グリップ特集

株式会社STM

星型の出っ張りと豊富なカラーバリエーションで人気の「STMグリップ」。異硬度2層構造と呼ばれる特許技術で業界を驚かせた、新感覚グリップの製造現場を訪ね、製造工程からグリップの選び方、グリップフィッティングのことまで、その全てをお聞きしました!

「ゴルフグリップ AtoZ」Vol.2

2017年8月30日 更新

「ゴルフグリップ AtoZ」Vol.2

プレイヤーの身長や体格、体力レベルに合ったクラブフィッティングをすることがゴルフ上達への近道ですが、意外と軽視されがちなグリップが実はとっても重要なんです。
今回は、グリップ選ぶのポイントを「ヘッドウェイゴルフなんば」の中野智仁さんに伺いました

中野智仁さん ヘッドウェイゴルフ なんば店
店長 中野 智仁(なかの ともひと)さん
USTmamiya公認フィッター・レッスンプロ

グリップフィッティングでは、”グリップの太さ”がポイントになります。市販のゴルフクラブの場合、クラブの総重量やバランス、シャフトのトルクなどは意識しているのに、グリップの太さやトルクまでは意識が行き届かない方が大半を占めています。ご自身に合った太さのグリップを選ぶことにより、ショットのフィーリングは、以前より確実に良くなります。

グリップフィッティングについて

グリップフィッティングの重要性

グリップフィッティングの重要性 グリップに求められる要素は、滑りにくさ・ねじれの抑制・フィット感・耐久性です。
ゴルフクラブを購入後にメーカー純正のグリップをそのまま使われる方が多いと思いますが、できればすぐに自分に合ったグリップに交換されることをオススメします。その理由はグリップの太さにあります。本来、細めのグリップと相性の良いタイプの方が太めのグリップを使うと、極端に右(レフティは左)プッシュが多くなりがちです。 シャフトと同じように、グリップにもプレーヤーとの相性があるので、グリップの太さには十分気を付けてください。また、グリップの滑りを気にする方が多いのですが、グリップが滑る滑らないというのは、その方の体質(手汗が多いなど)や握り方に加え、グローブとの相性やケア(乾いたタオルで拭くなど)などといった多くの要因が影響します。グリップフィッティングにおいては“グリップの太さ“がポイントになります。
まずは、自分に合う太さのグリップを、フィッティングなどで体感してください。

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グリップ選びのポイント

グリップ選びのポイント
グリップ選びのポイント
※グリップタイプの見分け方
 左/パームグリップ、右/フィンガーグリップ

自分に合ったグリップを選ぶには、まずは、自分のクラブのシャフトの太さ(バット径)が何インチなのかを知る必要があります。ただし、グリップを装着した状態で確認するのは難しいので、ゴルフクラブのカタログで調べるか、お店の人に確認してください。お使いのシャフトが一般的なバット径(約15mm)であれば、60口径が標準だと考えてください。軽量シャフトになればなるほど、バット径が大きくなる傾向にあります。
グリップ本体のサイズが決まれば、次は自分の握り方に合ったグリップの太さです。適正サイズ(太さ)の見分け方としては、日常生活での電車のつり革やビールジョッキの持ち方で判断できますが、身近にあるモノで簡単に調べる方法としてはボールペンを使う方法があります。ボールペンをギュッと握り、手の甲を下にして指先からそっと開いてください。その時、ボールペンが手のひらの中心近くにあるとパームグリップの傾向があり、手のひらの中心よりも指側にあればフィンガーグリップの傾向があると言われています。パームグリップは太めのグリップと相性が良く、パームグリップタイプの方が細めのグリップを握ると、指の部分にグリップがしっかりフィットせず、良い動きができません。一方、指を中心に浅く握るフィンガーグリップは、細めのグリップと相性が良いとされ、フィンガーグリップタイプの方が太めのグリップを握ると、手の平にグリップがしっかりフィットせず、強いスイングができません。特に、フィンガーグリップタイプの方は、グリップを強くしっかり握る傾向があるので、やや硬めのねじれが少ないグリップがマッチします。
以前は、左手(レフティは右手)の中指と薬指が、親指付け根のふくらみに軽く触れる程度が最適なグリップサイズと言われていましたが、近年の道具の進化やスイングの変化により、この方法はあまり使われない傾向にあります。昔からゴルフ雑誌などでもよく目にする方法ですが、この方法だと全ての方がフィンガーグリップになり、本来パームグリップの方もフィンガーグリップが基準になってしまいます。今までフィンガーグリップで大きくボールが曲がっていた方の中には、本当はパームグリップとの相性が良く、グリップや握り方を変えることで、一気に悩みが解消される方も、多数おられます。

