週末日帰り体験

更新日:2011年11月22日

週末日帰り体験:ウイスキーの世界

琥珀色に輝く甘美な命の水:ウイスキーの世界

語源に「命の水」という意味を持つオトナなお酒“ウイスキー”。興味はあるけど敷居が高そう…というビギナーにぴったりなのがウイスキーの工場見学。歴史や製造工程を楽しく学びながら、試飲もできるガイドツアーに参加して、知れば知るほど奥深いウイスキー界の扉を叩こう。

山崎蒸溜所ガイドツアー

所要時間 約1時間
料金 参加無料
特記 事前にHPまたは電話にて要予約

日本初のモルトウイスキー蒸溜所で
製造工程が分かるガイドツアーに参加できる

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これだけは知っておきたい ウイスキーのキホン

そもそもウイスキーって?
主に大麦やトウモロコシなどの穀物が原料。糖化・発酵の後に蒸溜を行い、木製樽で貯蔵熟成するお酒の総称。
どんな種類があるの?
原料で区別すると、麦芽だけを使用した「モルトウイスキー」、トウモロコシなどの穀物を原料とする「グレーンウイスキー」、その2つを組み合わせた「ブレンデッドウイスキー」に大別される。また、単一蒸溜所のモルト原酒のみで作られた「シングルモルトウイスキー」、トウモロコシを主原料とするアメリカのケンタッキー州の「バーボンウイスキー」など、生産国や原料、製法によってさまざまな種類に分かれる。
有名な生産国はどこ?
スコットランドの「スコッチウイスキー」、アイルランドの「アイリッシュウイスキー」、アメリカの「アメリカンウイスキー」、カナダの「カナディアンウイスキー」、そして日本の「ジャパニーズウイスキー」は世界的な生産国の“5大ウイスキー”と呼ばれる。

Start!

STEP1ガイドツアーのはじまり! 仕込・発酵工程を見学しよう

ウイスキーの製造工程をパネルで説明 写真

出発前にウイスキーの製造工程をパネルで説明

ガイドスタッフの案内でモルトウイスキーの製造工程が楽しく学べるツアーに出発。まずは原料である麦芽の仕込・発酵工程がお目見え。粉砕した麦芽を山崎が誇る名水とともに仕込槽へ入れ、糖化・ろ過した麦汁を作ります。できた麦汁を発酵槽に移したら、ウイスキーの香味に最適な酵母を加えて豊かな味わいを生み出します。

巨大な仕込槽 写真

巨大な仕込槽で麦芽を糖化・ろ過し、
麦汁が作られます

麦汁に酵母を加えて発酵させる木桶槽。
木桶を使うことで自然の乳酸菌などが働き
複雑な香味を生む

木桶槽 写真
原料の麦芽の香りも体験可能 写真

原料の麦芽の香りを体験することもできる

STEP2美しい蒸溜釜が並ぶ、熱気と香りあふれる蒸溜工程

蒸溜されたばかりのウイスキー 写真

蒸溜されたばかりのウイスキーの香りが工場内に満ちる

次に見学するのは、ポットスチルと呼ばれる単式蒸溜釜が並ぶ蒸溜工程。初溜と再溜の2度の蒸溜によって、無色透明のニューポットと呼ばれる蒸溜したてのウイスキーが生まれます。初溜では直火蒸溜で力強いタイプ、間接蒸溜でおだやかなタイプの香味成分を持つニューポットを取り出し、再溜でよりバランスに優れた成分を取り出します。

Point!

さまざまな酵母、発酵槽、蒸溜釜などを使い分け、多彩な個性のモルト原酒を作り出します。ニューポットは館内のテイスティングカウンター(下記)で1杯100円で味わうこともできますよ!

