開門と同時に大勢の男たちが我先にと駆け出す「開門神事福男選び」で全国的にも知られる十日えびすで、述べ100万人もの参拝者が訪れるという関西きっての規模を誇る。十日えびすの3日間には、1万2000坪もある広大な境内やその周辺には名物の縁起物を売る吉兆店や大道芸人の興行など、さまざまな露店が800軒以上も軒を連ね、深夜まで大変な賑わいを見せる。また「開門神事福男選び」のほか、「有馬温泉献湯式」や「招福大まぐろ奉納式」などの神事も執り行われ、境内は華やかな雰囲気に包まれる。
| 住所 | 兵庫県西宮市社家町1-17 |
| 交通 | 阪神西宮駅から徒歩5分。またはJRさくら夙川駅から徒歩8分 |
張り詰めた緊張感が開門と
同時にはじける「開門福男選び」
全ての門を閉じられる十日えびすの終了後の1月10日、大太鼓の合図とともに表大門が開かれるやいなや約2,000名もの参拝者が先を争うように参拝する。先着3名が福男として認証されるほか、2,000名の参拝者に参拝之証が授与される。
有馬温泉の金泉が大きな木の樽に入れられて奉納される神事で、平成7年から行われるようになった。樽の湯は数名の芸妓によって湯もみが行われ、その動作も舞を取り入れた優雅なもの。1月9日に行われる。
1月8日には300kgを超える巨大なマグロが、その年の大漁と商売繁盛を願って奉納される。いつの頃からか参拝者がご利益を求めてマグロの表面に硬貨を貼り付けるようになり、今では同社の十日えびすの風物詩として知られている。
"えべっさん"の愛称で親しまれる下町の大社。「商売繁盛でササ持ってこい」のお囃子で有名なこちらの十日えびすでは、3,000人以上のなかから選ばれた福娘が参拝者へ福笹の授与を行う。その福笹は福を象徴する米俵や鯛、小判などがあしらわれたもので、家に持ち帰れば商売繁盛や家内安全などのご利益があるという。祭りの期間中には、紅白の布で飾られた駕籠に芸者や有名人が乗り込み、掛け声とともに市中を練り歩く「宝恵駕籠行列」や雌雄一対の大鯛を奉納する「献鯛行事」などがあり、ミナミ一帯がお祭りムードに彩られる。
| 住所 | 大阪府大阪市浪速区恵美須西1-6-10 |
| 交通 | 南海電鉄今宮戎駅から徒歩すぐ。または地下鉄大国町駅・恵美須町駅から徒歩5分 |
創建は推古天皇の時代という
古い縁起を伝える社でもある
元禄時代の頃から始まった行事で、「ホエカゴホエカゴ、エライヤッチャエライヤッチャ」の威勢のいい掛け声とともに、駕籠が難波の町を練り歩く。1月10日にとんぼりリバーウォークを出発し、正午頃に今宮戎神社へ到着する。
江戸時代から300年以上の続く神事。大阪木津市場の人々によって雌雄一対の鯛が献鯛行列をなして奉納するもので、境内では鯛の初競りも行われる。1月9日の正午頃より行列が木津市場を出発したのちに、今宮戎神社へ向かう。
社殿に上がった福娘から参拝者に向って餅がまかれる行事で、福を授かれるという餅を手に入れるため、多くの人々が境内に集まる。1月9日からはじまる十日えびすに先立って、1月7日に行われる。
京都の十日えびすといえば、「日本三大ゑびす」にも数えられるこちらの「京のゑべっさん」が有名。「宝恵かご社参」という行事が特徴的で、東映の女優さんが松竹梅と紅白で飾られた駕籠に乗り込み吉兆笹を授与していく。また独特な参拝の作法でも知られており、本殿の正面から参拝したのち、左へと回り込み、本殿横の板を叩いて再度参拝するというもの。その由来は高齢で耳が遠くなられたゑびす様に、しっかりと願い事を聞き届けてもらうために始められたという。今年は一味違った千年王都の十日えびすを体験してみては?
| 住所 | 京都府京都市東山区大和大路四条南 |
| 交通 | 京阪祇園四条駅から徒歩6分。または阪急河原町駅から徒歩8分 |
風情ある石畳の道を練り歩く「宝恵かご社参」
神楽殿において巫女さんによる神楽の奉納が行われる。祭壇に供えられ笹は神楽の舞いによって清められ、福笹として参拝者に授与されていく。1月9〜11日にかけては夜通し行われる。
1月8日に行われる神事で、神主さんや巫女さんの手によって餅がつかれるもの。ここでつかれた餅は福餅として、11日の「のこり福」に舞妓さんから福笹を受けた参拝者に授与される。
1月8・9日に行われ、東映の女優さんが乗り込んだ駕籠が、勇ましいえびす囃子の掛け声とともに太秦の映画村から当社へと参拝。そのあとデパートや商店、銀行などを巡りながら吉兆招福の福笹を配って回り、京の初春を祝う。