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グリップ選びのアドバイス

ウッド系は、力強いスイングに適したグリップが求められ、特に手ぢからの強い方(手を返しがちな方)やパワーヒッターと呼ばれる方は、グリップの機能や性能による影響が大きいので、トルクを抑えた(ねじれにくい硬めのもの)グリップを選ぶほうが良いでしょう。アイアン系は、フィット感や安定性を重視したグリップをおすすめします。また、女性や比較的非力な方は、握った際の柔らかさを重視して、ご自身に合った太さの軟らかめのグリップを選ぶようにしましょう。

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グリップは統一した方が良い?

グリップは統一した方が良い? 余程の知識や経験がある方を除いては、グリップは統一した方が良いでしょう。ラウンドでよく使われるミドルアイアン以下のクラブでは、できるだけグリップを統一するようにしましょう。ただし、ツアープロも含め、最近のロングアイアン(2I・3Iなどユーティリティ含む)などは、振り抜きやすくするためにシャフトの軽量化が進んでおり、軽量シャフトに対応したグリップが求められつつあります。ウッド系のグリップとアイアン系のグリップを使い分けたり、ロングアイアンとショート系アイアンでグリップを使い分けるのも、これからの選択肢の1つになるのかもしれません。ちなみに最近では、クラブの種類や番手ごとにグリップのカラーを変えて、サイズや機能と違う意味でゴルフを楽しんでいる方も多くいらっしゃいます。

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グリップとグローブの相性(雨の日・手汗対策)

グリップとグローブの相性(雨の日・手汗対策) 雨の日はグリップが濡れてしまい、ゴム系・樹脂系を問わず、どうしても滑ってしまいます。毎回乾いたタオルでしっかりグリップを拭ければ良いのですが、そうもいかないのが現実です。そんな雨の日におすすめの方法が、全天候用(雨天用)の人工皮革でできたグローブです。グリップと手が濡れてしまうことで滑りが発生するので、グリップと手の間に水に強い素材を挟めば、滑らなくなります。その重要な役割を担うのが全天候用(雨天用)の人工皮革でできたグローブなのです。素手では滑って、とてもスイングができない程のびしょ濡れの状態でも、この方法であれば全く滑る気配すら感じられません。普段レザー系のグローブをお使いで、雨の日にグリップが滑ってお悩みの方はぜひ一度試してみてください。ちなみに、手汗が多く晴れた日でもグリップが滑ってしまう方は、普段からこのような全天候用(雨天用)の人工皮革グローブをはめた方が、雨の日同様に高いパフォーマンスを発揮できます。

