「ジャパンゴルフフェア2017」突撃レポート!
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2017年4月26日更新

ジャパンゴルフフェア2017
最新ゴルフギア紹介 Vol.1

2017年3月24日(金)〜26日(日)にパシフィコ横浜で開催された、日本で唯一のゴルフ総合コンベンション「ジャパンゴルフフェア2017」。出展した数多くのゴルフ関連企業の中から、2017年注目の最新ゴルフギアをご紹介します!

PickUp Maker

グラファイトデザイン

グラファイトデザイン

グラファイトデザイン グラファイトデザイン
株式会社グラファイトデザイン
営業本部第3営業部1課(ツアー担当)課長

高橋 雅也 さん

あえて縞模様を外した新ブランド「秩父」登場

今年のイチ推しは? ──

2017モデルでは「TP」です。「Tour AD」では、その年ごとに、走り系と粘り系を交互に新作を発表しており、この「TP」は、どちらかでいうと走り系のタイプに入るシャフトです。

特徴は? ──

従来の走り系シャフトは、先端が軟らかく手元をしっかりさせて、ヘッドを走らせるのですが、この「TP」は、先端がしっかりしていながら、シャフトのテーパーを強めにすることで、ヘッドの走りを良くしています。先は動くけれどもしっかりしているので、出球が左に行きにくいところが、プロにも好評を得ています。

具体的には? ──

粘り系の「DI」を、ヘッドが走るようにしたイメージで、今までの走り系のシャフトに比べると、無駄な動きが収まっている感じです。以前から、ヘッドが走っても出球が左に行きにくいシャフトはありましたが、「TP」は更に余計な動きが抑えられているので、上級者でも安心して叩いていくことができます。

ツアーユースでの反応は? ──

ツアーでは、2016年7月の「日本プロゴルフ選手権大会」からプロモーションを開始しました。いきなりその週からシャフトを変えるプロは中々いないのですが、この「TP」に関してはけっこう多かったですね。松山英樹プロが「TP」を打ってみたコメントは、普段ツアーで使用している「DI」と比べると、出玉が少し左にくるということです。このあたりは、ヘッドとの相性やその時のスイングのタイミングなど、全体のタイミングをどうしたいかにもよりますね。

新ブランド「秩父」について ──

この「秩父」に関しては、「TOUR AD」というロゴをあえて外し、難しいイメージを払拭して、よりアベレージゴルファーに向けて発信していきたいという想いから、新しいブランドを立ち上げました。賛否両論あるかもしれませんが、ネーミングもあえて珍しい漢字を採用して、メイドイン秩父というのを推して行きたいと考えています。

この「秩父」の特徴は? ──

シニアや女性の方をイメージした軽量シャフトで、テストでは当然、ロートルクからハイトルクのものまで試しました。ヘッドスピードが40m/s以下では、ロートルクだとハードに感じ、ハイトルクの方が走り感があり、打感も柔らかくなります。結果トルクを極端に絞らず、難しい印象を出さないようやさしく仕上げました。

このような新しいブランドは、ユーザーに定着するまで時間がかかるかもしれませんが、これからも新しいブランドを輩出して行きたいと思っています。まずは、インパクトのある漢字シリーズ「秩父」をスタートさせて、これからも漢字シリーズを続けていきたいとも考えています。

グラファイトデザイン グラファイトデザイン

スマゴルスタッフの感想

「Tour AD」といえば縞模様ですが、たしかに上級者向けのイメージがありました。その縞模様をあえて外し、インパクトのある「秩父」という漢字を採用して、よりアベレージゴルファー向けに開発したシリーズというところに興味を持ちました。これからも目が離せないブランドの登場ですね。

