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マカフィーセキュリティーニュース [2017/7/1]

Apple Payで話題! 「モバイル決済」の利点と活用法

いよいよ日本でも本格的に拡大!?

アップルが提供するモバイル決済サービス「Apple Pay」が日本でもスタートしました。財布や「Suica」を持ち歩かなくても、スマートフォンひとつで決済が済むという利便性で話題になっています。スマートフォンを利用したモバイル決済は、すでにいくつかのサービスが運用されていましたが、日本でも若者からお年寄りまで、年代を問わずスマートフォンを持つようになっているだけに、これを機に利用の場面はますます増えそうです。そんなモバイル決済のもつ利点と、気になる安心のポイントを考えてみました。

1.暮らしを「ピピッ」と便利にするモバイル決済

モバイル決済は、スマートフォンなどのモバイル端末にクレジットカードやデビットカードなどを登録しておき、レジでかざすなどして決済するものです。現金やクレジットカードを出さずに、手軽に「ピピッ」と支払いが完了するので、使ってみると便利さに“はまって”しまうかもしれません。

こうしたモバイル決済はすでにいくつかのサービスがありますが、日本では海外に比べて普及が遅れていました。しかしApple Payを追うようにグーグルのAndroid Payも日本でのリリースが噂されるなど、ここにきて選択肢が充実してきています。後発のサービスであるApple PayやAndroid Payは、クレジットカード情報をショップに伝えることがなく、スマホ内部に保管もしない、といった高度なセキュリティーもアピールしており、利用への不安は少なくなっているといえるでしょう。

総務省の調査によると、日本ではモバイル決済について「利用経験がある人」「今後利用してみたい人」を合わせると、約3割が一定の関心を持っているようです。スマートフォンの普及率が年々上がっていることを考えると、今後はいっそうユーザー数の増加が予想されます。

さらに海外からの観光客に目を向けてみましょう。モバイル決済が普及したアメリカなどでは、小売店や飲食店はもちろんのこと、タクシーや弁護士、庭師など幅広く利用されるようになっています。アジア諸国でも、モバイル決済市場の急速な拡大が予想されています。そんな国から訪れる人にとっては、現金よりも手軽に利用できるモバイル決済のほうが、利便性が高いと感じるかもしれません。

出典:総務省「ICTの進化がもたらす社会へのインパクトに関する調査研究」(平成26年)

2.利用には注意点も

便利なモバイル決済は、今後いっそう身近なものになりそうです。一方で新しい決済手段ですから、トラブルなく活用するため、慣れるまで意識したいポイントがあります。
また決済手段が多様化することは、サイバー犯罪者にとっても「新たなチャンス」が増えるということでもあります。リスクを避けて活用していくための、注意点をまとめてみました。

モバイル決済 利用の注意点

1.充電は足りている?
スマホの機能を利用するだけに、バッテリー切れのときは支払いに使用できません。
2.チャージ方法は大丈夫?
決まったブランドのクレジットカードしか登録できない、といったケースもあります。事前に確認を。
3.支払い方法が選べる?
店頭では一括払いだけしか選べないなど、モバイル決済サービスにより制限があることがあります。
4.不正なアプリを使わない
モバイル決済に使用するアプリは、正規のアプリストアから、信頼できる提供者のものだけを入手しましょう。

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