[サントリー山崎蒸溜所]ガイドスタッフさん

ニューポットの出来をスタッフが確認 写真

ニューポットの出来をスタッフが
確認するための設備

ポットスチルの形の違いによって
原酒の個性も変化する

ポットスチル 写真
ニューポットの香りの違いを体験 写真

直火蒸溜と関節蒸溜それぞれのニューポットの香りの違いを体験

STEP3樽のゆりかごで原酒が眠る貯蔵庫へ

蒸溜された無色透明の原酒を、樽に詰めて熟成させる場所が貯蔵庫。ウイスキー独特の琥珀色、深い香り、まろやかな味わいが長期熟成することによって生まれます。樽の材質や形状の違いによって、熟成の速さや生まれる香りが異なり、目指すウイスキーにふさわしい樽を使用して貯蔵・熟成されます。

さまざまな種類や年代の樽 写真

さまざまな種類や年代の樽が整然と貯蔵される

山崎蒸溜所で蒸溜された第1号の樽 写真

山崎蒸溜所で蒸溜された第1号の樽も! 歴史を感じます

ウイスキーは熟成する間に樽外へ蒸発 写真

ウイスキーは熟成する間に樽外へ蒸発。エンジェルズシェア(天使の分け前)とも呼ばれる

Finish!

STEP4お待ちかねの試飲タイム! ウイスキーのおいしさを体感しよう

ウイスキーが誕生する工程を楽しくお勉強したあとは、その味や香りを実体験! ハイボールや天然水割り、ストレートなど飲み方による違いや銘柄によって異なる味わいを試してみましょう。

樽を再利用して作られたテーブルやイス 写真

試飲会場のテーブルやイスは樽を再利用して作られたもの

ウイスキーと相性抜群のチョコレートなどオリジナルのおつまみといっしょに、ウイスキーの魅力を満喫できます。

いろんな飲み方や楽しみ方を教えてもらおう 写真

いろんな飲み方や楽しみ方を教えてもらうのもおすすめ

ウイスキーの試飲 写真

試飲は山崎10年のハイボールのほか、おかわりでは山崎12年を選べる

+αのお楽しみ
テイスティングカウンター 写真

約100種類のウイスキーや原酒を揃える

「テイスティングカウンター」で飲み比べ

館内には、めったに飲めない限定ウイスキーや原酒などを試飲(有料)できるコーナーもある。山崎25年15ml2,500円など、格安で極上ウイスキーが味わえるのも当館ならでは。

IN THE BARREL 写真

山崎10年やおつまみが付く工場見学記念セット1,940円など

ショップ「IN THE BARREL」でお買い物

敷地内に併設し、オリジナルグラスやショップ限定モルトウイスキーなども販売。ガイドツアーの試飲タイムで出されるオリジナルおつまみや飲み比べセットなどが人気。

体験日記

It's Whisky Time. 写真

土曜・日曜、祝日限定のツアー「It's Whisky Time.」(参加1名1,000円、要予約)。シングルモルトミニチュアボトル付き

なんか難しそう…と思ってたけれど、実際に工場見学したり種類を覚えたりすると楽しくて、どんどんハマっちゃいそうです! 世界のウイスキーをハイボールで飲み比べられる工場見学ツアーも開催されてるみたいなので、次回はそれに参加しようかな〜。

もっとウイスキーを楽しみたい!!

大阪の老舗BARでウイスキー三昧

ハイボール 写真

北新地サンボア

歴史を受け継ぐ氷なしハイボールで乾杯

大正7年(1918)創業の「サンボア」の意志を受け継ぐ名店。なかでもおすすめは、ブーム以前から定番だったハイボール1,050円。冷やした角瓶をダブルでグラスに注ぎ、よく冷えた炭酸を1本、最後にレモンピールで爽やかに仕上げる一杯は、氷なしで提供する老舗ならではの歴史が光る。

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禁煙BAR 写真

BAR AUGUSTA TARLOGIE

香りと味と語らうように楽しめる禁煙BAR

ウイスキーに魅せられた店主が営むBARで味わいたいのは、スコッチのグレンモーレンジィ(シングル)1,200円、そしてバーボンのウッドフォード・リザーヴ(シングル)1,200円。スムーズな口当たりでビギナーにもぴったりなスコッチや、甘い余韻がたまらないバーボンをじっくり楽しもう。

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銘柄や経年の変化をテイスティング 写真

Bar マスダ

銘柄や経年の変化をテイスティング

世界の銘酒やカクテルが一堂に会する、昭和33年(1958)創業の老舗。樽の種類による味の違いを楽しめるテイスティングセット「山崎カスクコレクション」(4種各10ml)3,000円をはじめ、熟成年数や銘柄の違いを試せるテイスティングメニューが多彩で、ウイスキービギナーにまさにぴったり。

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【取材・文】中井新/【撮影】白井孝明

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