関西屈指の湯処として、また「日本三古泉」に数えられる古湯としてその名を知られる。約1,400年の歴史をもち、『日本書記』にもその記述があるという。太閤秀吉も愛したという、赤褐色の金泉と無色透明の銀泉の2つの名湯は、今も多くの人を魅了し続けている。
- 泉質/含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉、二酸化炭素泉、放射能泉など
- 効能/冷え性、腰痛、筋・関節痛、高血圧症など
- 泉温/98.2度など
- 源泉数/6本
手軽に名湯を楽しみたいなら共同浴場がおすすめ。「金の湯」では金泉を、「銀の湯」では銀泉を銭湯感覚で楽しめる。
古い町並みが残る湯本坂は「金の湯」の脇から続く
夜には川沿いが美しくライトアップされ、さらに風情が増す
兵庫県を代表する温泉地として有名なこちらは、今から約1,200年前の平安時代、慈覚大師によって開湯されたと伝わる但馬の名湯。温泉街の中心を流れる春来川には柳が揺れ、源泉から立ち昇る湯煙にけぶる町並みなど、まるで絵に描いたような温泉情緒がただよう。
- 泉質/ナトリウム一炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉
- 効能/神経痛、冷え性、切り傷、慢性婦人病など
- 泉温/98度など
- 源泉数/約60本
源泉「荒湯」に浸けて温泉玉子を作るのが湯村温泉の名物。みやげ物店などで販売する玉子3個150円を購入して楽しもう。
湯煙に包まれた温泉街。名物の「つぼ湯」は川岸にある
古来より熊野詣の旅人の湯垢離場(ゆごりば)として栄え、成務天皇の時代に開湯したと伝えられる。硫黄の香りがただよう鄙びた風情の温泉街は、歌舞伎の演目として知られる『小栗判官』伝説が残る地でもある。古湯の趣きと伝説がおりなす風情は、まさに秘湯という表現がふさわしい。
- 泉質/含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉
- 効能/慢性皮膚病、動脈硬化、高血圧、糖尿病など
- 泉温/92度
- 源泉数/不明
小栗判官復活の湯として知られる「つぼ湯」は、世界遺産にも登録される稀有な湯船。貸切制で入浴(1人30分750円)できる。
おごと温泉有数の規模を誇る宿「京近江」の展望露天風呂
琵琶湖の畔に広がり、約1,200年前に伝教大師最澄が開湯したという言い伝えも残る滋賀随一の温泉。旅館やホテルの多くには琵琶湖を望む湯船を備えられ、穏やかな湖の風景を眺めながら湯あみが楽しめる。またその湯は美肌効果が高いとされ、女性にも人気が高い。
- 泉質/アルカリ性単純泉
- 効能/神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、冷え性、美肌効果など
- 泉温/30.1度
- 源泉数/3本
西には世界遺産にも登録される比叡山延暦寺、北には近江八景「堅田の落雁」で知られる浮御堂などの観光スポットに好アクセス。
深い緑に抱かれた山渓の風情ただよう温泉地。嵐山から更に亀岡市方面へ保津川をさかのぼった山奥にたたずみ、澄んだ空気に満たされたその趣は、まさに京の奥座敷という言葉がぴったり。戦国時代には、戦で傷ついた武将たちが刀傷を癒したという逸話も残るなど古い歴史を持つ。
- 泉質/単純弱放射能泉(天然ラジウム温泉)
- 効能/神経痛、筋肉痛、関節痛など
- 泉温/29.2度
- 源泉数/1本
温泉から東に少し足を伸ばせばそこは保津峡の入口。トロッコ列車や保津川下りなどで茜色の渓谷美を満喫しよう。
紅葉に彩られた「すみや亀峰菴」の貸し切り露天風呂「山の隠れ湯」
見る位置によってその姿を変える天橋立。写真は「飛龍観」の風景
日本三景のひとつにも数えられる景勝地「天橋立」のたもとに湧出する温泉。風光明媚な土地での温泉が楽しめるとあって人気が高く、景勝散策後はゆっくりと温泉に浸かって旅の疲れを癒そう。日本海の新鮮な海の幸を味わえる宿が多いので、舌も満足させることができる。
- 泉質/ナトリウム塩化物泉
- 効能/神経痛、筋肉痛、慢性消化器病、疲労回復、高血圧症など
- 泉温/32.2度
- 源泉数/1本
11月上旬から日本海沿岸では松葉ガニの漁が解禁!冬の絶品グルメが味わえるプランが登場する宿もあるので要チェックだ。













