たちも、いろんなジャンルが好きな人たちも、それぞれが楽しめたらいいなと思ってますね。あと今回は海外に行ってレコーディングもしたんですけど、作業中もそれ以外の時間も変わらないリラックスした空気があって、制作していたこの1年間、何より純粋に楽しかったのもよかったですね。

__アルバムが完成したときはどう思いました?

西村がぽろっと言ってたんだけど、“このアルバムはSING LIKE TALKING以外の何者でもない”と(笑)。でも言われてみたら確かにそうで。スティーヴィー・ワンダーとかビートルズとか、洋楽から受けた影響を消化した日本人として僕らが素直にやることで、難しいことを考えずとも自ずとそれはSING LIKE TALKINGの音になるんだなっていうのはスゴく感じました。

__そもそも再始動のきっかけとなったのはいったい何だったんですか?

これは紛れもなくFM802のイベント『RADIO MAGIC』(09年に大阪城ホールにて開催)ですよ。活動休止前はそれぞれの方向性が変わっていってるのを制作の中で感じていたので、このままSING LIKE TALKINGとしてやり続けるのは良くないなと思ったんです。あのイベントがなかったら集まるのは当分先だったでしょう。でも…きっとどこかで“きっかけ待ち”だったと思うんですよね。あと、休止してた間に若いアーティストや先輩たちが“次はいつやるの?”とか“音源はいつ出すんです?”とか訊いてきてくれたり、(葉加瀬太郎が主催する野外イベント)『情熱大陸』も毎年ソロで出てたんだけど、SING LIKE TALKINGとして出てからは、葉加瀬が“今年もバンドで出るよね?”って言ってくれたり(笑)。そういう周りのミュージシャンたちの声も支えになったし、自分たちの自信にもつながりました。

__ライブに向けてはいかがですか? 2011年7月30日(土)には万博記念公園もみじ川芝生広場で開催される、『情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA ’11』への出演が決まりました。関西のファンも3人に会えるのを楽しみに待っていると思います。

僕はソロでもずっとライブをしていましたけど、ふたりはこの間ほとんどステージに立ってないから、今は“リハーサル”ならぬ“リハビリ”中ですよ(笑)。皆さんが来てくださると、僕ら3人、よりいっそう楽しい空間を作られるかなと思っております。関西はSING LIKE TALKINGが全国に広がっていく大きなきっかけを作ってくれたエリアなので、僕らも非常に安心して、楽しんでやれる場所でもあります。ということで次回は会場で、僕らとお会いしましょう。

写真:辰巳春香
文:奥“ボウイ”昌史

interview artist information

ページの先頭へ

 | eo 音楽トップ | ピックアップアーティスト | 特集 | PVセレクション | 音楽ニュース | コンサート・ライブ情報 |