家族でおでかけ 〜休日は子どもと想い出づくり〜

更新日:2010年02月16日

世界に誇る姫路城に出かけよう

姫路城

改修前にすみずみまで堪能したい姫路城

姫路城 写真

世界遺産に登録されている[姫路城]。国宝にも指定されている4つの天守が織りなす建築美と、当時の様子をほぼそのまま伝える城郭全体の重厚な構造。美しさと貫禄をそなえた姿は、400年前の築城以来「白鷺城」という名でも愛されてきました。その[姫路城]が、2010年4月12日(月)から本格的な大改修に入り、大天守への登閣ができなくなります。工事終了予定は2015年。関西が世界に誇る[姫路城]、この機会に家族でおでかけして、その魅力を目に焼き付けましょう!

※大天守への入場は、2010年4月12日(月)〜2011年1月末まで不可。2010年4月末ぐらいから石垣を覆いはじめ、大天守が素屋根に隠れるのは2010年9月ごろ。改修終了は2015年予定。

世界に誇る姫路城の天守閣をじっくり見学

4つの天守が連立して構成されている[姫路城]。一際目立つ大天守は江戸初期からのもの。白漆喰で塗られた壁は、400年の時を経たとは思えないほどの美しさ。大改修時には、3つの小天守は外からも見られますが、大天守は大きな素屋根ですっぽりと覆われてしまいます。ぜひ、江戸から続く天守閣の美しさを堪能しましょう。

大天守 写真

大天守

千鳥破風(ちどりはふう)、大千鳥破風(おおちどりはふう)、唐破風(からはふう)などの3つの屋根構造が組み合わさった調和のとれた外観が特徴。高さ約30m(海抜90m)もあり、登ると姫路の町のパノラマも楽しめます。大改修の期間は登閣できませんので、注意。

乾小天守 写真

乾小天守

北西(乾の方角)に位置するため、乾小天守と呼ばれています。3つの小天守の中で一番の大きさを誇ります。規模だけでなく屋根の構造なども美しく、重厚な造りになっています。

西小天守 写真

西小天守

石落とし、鉄格子窓が備わった西小天守。大天守にいたる最後の砦として機能していました。

東小天守 写真

東小天守

3つの天守の中でも最も小さいのが、この東小天守。大天守とは、国宝でもある「いの渡櫓」でつながっています。

姫路城に伝わる伝説

形ある史跡としてだけではなく、[姫路城]には多くの伝説も残されています。その中には、日本一の剣豪の武勇伝や誰もが子どものころに聞いた怪談の発祥地となった井戸、天下人を助けた老婆の逸話など、興味をひくものばかり。

長壁神社 写真

あの二刀流の名人が妖怪と戦った!?

かつて姫路城で、妖怪が出るという噂が広がりました。妖怪退治を命じられたのが、ひとりの武芸者。夜中、武芸者が大天守で番をしているとさまざまな怪異が襲ってきました。しかし、平然とした彼の様子に、妖怪は恐れをなして退散。すると、[姫路城]の守り神・刑部明神が美しい姫となって現れ、宝剣を武芸者に渡したと言います。その武芸者こそが、あの宮本武蔵。大天守最上階には、守り神を祀る[刑部神社]があります。

お菊が投げ込まれたとされる井戸 写真

1枚、2枚…、恨めしい声が井戸から聞こえてくる?

永正年間(1504〜1520)、クーデターが起こり家臣の青山鉄山が城を乗っ取りました。その時、城主側のスパイとして青山家に女中として潜入したのがお菊という女性。しかし、青山家の家臣にばれ、それを楯に結婚を迫られます。しかし、お菊は承諾しませんでした。怒った家臣は10枚あった家宝の皿を1枚隠し、彼女の不始末として殺して井戸に投げ込みました。それ以来井戸から、「1枚、2枚…」と皿を数えるお菊の声が聞こえてくるようになったとか。これが、「播州皿屋敷」の怪談として今も伝えられています。お菊が投げ込まれたのが、今も城内にあるお菊井戸だと言われています。

姥が石 写真

太閤秀吉のピンチを救った、老婆の石臼

順調に出世した豊臣秀吉ですが、まだ羽柴秀吉と呼ばれたころに思わぬ難問にぶつかったとか。それが[姫路城]の築城問題でした。石垣の石がなかなか集まらず、工事が思うようにはかどらなかったのです。それを聞いた老婆が、「せめてこれでもお役に立ててくれれば」と古くなった石臼を差し出しました。困っていた秀吉は、その臼を石垣に使ってみました。すると、その老婆の行動に感動した人々から石の寄進が相次ぎ、無事城が完成したとか。その石臼は、今も乾小天守の北側にあり、「姥(うば)が石」と呼ばれています。写真の中の、金網に囲まれた白い石がそれです。

工事期間中も見どころ一杯

素屋根内部見学スペースイメージ図

素屋根内部見学スペースイメージ図

2010年4月12日(月)からは見どころがないかと言えば、そうではありません。大天守にのみ入城できないだけで、後は普段どおり見学できます。また、単に素屋根で覆うだけでなく、2010年12月にはその壁面にギネス級の大きさの[姫路城]を線画で再現。2011年には素屋根に内部見学スペースを設けて、修理の様子などを見ることができます。

ついでに立ち寄りスポット

姫路セントラルパーク 写真

姫路セントラルパーク
お城を堪能した後は、姫路の二大観光施設のもうひとつへ。サファリパークと遊園地を楽しもう!「スポット情報」詳細へ

【取材】木下昌輝

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