松本進のNews Letter from USA

Vol.1アルバトロス インターナショナル ジュニア トーナメント!

皆さんこんにちは。
そして、明けましておめでとうございます!
2018年が皆さんにとって良い年になりますように祈っています!

さて、少し前のことになりますが、年末に、インド ニューデリーで開催された、アルバトロス インターナショナル ジュニアトーナメントに、オブサーバーとして参加してきました。
今回は特に、日本のジュニアゴルファーの皆さんを意識して、コラムを書きたいと思います。

インドのゴルフ事情

インドではまだプロゴルフツアーもなく、ゴルファー人口もゴルフコースも決して多くはありません。また、ジュニアトーナメント以外のことでも、衛生面や治安面などで、多くの不安な話をいろいろ聞いていました。そんなインドで開催される、インターナショナルのジュニアトーナメントとは一体どんなトーナメントなのか?と、多くの希望と期待と不安を抱いて行ってきました。

実際に行ってみると、ゴルフコースもホテルもものすごく素晴らしくてびっくり!!
コース設計はジャック・ニクラウスで、フェアウェイのアンジュレーションからバンカーの深さ、砂の質まで、まるでアメリカのPGAツアーが開催されるようなクオリティーでした。

グリーンコンディションも素晴らしく、おそらくスピードも11フィートぐらいはあったと思います。このような素晴らしい大会に、アジア10か国から約200名のジュニアたちが集結しました。

アルバトロス インターナショナル ジュニア トーナメントとは?

今回で第9回を迎えるアルバトロス大会なのですが、実はこの大会、アジアのジュニアゴルファーたちにとって、とてもスペシャルな大会なのです。その理由は、この試合がワールドアマチュアゴルフランキングの対象試合だからです。

皆さんはご存知か分かりませんが、プロゴルファーにワールドランキングがあるように、アマチュアの世界にもこのワールドランキングがあるのです。

World Amateur Golf Ranking 公式サイト

アジアのジュニアゴルファーたちにとって、このランキングポイントというのはとても大事なのです。

その理由は、ここでポイントを獲得しておくと、アメリカの大学へのスカラシップ(特待生)確率がぐっと上がるからです。我々日本人にとって、アメリカ留学とはお金を払って進学するのが当たり前なのですが、アジアの多くの経済的に恵まれない家庭で育っているジュニアゴルファーたちにとっては、実費でのアメリカ留学は夢のまた夢。実際に留学できるのは、ほんの一握りの子で、一般の(ゴルフができる時点で一般的ではないのですが)環境では、アメリカへのゴルフ留学はとてもハードルが高いのです。

日本の大学も世界レベルで見たら決して安くないかもしれませんが、アメリカは日本の比ではありません。現在のアメリカの大学の授業料は、とにかくメチャクチャ高いのです。州立であっても、授業料が年間数百万円するのは全く珍しくありません。ましてや私立などになると、更に高くなります。ですからアメリカ人であっても、大抵は借金をして大学に進学することになるのですが、この大会のようにワールドジュニアランキング対象の試合となると、一気に目の色が変わるわけです。このめったにない機会をモノにする、ほんの一握りの子が大学スカウトの目に留まり、運がよければフルスカラシップとなるのです。

次ページに続く…

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