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サイバー犯罪者はスマートフォンに熱視線!

近年、スマートフォンへのサイバー攻撃が増えています。パソコン並みに多機能化し、仕事からプライベートまで暮らしのさまざまな「履歴」が詰まっているスマートフォンは、サイバー犯罪者の格好のターゲットなのです。危険から距離をとり、スマートフォンと平和な生活を守るにはセキュリティー対策が必要となっています。

サイバー犯罪者はスマートフォンに熱視線!

あなたのスマートフォン利用はどれくらい安全?

気づかぬうちに犯罪に巻き込まれているかも?

SNSで交流し、インターネットで買い物、支払い。外出先でスマートフォンを公衆Wi-Fiにつないで気になる動画をチェック…。スマートフォン1台で暮らしが楽しく便利になる一方、思いがけずサイバー犯罪のワナにはまる危険も少なくありません。まずは、いくつかのよくあるケースをご紹介しましょう。

日常にひそむ危険

スマートフォンの楽しみのひとつが思い思いのアプリを見つけ、自分好みに活用できること。でもしっかり注意しないと、「不正アプリ」や「偽アプリ」をつかまされるかもしれません。サイバー犯罪者は、動画プレーヤーやゲームの攻略ソフトなどさまざまなアプリにウイルス(マルウェア)を仕込んで、ユーザーにダウンロードさせようとしています。インストール時、連絡先や電話発信など過剰なアクセス権を要求するアプリは要注意。スマートフォン内の情報を盗まれたり、端末をロックされたりする可能性があります。

さらにパソコンでも多い「ネット詐欺」の被害がスマートフォンでも横行しています。メールやSNS、広告などに偽のメッセージを仕込んで不正サイトへ誘導し、個人情報や金銭を騙しとろうとする典型的なフィッシング詐欺にあうユーザーは少なくありません。

また、駅やカフェなどで無料で利用できる「公衆のWi-Fiスポット」に接続していないでしょうか。そうしたWi-Fiの中にはセキュリティー対策が甘いものがあり、通信内容が第三者にまる見えになっていたり、“盗聴”を受ける可能性も。不正サイトへ誘導することを目的に設置されている悪質なWi-Fiスポットも少数ながらあるとみられ、何気なく利用していると後悔することになる可能性があります。

スマートフォンにもセキュリティー対策を

危険を知り、怪しいものには近づかない

スマートフォンを安心して利用するためには、やはりセキュリティー対策が必要なようです。安全に利用するためにはどのような工夫ができるのでしょうか。

まず、上で紹介したような危険を知り、怪しいものに近づかないことが大切です。サイバー犯罪者の手口を多く知っているほど騙されにくくなります。

さらに、メールやSNSなどは、セキュリティー設定を確認して不正アクセスや個人情報の流出を防ぎましょう。特にパスワードの文字列は特定されにくいものに設定しておき、複数のサービスで使い回さず、二段階認証(ID/パスワードのほかに、他の本人所有の端末等を利用して行う認証方法)の仕組みを利用すると良いでしょう。強力なパスワードを自動生成したり、覚えきれないパスワードを管理するために、パスワード管理ツールを利用するのも有効です。

そして、古いバージョンのiOSやAndroidなどのOSやアプリには、サイバー犯罪者が悪用する弱点(脆弱性)が残っています。OSやアプリを常に最新の状態にアップデートすることが何よりの対策です。

事前の対策が大切

規則正しい生活をしても全ての病気は防げないように、サイバー犯罪も注意するだけでは防げない場合があります。万が一に備えて、パソコンと同様にセキュリティーソフトなど、利用できるサポートツールを活用して対策しておくとより安心です。

スマートフォンにセキュリティーソフトを利用する場合は、パソコンで契約していればスマートフォンやタブレット向けソフトも利用できるマルチデバイス製品が好評です。最新の状態を保ち、新たな脅威にまで対応できる備えをとることをおすすめします。

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