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PING

トライファス

トライファス トライファス
株式会社トライファス
代表取締役

赤塚 恒夫 さん

昨年の日本シニアツアー賞金王使用シャフト

簡単にラインナップを説明してください ──

メインにリリースしているのが、以下の4タイプです。A〜Dタイプのそれぞれにシャフトの特徴が異なります。

■ Aタイプ「バシレウスα・Fiamma」
手元のしなりが少なくヘッドが走るモデルで、タイミングが速いスライサー向き。
■ Bタイプ「バシレウスβ・Ζ・Spada」
手元・ヘッド側ともにしなりが少なく、タイミングが速いハードヒッターやフッカー向き。
■ Cタイプ「バシレウス Zaffiro」
全体が自然にしなり、タイミングが遅くしなりで飛ばしたいゴルファー向き。
■ Dタイプ「バシレウス Leggero」
ヘッド側はしっかりさせて、中間部のしなりで飛ばす、タイミングがゆっくりなフッカー向き。

今年のイチ推しは? ──

これらのAからDの4タイプを昨年、「トライファス」5周年を機にモデルチェンジしたのが、今回出展した、Aタイプの「バシレウス Fiamma2」とBタイプの「バシレウス Spada2」、Cタイプの「バシレウス Zaffiro2」、Dタイプの「バシレウス Leggero2」です。「バシレウスα・β・Ζ」については、プレミアムラインということで変更はしていません。

特徴は? ──

この4タイプの特徴を簡単にご紹介すると、例えば通常40g台のシャフトでは、トルクが4.0°以上になるのですが、超高弾性80tハイブリッド炭素繊維を全長に使用することで、全てのモデルの全重量体において、従来モデルと比較して大幅にトルクを絞った低トルク化を図りました。

プロも注目のシャフトだとか ──

プレミアムラインの「バシレウスβ」は、昨年の日本シニアツアーで、P・マークセン選手が使用して話題になったモデルです。今年のレギュラーツアーでも優勝した時に使用したのもこのシャフトです。ただ、「バシレウスβ」のオリジナルカラーは黒ですが、P・マークセン選手は、特別仕様の白のシャフトを使用されています。これを見た日本の有名プロが、「バシレウスβ」を昨年末に試され、好評を得ました。

この他にも、年に1回発売し、今年で5回目(2013〜2017年)となる限定500本の「バシレウス AAA〈LIMITED500〉」もあります。各年で一番特徴のあるシャフトで、素材の限界を取り払い、設計を極限まで追い込んでお届けしています。展示はしていますが、毎年限定500本ということで、メーカー在庫はございません。興味のある方は、各ショップまでお問い合わせください。

トライファス トライファス

スマゴルスタッフの感想

お値段的に、中々手が出せないシャフトメーカーですが、昨年(2016年)の日本シニアツアーで、あのP・マークセン選手が使用して話題になったシャフトです。マークセン選手のシニアツアーの活躍を見ると、要チェックのメーカーですね。ゴルフシャフトを作り始めて、2016年で5周年と歴史は浅いのですが、年々進化を重ねているので、今後が楽しみです。

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STM

STM

STM STM
株式会社STM
営業部
愛知県常駐ツアーサービスチーム

仙田 裕紀 さん

今までにない抗菌グリップを開発・製品化

今年のイチ推しは? ──

参考出品ではあるのですが、今後STMの目玉になりそうなのが、今までに有りそうでなかった「抗菌グリップ」です。素材に抗菌作用のある特殊な材料を練り込み、抗菌力のあるグリップを開発・製品化しました。握った感触は、普通のグリップと何も変わらないのですが、実際に大腸菌を吹き付け、2時間後に測定したところ、抗菌活性値5.4=99.9%以上の菌低減という結果を得ました。人間の手にはたくさんの菌が存在するので、抗菌することによりグリップが清潔に保たれます。そして何より一番のメリットは、グリップの劣化を防ぐことができます。今後は、全てのSTMグリップが抗菌になっていく可能性もあり、価格も据え置きになるかもしれません。

他には? ──

もう1つの目玉になりそうな参考出品が、カラーのスケルトングリップです。STMのロゴにもラメを入れていますが、落ちないようにするのに苦労がありました。今後は、グリップ本体の中の柄をオーダーで変えられるようにすることや、抗菌化することも検討しています。
その他、蛍光カラーのグリップも開発しています。構えたときに、目がチカチカするというお声もあるのですが、エラストマー素材を使用することにより、ラバーでは難しい鮮やかな色を出せるというのも魅力です。

