ミズノゴルフ特集!小林正則プロインタビュー
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ミズノゴルフ特集!小林正則プロインタビュー

2015年、国内男子ツアーが4月に開幕してから約2ヶ月。開幕から4戦連続して外国人選手が優勝するなど、今年も外国人旋風が吹き荒れる男子プロゴルフ界において、日本人選手の奮闘に期待が高まるところです。
今回は、特別インタビューとして、ミズノオープン大会直前のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部にて、大会ホストプロの小林正則選手に、愛用するミズノのクラブのことやクラフトマンとの関係、プロゴルファーとして挑戦し続ける難しさなどをお聞きしました。

プロゴルファーについて

Q

プロの舞台で挑戦し続ける難しさはどんな所にありますか?

A

ゴルフを仕事とする難しさはやっぱりありますね。ただ、根本ではゴルフが大好きなので、だからこそずっと続けていられるというのもあるので、常に「難しさ」と「楽しさ」の葛藤です。好きだからこそ、上手くいかないのが難しくもあり、面白くもあり、複雑な感じですね(笑)。

Q

プロになった当時、アマチュアとの違いを感じたのはどんな時でしたか?

A

まず華やかですよね。人に観てもらう面で、大学の試合とかじゃ観客の方はいないですし、プロの試合になると沢山の方がいますから、その中で自分の良いプレーを見せれれば自分も気持ち良いですしね。あとは「仕事としてお金を稼ぐ」という事なので、一打一打の重みはアマチュアの時とは違うと思いますね。

Q

試合前日や直前などに必ずしていることはありますか?特にゲンを担ぐような事はしないのですか?

A

特には無いですね、美味しいお酒を飲む位かな(笑)。
ゲンを担ぐ事はしないのですが、いい順位にいれば最終日のどこかにピンクを入れるようにしてます。優勝した3大会とも、ウェアにピンクが入っていて、日大(出身大学)のカラーなので、無意識にカラーを入れていたら優勝したので、優勝が狙える順位にいたらピンクは入れようと思ってます。

Q

一時期ショットイップスに苦しんだ時期がありましたが、復調の兆しがあった際に何か自分の中で精神的に切り替えた部分はあったのですか?

A

やはり自信というのは急には戻らないので、ちょっとずつの積み重ねを続けて、自信を取り戻した感じですね。特に僕の場合は、少しずつの結果で、一歩ずつ自信にしていって、それが積み重なって、段々「いけるかな?」って気持ちになっていく感じです。そこでまた成績がちょっと良くなる。何でも良いので結果が出ればまた自信になるし、その繰り返しですね。

優勝した試合について

Q

2011年の「とうとうみ浜松オープン」では、石川遼選手とのプレーオフでの激闘の末、ツアー初優勝を果たされましたが、その際に意識したことはありましたか?

A

「勝ちたい」だけだったので、その時はたまたま石川君が相手でしたがどんな選手でも関係なく、そこまで自分が優勝争いをしてきたんだから、そこで勝つと負けるは全然違うので悔いのないように「勝とう」と思ってやってたんで、あんまりプレッシャーもなかったですし、いい意味で集中できたんじゃないですかね。

Q

翌年2012年のアジアパシフィックパナソニックオープンでは、最終日に大逆転劇を演じ優勝されましたが?

A

あれはもうラッキーでしたね、先にホールアウトしていたので、後続の選手に多少でもプレッシャーはあったでしょう。でも、あの大会のおかげでアジアンツアーの大きな大会やヨーロッパツアーにも出させていただいたんので、あの試合はボーナスみたいな感じで、優勝できて本当に嬉しかったですね。
※初日、110位と出遅れながら2日目以降は64、67、62と猛反撃して逆転優勝。2〜4ラウンドの54ホール合計193ストロークはツアー新記録となった。

 

── 初日は出遅れていたのに、2日目から急に好スコアが続きましたが、何かきっかけがあったんですか?

 

それまで、ずっと流れが悪かったので(※その前の週まで4試合連続予選落ちが続いた)、「何かを変えないといけない」とは思っていて、試合の初日も試行錯誤をしながらやったんですけど全然ダメで(※14番までに 6オーバー、その後3ホールでバーディを取ったが初日を132人中110位で終えた)、キャディに「肩の力を抜いてください!」って言われて、もうどうでも良くなっちゃったんです(笑)。でも、どうでも良くなっちゃったらゴルフも良くなっちゃって(笑)。だから「何なんだろう?」って自分でもよく分からなかったんですよ。ただ力を抜いてリラックスしてプレーした結果が良くなったって感じです。

Q

2013年には念願のメジャー大会「日本オープンゴルフ選手権競技」初優勝を果たされましたが?

