KILLERS 松嶋尚美(Vo.) インタビュー


“NAHOMI★KILLER”こと、オセロの松嶋尚美を中心に結成されたバンド、KILLERS。彼女が笑福亭鶴瓶とMCを務める人気バラエティ「きらきらアフロ」(テレビ大阪)から誕生したこのユニットは、すでに8月、大阪城ホールで開催された番組のイベントで、1万人の観客を前にデビューライブを行ったという、つわもの新人バンド!
そんな彼女らが、待望の1stシングル「TROUBLE QUEEN」をリリースした。ボーカル松嶋尚美のハスキーボイスがパンキッシュな楽曲にぴったりはまったこの“いい女系ロックチューン”は、これからの季節、忘年会や新年会を盛り上げる、マストな一曲になること必至! 30代女性の等身大の思いが込められたという今作について、ボーカルの松嶋尚美に話を聞いた。
__今回のユニットは、「きらきらアフロ」の番組中に、ライブで「オオサカぁ〜!」って叫んでみたいという松嶋さんの発言から、持ち上がった企画だそうですね。以前からバンドや音楽に興味はあったんですか?
人のライブを観て、「ちょっとだけあのステージに立ちたい」とか、それくらいのレベルでしたね。でも、まさか本気で考えたことはなかったです。
__実際にバンドを結成されてみて、どうですか?
面白い!! でも、ほとんどが楽しいことやのに、「私、本職オセロやん」っていうのがたまによぎるときがあるのよ。やりだすと関係ないけどね。とことん調子乗ってます。今度ミュージシャンになりきって、ステージから「愛してるー!」とか「私とセックスしよう」とか言うたろうかと思って(笑)。
__メンバーは松嶋さんのお友達や、もともとつながりのあった方を集められたんですね。
男子2人は音楽の仕事をしてる人なんですが、女子3人はまったく関係のないところからひっぱってきた人たち。だから、本当にデタラメなところからスタートしましたよ。
__そんな中、デビューライブを大阪城ホールでされたというのは、すごいことですね。
番組のイベントのオープニングアクトやし、最初は小さいライブハウスを想像したのね。そしたら、会場を2つ抑えたから好きな方でやっていいって言われて。ひとつは「B1角座」っていう、普段は寄席しかやってない松竹芸能の持ち小屋。
「なめんなよ!」って思ってたら、もうひとつが「大阪城ホール」やったんです。「この中間(の規模)でいいのにー!」って言いながらも、すぐメンバーに電話して。それから慌てて練習したから、ライブまでにまともにやったのは1ヶ月半くらいかな。
__大阪城ホールのステージに立った感想は?
気持ちいいねー! 一瞬、「オセロ捨てよかな」って思ったもん(笑)。でも、オセロもええのよ、気楽で。一生の仕事って考えたときは、やっぱオセロかなーって。
__音源としてリリースすることは、当初から決まっていたんですか?
7月頃に話をもらって、レコード会社の人が練習を見に来てくれたんです。でも、その日は感想も言わずに出て行きはったのね。私はどっちに転んでもネタになるけど、バンドのメンバーにしたらドキドキじゃないですか。でも、無事に決まって、みんなすごいびっくりしてた。「あれでOK出たん?」みたいな。「きっと裏がある」って、最初は疑ってましたよ(笑)。
__リード曲の「TROUBLE QUEEN」を初めて聴いたときの印象は?
音はキャッチーやし、かっこいいなって。歌詞に関しては、愛だの恋だのはぶっちゃけ恥ずかしいから、等身大の曲が歌いたくて自分のイメージを伝えてたんです。この歌詞がようできてんのよ! そろそろバージンロードも歩きたいけど、今、自分が歩いてる“レッドカーペット”の上も、まんざら悪くない。私は結婚生活だけがうまくいってる人も、仕事だけがうまくいってる人も、うらやましくないのね。両方が「基準値より上」って人を見ると、「めっちゃええな」と思う。だから、「こんな仕事漬けの私でも、支えてくれる人がいてるのよ! 今は妄想の中やけど」っていう思い(笑)。今の状況には不自由してないけど、ちょっとだけ欠けてる部分があるのには気付いてるよってところが、見事に出てますね。
__レコーディング中に苦労されたことは?
私、毎日声の調子が違うんですよ。しかも、腹式呼吸なんてしたことないから、露骨に喉で歌うのが特に悪いみたいで。1、2時間休憩してから録り直すと、もうさっきの声質とは違ってるから、自分の声がキープできないのが大変でしたね。
それから、「Bunny♀&Monkey♂」っていう曲にも苦労した。最初、でたらめな英語で入った仮歌を聴いて練習してたんです。だから、レコーディングのときに日本語の歌詞を見ながら歌うと、全然違うメロディーになってしまって…。正しいのを歌ってもらっても、「私と何が違うの?」って思ってしまうのね。挙句の果てに、相手に「その音いけてます?」って言ったり(笑)。結局、ヘッドホンの中に仮歌を流しながら歌って、ある意味、器用って言われました。
__番組を一緒にされてる笑福亭鶴瓶さんや、相方の中島さんからの反応は?
鶴瓶さんは「かっこええやん!」ってすごい褒めてくれてましたよ。相方は、まだ宣伝用のPVしか観てないんですけど、「いいじゃない。ちょっとあんたマジやね」って言うてくれました。
__この作品は、どんな方に聴いてもらいたいですか?
いろんな人に聴いて欲しい。「TROUBLE QUEEN」以外の曲は、恋愛を絡めた歌詞もあるけど、30代以上の人が歌っても大丈夫。この歳になると、こっぱずかしい歌詞の曲はカラオケで歌えないんですよ。そういう意味でもベストやと思う。
__今後のKILLERSとしての活動は?
細かいことはまだ決まってないんですが、TV番組内やHPで紹介していきたいと思ってます。一生続くバンドじゃないので、今注目しとかないと後悔しますよ! メンバーにパートのおばちゃん2人おるし、後から気付いても遅いかも(笑)。
梅田の地下街
「大阪帰って来て友達と会うときに、わざと梅田の地下で待ち合わせして、迷子になるの好きやねん」と、さすが天然女王な発言。そんな不安な待ち合わせも松嶋さんとなら楽しめそう。
「記憶喪失の人みたいに、『この店、前も見たな』とか言いながらね。大阪にいるときはミナミ派やったし、いまだにわかれへんのよ」。
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NEW ALBUM 「TROUBLE QUEEN」発売日:2006年11月29日 |
2001年にスタートした超人気トーク番組「きらきらアフロ」から誕生。お笑いコンビ、オセロの松嶋尚美率いるバンドのメンバーは、病院の受付やホームセンターでパートをする彼女の友人たちで結成。
5人中3人が音楽初心者というメンバーだが、8月に行われた番組のイベントでは、新人バンドながらも大阪城ホールでデビューライブを行った。その模様は、「TROUBLE QUEEN」と同時リリースされた「きらきらアフロ in 大阪城ホール」にも収録。
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