関西/神戸ニュース詳細 03月21日 10:07

緑一色のアルプス沸く センバツ1回戦、報徳大勝

 連打連打で21点をもぎ取り、アルプススタンドの報徳応援団は大興奮だった。20日、第89回選抜高校野球大会の1回戦。報徳は、多治見(岐阜)相手に21-0で大勝した。兵庫県勢300勝の節目にもなり、スタンドの野球部員らは「これまでの積み重ねがあったからこそ。記念になり、うれしい」と喜んだ。

 報徳の選抜大会出場は2014年以来。この時は初戦で敗退しており、今回は雪辱を誓って臨んだ。

 初回、2番永山裕真選手がライト前ヒットで出塁し、俊足を生かして盗塁。相手をかき回すプレーに、父の雅裕さん(40)は「大舞台を楽しんで飛び跳ねているよう」と声を弾ませた。永山選手は、3番片岡心選手のセンター前ヒットで先制のホームを踏んだ。

 三回には打線が爆発。永山選手のセンター前ヒットに始まり、打者12人の猛攻で、一挙8得点。レフト前に2点タイムリーヒットを放った岡本蒼主将の父、歩さん(43)は「気を抜かず、一点でも多く稼いでほしい」と応援に力を込めた。

 エース西垣雅矢投手は相手に隙を見せず、変化球を投げ分ける安定した投球で7回無失点。勢いそのままに九回表、1番小園海斗選手が高校通算10本目となる本塁打で17点目を奪い、多治見を突き放した。小園選手の父、考志(たかし)さん(45)は「上がった瞬間に“いった”と思った」と笑顔だった。

 大勝に応援団長の2年茂野颯一郎さん(17)は「おごらずに、次の試合も自分たちの野球をやりたい」と気合を入れ直していた。

 報徳は大会第7日、前橋育英(群馬)と対戦する。

【神戸新聞社】

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