A

その時は、2週間位前から調子が良くなっていってるのは自分でも分かってたので、優勝できるとは思ってなかったですけど、ゴルフの状態は明らかに上がっている、と感じての日本オープンでした。初日・2日と回ってみてすごく身体の力も抜けてるし、前年のパナソニックオープンの時のような雰囲気でゴルフが出来ていたのが良かったですね。

Q

優勝経験者としてお聞きしますが、優勝するのに一番大事な要因って何だと思いますか?

A

それは僕が教えて欲しいですけどね(笑)。でも目標を高い位置において「優勝したい!」って気持ちがどんどん強くなっていきながらプレーしているので、いきなりケタ違いに高い目標を立てても無理だけど、自分が手の届くか届かないかの所にちゃんと目標を設定して、そこに向けてだけいっていれば何も恐くないと思うんですよね。僕も優勝だけ見てるので。

若い世代の選手について

Q

小林プロから見て、今の若い世代のプロの印象は?

A

思い切りが良いって思うのと、「意外と出不精なのかな?」っていうイメージがあります。いきなりアメリカとかじゃないけれど、ちょっとアジアンツアーとかに、キャディバッグ一つ持って挑戦する。昔はそういう選手が結構いましたし、それを経験している選手は日本でも結構いるので、もうちょっと外の世界に出て、そこと日本の掛け持ちでやる位の気持ちでやったら良いのではないかなと思いますね。

Q

これからプロを目指すジュニアの選手にアドバイスはありますか?

A

出不精にならずに小さい試合でも良いので参加して欲しいです。僕もアジアンツアーも経験したし、ミニツアーもよく出てました。日本にもミニツアーはいっぱいあるので、何でも良いから試合に出続けて、どんどん上を目指して挑戦していけば、何かしら得るものはあると思います。

ミズノのゴルフクラブについて

Q

愛用しているミズノのクラブで特に気に入っている物は?また、どういったところを気に入っていますか?

A

やはりアイアンですかね。
「どういったところ」と言うか、ゴルフを始めてからミズノしか使ったことが無くて、これが当たり前だと思っているので、正直、他社さんのアイアンとか使ったことが無いのでわからないです。ミズノのクラブが一番だと思って使っているので、「どこが良い?」と聞かれても困っちゃいますね(笑)。自分にとっては、ミズノのクラブは体の一部みたいなものです。

クラフトマンさんについて

Q

ツアー期間中、クラフトマンの方々とはいつもどういったやり取りや注文をされているのですか?

A

本当は、その年のはじめに出来たコンディションのクラブをずっと使っていければ良いんでしょうけど、やっぱりショットの調子もあるので、その時の調子に合わせたフィッティングとか、新しいクラブの試打もしながら、その中で自分に合った物を困った時に合わせてもらいます。

Q

クラフトマンの方とは長い付き合いなのですか?

A

22、3歳からの付き合いなので、もう17年くらいですかね。僕のことや僕のゴルフを良く知ってくれています。ですから、クラブのことで判らないことがあったら、こちらから聞きますし、逆に「今の状況ならこの方が良いのでは?」とかも言ってくれるので、スイングのことは言わないですけど、調子を見て「こういうクラブの方が合うのではないか」など、いろいろと提案してくれます。

Q

クラフトマンのすごいと思う瞬間はどんな時ですか?

A

常に思ってますよ!普段から仕事がとても丁寧なので、僕は今まで一回も「間違っている」と思ったことはないです。心から信頼してますし、尊敬もしてます。

今後の目標について

Q

今後の目標を教えてください

A

まずは、調子のムラを無くすことです。僕の場合、調子がいきなり良くなったりするので本当に分からないですよね(苦笑)。本当に厄介です。ずーっと待ってるんですけどね。今年は、そういう調子のムラを無くしていきたいと思っています。そして当然、優勝することです。今はそこが目標です。

Q

最後にスマゴルを観ている方に向けてメッセージを

A

スマートゴルフをご覧の皆さん小林正則です。優勝目指して今年も頑張りますので是非応援してください!

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プロフィール

小林正則 プロ

小林 正則 プロ
1976年2月14日、千葉県出身
ミズノ契約プロ
日本大学時代には大きなタイトルこそなかったが、長身を生かした飛距離は際立つ。1999年、ミズノオープンでツアーデビュー。出場6試合ながらシード獲得にあと一歩と迫り、翌00年にはチャレンジツアー賞金王に。02年に初シードを獲得。11年、「とおとうみ浜松オープン」で石川遼選手をプレーオフで破り初優勝を飾る。13年には「日本オープンゴルフ選手権競技」で、国内メジャー制覇。少ないチャンスをモノにする勝負強さでさらなる飛躍を狙う、通算3勝を誇るミズノ契約プロ。

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