ライブレポート

更新日:2010年7月16日

梅田Shangri-La5周年記念感謝祭 〜LIKE A ROLLING STONE〜 ライブレポート 

梅田Shangri-La5周年記念感謝祭 〜LIKE A ROLLING STONE〜 ライブレポート 梅田Shangri-La5周年記念! 音楽の垣根を越え、アーティストたちがお祝いに大集合
梅田スカイビルのすぐ近くに、ひょっこりと佇むライブハウス、Shangri-La。およそ400人キャパのこの箱では、日夜、インディ、メジャー問わず若手から大御所まで、様々な顔ぶれの音楽が鳴り響いている。そんな多くのミュ―ジシャンから愛されているShangri-Laが、2010年でオープン5周年を迎えた。

これをお祝いするために、奇妙礼太郎、→Pia-no-jaC←、埋火、かりゆし58、デグルチーニ、ガガガSP、Rustic pans、neco眠る、良元優作、SAKEROCK、ふちがみとふなと、WILD MARMALADE、二階堂和美、仲井戸“CHABO”麗市、しゃかりきコロンブス。、曽我部恵一BAND、ウリョン(cutman-booche) 、 ソウル・フラワー・ユニオン、みにまむす、計19組のアーティストたちが大阪城音楽堂に押し掛けた! さらに、総合MCに赤犬のロビン&ヒデオが参戦する、異種格闘技戦なみのアーティストたちが集結した。

まず初めに、Shangri-Laの店長、シングルマンから「今日の注意事項はありません。愛し合ってるかい!」と開会宣言。そんな“なんでもあり”のワクワクする雰囲気で、ライブはスタート!

この日は晴天、初夏の爽やかな暑さに誰もがのんびりした気持ちで音楽を楽しんでいると…そこに「おまえら、じじいか!」と喝を入れるガガガSPのボーカル、コザック前田。その挑発に乗ったオーディエンスが、舞台に詰めかけ、会場は一気にヒートアップ。「パンクとは、しょうもない心意気を見せるところではなく、大人の本気を見せるところです」と言い残し、去って行ったガガガSPのライブは、正午を迎えた会場をさらに熱気だったものにしていた。

梅田Shangri-La5周年記念感謝祭 〜LIKE A ROLLING STONE〜

それとは真逆に、neco眠るのライブはいつでもマイペース。チャカポカ、チャカポカ…と15時前、おやつタイムの心地よいDISCOミュージックで会場を包み込む彼らは、この錚々たるメンバーのなかでも唯一無二の存在感だ。しかし、今日はなんだか様子がおかしい? すると、顔をほんのり赤くしたギターの森が「楽屋に(ビールの出る)魔法の蛇口がありまして、飲みすぎてしまいました…こんにちは。neco眠るです」とボソリ。このセリフを、ライブ中、最低3回は繰り返して、演奏は終了。

まさに“なんでもあり”のユルイ空間にほだされ、会場もすっかりリラックスムードだ。心地よい疲れに涼しい風が気持ちいい夕暮れ時に登場した仲井戸“CHABO”麗市は、「世界で一番有名な曲をやります」と言って、『上を向いて歩こう』を披露。そして、昨年惜しまれながら逝去した忌野清志郎と、「1970年のリビングルームで、なんか最後に盛り上げる曲ないかな」といって2人で作詞作曲した、大ヒット曲『雨あがりの夜空に』を熱唱した。そこには、皆それぞれが口ずさみ、そこに吹く風を感じながら一緒に合唱する姿が。そのとき夕陽のオレンジが、音楽堂の色を染めるように、あたたかくステージを照らしていたのが印象的だった。

梅田Shangri-La5周年記念感謝祭 〜LIKE A ROLLING STONE〜

すっかり夜も更け、いよいよクライマックス。曽我部恵一BANDが終わらない青春を叫ぶ、メロウネスでファンタジックな演奏で会場を盛り上げ、さらに、大御所バンド、ソウル・フラワー・ユニオンが、お祭りムード満点のにぎやかな演奏で、会場に一体感をもたらすステージを見せた。そんな大盛り上がりのため時間が押し、20時で音が止められてしまう、まさにタイムアップぎりぎりに今回の隠れ大トリ、みにまむすが、まさにギネス級の世界最速ライブを繰り広げた。客席に乗り込んで、音がどんどん小さくなっていく、そんなハプニングにも、それもこれもひっくるめての5周年といわんばかりに、みにまむすには会場全員から温かな拍手が送られていた。このShangri-Laのお祭りは、最後まで優しく、そして温かい光景で、幕を閉じたのだった。

ライブ写真:渡邊一生
文:辰巳春香

ガガガSP・コザック前田(Vo) neco眠る・森雄大(G) 仲井戸“CHABO”麗市 曽我部恵一BAND・曽我部恵一(Vo)

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