STMの取り組み ──

STMグリップのパターンは、☆マークも表と裏で異なり、表面は触れても気にならないよう凸が控えめで、裏側はより指にかかるよう凸が大きいのが特徴の1つです。またグリップの素材そのものは、大きなくくりでいうとエラストマーですが、配合の割合を変えることにより、硬度や重量などの性質が異なってくるので、摩耗の問題などを改良しつつ、握り心地の良い柔らかいグリップを追求しています。

STM STM

スマゴルスタッフの感想

今年のSTMのグリップには、アイデアが満載。抗菌グリップやカラーのスケルトン、蛍光カラーのグリップなど今までにないグリップを開発しようという熱意が感じられます。それを可能にしているのは、STMは自社で企画から製造、販売を行っているため、他にはない自由な発想で商品開発ができるのだとか。そんな中から将来、あっと驚くグリップが生まれるかも。

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ニコン

ニコン

ニコン ニコン
株式会社ニコンイメージングジャパン
企画部 マーケティング課 主事

高井 良彦 さん

世界で初めて手ブレ補正機能を搭載した
ゴルフ用レーザー距離計

今年のイチ推しは? ──

この新製品である「COOLSHOT 80 VR・80i VR」は、世界で初めて手ブレ補正機能がついた、ゴルフ用レーザー距離計です。従来のレーザー距離計では、どうしても手元がぶれてしまい、しっかり距離が測れないというお声が多かったのですが、この手ブレ補正が採用されたことにより、ピンフラッグなどの細い目標物の場合でも、計測時間の短縮も含め、計測がスムーズになったのが最大の特徴です。

他には? ──

新機能の「LOCKED ON」機能は、重なり合う目標物を計測した場合、一番近い目標物までの距離が表示されると「LOCKED ON」サインが点灯します。これは、ピンなのか奥の樹木までの距離表示なのかわからないような状況でも、手前にあるピンが計測されると「LOCKED ON」サインの点灯でお知らせしてくれます。高低差も測れるタイプが黒の「COOLSHOT 80i VR」、直線距離専用タイプが白の「COOLSHOT 80 VR」と、2種類の手ブレ補正・LOCKED ON機能付モデルがあります。

実際に使ってみて ──

実際コースで使ってみると、手ブレが補正されることで使いやすさが格段に向上し、今までは脇を固めて手ブレしないように気を使って計測しなくてならなかったのが、ピンフラッグなど細い目標物でも片手で簡単に、違和感なくしっかり計測できます。この手ブレ補正が付いた「VR」を初めて使われた方は、これが普通に思われるかもしれないのですが、他製品と比べると、いかに手ブレの影響が大きいのかがお分かりいただけるかと思います。

世界初の機能ですが ──

現在、レーザー距離計で手ブレ補正機能が備わっているのはニコンだけです。まさに、ニコンのカメラの手ブレ補正技術を応用したゴルフ用レーザー距離計です。距離計自体、ゴルフの上手な方が使用するものという認識が多いのですが、正しい距離を知って打つことは重要で、自分の飛距離がわかることにより、番手選びやコース戦略も変わります。迷いも無くなり、ショットに集中できることで、良いスコアに繋がるというのもあるのではないでしょうか。

ニコン ニコン

スマゴルスタッフの感想

カメラメーカーであるニコンが、ゴルフ用のレーザー距離計に世界で初めて、手ブレ補正機能を搭載しました。プライベートのラウンドで、レーザー距離計を使っている方も多いと思いますが、なかなか焦点が合わず、計測する時間がかかるのが難点でした。そこで、この手ブレ補正機能は画期的です。ピンフラッグなどの細い目標物も簡単に、しかも片手で測定できる優れもの。正しい距離を知ってショットすることは良いことなので、普段レーザー距離計を利用していない方も、この機会にお試しあれ。

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