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グリップ交換でスライスやフックが改善

グリップ交換でスライスやフックが改善 フックでお悩みの方は、右手(レフティは左手)部分のグリップを太くして、できるだけ手が返りにくくするのが一般的な対処法です。一度グリップを太くしてみて、あまり手を使わないスイングを身に付けさえすれば、元の適正なグリップの太さに戻しても大丈夫です。一方、スライスにお悩みの方の場合は、明確な対処法がありません。
一般的に太めのグリップは手が返りにくく、細めのグリップは手が返りやすいとは言われていますが、スライスの場合は、フックの反対にグリップを細くすれば手が返るといったような、単純な理由ではない場合がほとんどです。グリップが太いからスライスするのではなく、反対にグリップが細すぎて上手く振り抜けないのかもしれません。ただ、軟らかいグリップは、指が食い込む分どうしても押し出しが強くなり、余計にヘッドが返りにくく、その結果スライスに繋がります。スライスにお悩みの方には、軟らかめのグリップよりも、しっかりとした硬めのグリップの方が、スライスの軽減に役立ちます。ちなみに、フック対策だからと言っても、右手(レフティは左手)部分のグリップを太くして段が付いてしまうと、グリップが円型でなくなるのでルール違反です。3重巻きくらいまでなら、目立った段差は付かないので問題ありませんが、注意が必要です。

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グリップを太くするには?

グリップを太くしたいのであれば、標準サイズより口径の小さなグリップを装着する方法があります。これは同じ太さのシャフトに58口径と62口径のグリップを装着した場合、58口径の方が肉厚な分だけ装着後のグリップの外径が太くなるということです。ただし、この方法で結果グリップが太くなっても、グリップそのものの肉厚が厚くなるので、余分なねじれが発生してしまう場合があります。おすすめの方法は、ねじれを抑えた肉厚設計のグリップを装着するか、テープの巻き数を増やす方法です。通常はテープ1巻きですが、テープを2〜4重に巻くことでグリップの性能を損なうことなく、グリップを太くすることができます。ちなみに過去では7重巻きの極太グリップに仕上げたこともありますが、自分の適正な太さのグリップを使うようにしてください。

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握る強さとグリップの相性

握る強さとグリップの相性 グリップを強く握るタイプの方は、トルクの少ない(ねじれにくい硬めのもの)グリップが良いでしょう。反対に、グリップを弱く握るタイプの方や強く握れない方(高齢者や一般女性など含む)は、柔らかめのフィット感を意識してグリップを選ぶようにしてください。問題はグリップの太さなのですが、強く握る方は太くてねじれの少ないグリップが良いのか、また、弱く握る方は細くて柔らかいグリップが良いのか。グリップの太さとの相性というのは、人それぞれグリップの握り方によって差がありますので、まずは、ご自身のグリップ(握り方)のタイプを理解した上で、自分には太めのグリップが良いのか、それとも細めのグリップが良いのか、を判断するようにしましょう。そもそも、グリップを強く握る理由は、グリップが細いから強く握ってしまう、もしくは反対に、グリップが太いから強く握ってしまうのかもしれません。それと同じように、グリップを弱く握ってしまう方でも、グリップが細い方がしっかり握れる場合やグリップが太い方がしっかり握れる場合もあります。このようにグリップの握りの強弱というのは、グリップの太さによる影響が大きいと考えられるので、グリップの握りでしっくりこない方は、グリップの太さをこの機会に見直してみてください。

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女性用グリップ

従来は“細いグリップ=女性やシニア向け”のイメージがありましたが、ここ最近では少し状況が変わってきています。今までの薄肉軽量グリップは、ボールを打った時の振動が手に伝わりやすく、特にシニアや女性には痛さを感じる方が多かったようです。そのため、肉厚の軽量グリップを希望されるお声が数多く寄せられましたが、現状では肉厚グリップで軽量化することが困難で、今日まで課題として残っています。 そんな中、一般女性でも比較的身長が高かったり手のサイズが大きめの方では、女性用グリップではなく、一般のやや細めのグリップを好んで使われることも増えています。女性だからと言って、女性用グリップを使った方が良いわけでは決してありませんので、自分やお使いのクラブに合ったグリップを探してみてはいががでしょうか。特に最近のゴルフクラブは軽量化が進み、シャフトの手元側の口径が太く、従来の女性用グリップが装着できない場合もありますので、お近くのショップや工房で相談してみることをおすすめします。

