家族でおでかけ 〜休日は子どもと想い出づくり〜

更新日:2009年09月29日

平安情緒ただよう観月会

大覚寺 観月会

満月の夕べに粋なお月見

嵯峨天皇が建立した離宮 画像

平安時代初期に嵯峨天皇が建立した離宮。中国の文化を採り入れた様式が特徴です

秋の風物詩といえばお月見。旧暦の8月15日は中秋の名月にあたり、ススキや団子、イモ類などをお供えして月を眺め、無病息災や豊作を願うといった風習がありました。2009年の中秋の名月は10月3日(土)。京都の嵯峨に建つ[旧嵯峨御所 大覚寺門跡]では、10月2日(金)〜4日(日)の3日間、「観月の夕べ」と題したお月見の会が催されます。平安遷都の際に建立されたという由緒ある場所で、月を愛でる静かな夕べを過ごしてみませんか。「施設情報」詳細へ「公式サイト」へ

池の水面に映る月

龍頭舟(りゅうとうせん) 画像

日本三大名月鑑賞地のひとつにも数えられる「大沢池」。周辺の山の高さ、木々の配置など、池を取り巻く背景全てが観月のために用意されているような、絶妙な調和を醸し出しています

旧嵯峨御所 大覚寺門跡]といえば、中国の洞庭湖をモデルにした「庭湖」と呼ばれる庭園も有名。周囲約1キロメートルの日本最古の人工池「大沢池」では、嵯峨天皇が文化人たちとともに船遊びを楽しんだと伝えられています。
「観月の夕べ」の3日間は、この古来の風習にのっとったお月見が再現されます。貴族たちが船遊びに使ったという豪華絢爛な龍頭舟(りゅうとうせん)や鷁首舟(げきしゅせん)に乗り、池を一周しながら水面に映る月を眺めるのもまた一興。池のそばに建つ「望雲亭」のお茶室や池のほとりに設けられたお茶席でも、名月を見上げながらお茶を楽しむことができます。琴の音色が響く中、平安王朝絵巻さながらの優雅な時間が楽しめますよ。

data観月の夕べ
料金 舟席券:1,200円
茶券:本席1,000円、五大堂席500円
※お席は全てお抹茶とお菓子が付いています
※龍頭舟・鷁首舟は、雨天の場合中止。乗船時間は約15〜20分

嵯峨の名店が軒を連ねる夜店

満月法会 画像

僧侶たちが月に感謝と祈りを捧げる「満月法会」。全国各地から集まった人々で、境内は夜半まで賑わいます

期間中、境内では嵯峨の有名なお菓子や漬物、料理のお店が夜店を出しています。また月を望む場所に祭壇を設け、お団子やイモ、豆や花などをお供えして、豊作と人々の幸せを祈願する「満月法会」も行われます。
池を囲む約1キロメートルの道は、散策する人たちでいっぱい。月明かりに照らされながら家族で過ごす一時は、大切な思い出として残ることでしょう。

笛と小鼓のミニコンサートも開催

「宸殿」では、ヨーロッパやアジアなど世界各国で高い評価を得ている阿部慶子さん(笛)と、能楽にとどまらず多ジャンルのリズムや奏法を取り入れたオリジナルの鼓奏者として活動する高橋葉子さん(小鼓)の共演ミニコンサートを開催。そのほか京都嵯峨芸術大学生筝曲部による琴の演奏会など、月夜に華を添える甘美な音色もお楽しみに。

ハープ演奏 画像

※写真は2008年のコンサートの様子

dataミニコンサート/笛と小鼓の演奏
開催日 2009年10月3日(土)、4日(日)
時間 18時〜18時30分、19時10分〜19時40分
data琴の演奏会
開催日 2009年10月3日(土)、4日(日)
時間 17時〜17時50分、19時40分〜20時30分
ついでに立ち寄りスポット

嵯峨野トロッコ列車 画像

嵯峨野トロッコ列車
豊かな自然に囲まれた渓谷を走るトロッコ列車。窓の外に広がるパノラマが楽しめる。

【取材】篠木まり

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