関西/神戸ニュース詳細 01月12日 10:08

初の単独演奏会へ猛練習 県立大オーケストラ部

 兵庫県立大生でつくる弦楽器の楽団「ストリングオーケストラ部」が、単独で初めての定期演奏会を14日、姫路市新在家本町の同大姫路環境人間キャンパス講堂で開く。約20年前に活動を始めて以来、部員減少の危機を乗り越えて実現する大舞台。部員らは「楽しんでもらえる演奏会にしたい」と張り切っている。

 同部は姫路工業大の同好会として1996年に発足し、99年から大学公認団体として活動。2004年、神戸商科大、県立看護大との統合で、県立大の団体になった。

 楽団はバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの弦楽器で構成する。キャンパスは神戸や姫路などに点在するが、現在は工学部(姫路市)や環境人間学部(同)、経済学部(神戸市西区)などの42人が所属する。

 初心者も多く、当初は指導者がいなかったため、先輩が教えたり独学で学んだりするしかなかった。演奏の機会も学内行事や吹奏楽部との合同演奏会にとどまり、部員は08年には3人にまで減った。

 そこで部の存続をかけ、部員の知人を通じて、元神戸市室内合奏団バイオリン奏者の鈴木博詞さん(67)に協力を依頼。11年から鈴木さんが指導し、部員が少しずつ増えた。

 部の雰囲気の盛り上がりを感じた鈴木さんが昨夏に単独演奏会を提案し、本番に向けて猛練習を重ねてきた。

 会場は旧制姫路高校時代の木造建物で国登録有形文化財。ホルストの組曲やエルガーのセレナーデなど12曲を演奏する。部長で同大工学部2年の栗山季子(ときこ)さん(20)は「聴衆と一緒に楽しめる演奏会にしたい」と話す。

 無料。午後2時開演。問い合わせは、きどやバイオリン工房TEL078・763・4521

【神戸新聞社】

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