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グリップのカラーコーディネート

グリップのカラーコーディネートシニアの方などはブラックのグリップを希望される場合が多いのですが、それは長年使ってきた慣れであったり、カラーグリップを使うことに対しての抵抗や多少の照れがあるのかもしれません。グリップ交換会の会場にお越しのシニアの方も、最初はもちろんブラックのグリップを選ばれるのですが、実際にカラーグリップを手に取り、何球か打たれると違和感が薄れるのか、最後には気に入ってカラーグリップで揃えられることもよくあります。カラーが及ぼす影響に関して言えば、近年、陸上競技場のトラックは青色が増えてきています。それは青色が精神を落ち着かせ集中力が高まることで、好記録が生まれるというのが理由です。グリップのカラーでも、陸上トラックと同じことが当てはまる部分もあるので、ラウンドの終盤で集中力が途切れ、スコアが乱れがちな方は、一度ブルー系のグリップを試してみてはいかがでしょう。反対に、諦めが早かったり気持ちが入っていかないような方は、レッド系のグリップでヤル気を高めるのも、良い結果に繋がるかもしれません。どちらにしても、カラーの違いは見た目や精神的な部分なので、好きなカラーでゴルフクラブをコーディネートして楽しんでください。

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プロが使うグリップと市販品の違いは?

素材や製法といったものには全く違いはありません。プロ用と市販品の唯一の違いは、ツアーサポートとしてプロからのサイズや重量などの要望に細やかに対応していることだけです。市販品にはラインナップされていないサイズや重量のグリップが、プロトタイプとしてツアーなどで使用されていることはあります。ちなみに、プロと一般の方との大きな違いは、グリップの挿し方にあります。多くのプロは挿し方にもにもこだわりを持っているので、細かい指示を出されることは少なくありません。ただし、プロだからと言って、特別なグリップ装着法がある訳ではありませんので、一般の方でもプロ同様にご要望に応じてグリップを装着しています。

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パター用グリップ

パター用グリップは、形状も含めたくさんの種類が販売されています。以前はピン型パターには細めのグリップが主流で太めのグリップはタブーとされていましたが、最近ではピン型パターに極太グリップのプロが優勝したりと、活躍しています。一昔前のように、ピン型は細めのグリップで、マレットやネオマレット型は太めのグリップが良い、というのは当てはまらなくなってきています。一般的には、パットがショートしがちの方は細めのグリップでしっかりとボールを弾き、オーバーしがちな方は太めのグリップでボールを押し出す感覚が良いと言えるでしょう。
パターの場合は、スイングするのではなくストロークするという点や、グリップの握り方にも多種多様な方法がありますので、実際にボールを転がしてみて、自分が気に入ったグリップを選べば間違いないでしょう。

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お客さまへのメッセージ

中野智仁さん ヘッドウェイゴルフ なんば店
店長:中野 智仁(なかの ともひと)さん
USTmamiya公認フィッター・レッスンプロ

ゴルフクラブにおいて、もちろんヘッド・シャフト・グリップの全てのパーツが重要です。ゴルフをする上で少しでも何かお悩みのことがあれば、一人で悩まずにお気軽にご相談ください。あとは私たちプロが、お客さまのスイング傾向に合わせたゴルフクラブを整えていくことで、きっとお客さまのゴルフのスキルが上がっていくでしょう。ヘッドウェイゴルフなんば店では、ゴルフを楽しむ全ての人によりゴルフを楽しんでいただけるよう、レッスン・フィッティング・クラブ診断・ゴルフ用品の販売まで、幅広くあなたのゴルフライフをサポートいたします。ぜひ一度お仕事の帰りにでもお気軽にお越しください。
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■取材協力

HEAD WAY GOLFHEAD WAY GOLF
住所/〒556-0021 大阪市浪速区幸町1-2-21
TEL/06-6586-6260

HP/http://headwaygolf.jp/

ヘッドウェイゴルフでは、ゴルフを楽しむ全ての人に、よりゴルフを楽しんで頂けるよう、レッスン・クラブ診断・ゴルフ用品の販売まで、幅広くあなたのゴルフライフをサポートいたします。
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