秋の風物詩といえばお月見。中秋の名月とは旧暦8月15日の月のことを指し、2011年は9月12日(月)です。現在ではお団子とススキを供えて月を愛でるのが一般的ですが、農作物の実りに感謝するという意味もこめられています。そんな観月行事は全国各地で様々な特色があり、工夫を凝らしたお月見が行われます。そこで今回は関西で行われる観月行事をテーマに分けてご紹介します。平安情緒溢れる伝統的な観月行事をはじめ、月見団子のサービスがうけられるお祭りも。お家でのんびり楽しむのもいいですが、少し足を延ばしてひと味違ったお月見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
家族でおでかけ 〜休日は子どもと想い出づくり〜
更新日:2011年08月30日
澄んだ空気に月明かりが冴える

平安貴族気分で、優美な観月
お月見の歴史は古く、平安時代頃から行われてきました。貴族たちが宴を開いたり、詩歌を読んだりして楽しんでいたそう。現代でもそんな優美な雰囲気が感じられる行事が催されています。伝統的な舞楽を披露したり、古くからの習わしを今に伝えるイベントで平安情緒を楽しんでみませんか?
采女祭@采女神社

写真提供:奈良市観光協会 写真:木村昭彦
名月管絃祭@下鴨神社

平安の雰囲気を今に残す観月の夕べ
平安時代から続くといわれ、古来より人々に親しまれてきた観月行事。かがり火がたかれた舞台で行われる雅楽にあわせた舞楽や、十二単の王朝舞などは見応え十分。2時間に及ぶ奉納では他にも、尺八、管弦、箏曲などが行われ、舞楽の演目も様々。斎庭には観月茶席(有料)が設けられ、事前に申し込むと利用できるので、ゆったりと観覧したい方はそちらもおすすめです。「施設情報」詳細へ
心もおなかも満足なお月見
お月見にはやっぱり月見団子。美しい月や舞台を見ながら美味を食すのも、観月の楽しみです。お団子の無料接待や、飲食ブースの出店など、お子さんも満足なイベントをご紹介します。
賀茂観月祭@上賀茂神社

姫路城観月会@姫路城三の丸広場

※写真は改修工事以前のもの
姫路城で行われる盛大な観月イベント
LEDライトでライトアップされた姫路城修理見学施設「天空の白鷺」をバックに、姫路城三の丸広場の特設ステージで和太鼓などの郷土芸能が盛大に行われるイベント。獅子舞や箏曲、和太鼓の演奏など、日本古来の伝統芸能で会場を盛り上げてくれます。また、地酒や月見団子、おでんなどを販売する飲食ブースなども出店。そのほか月の観測コーナーなどもあり、バラエティに富んだ内容なので家族連れで楽しめます。「施設情報」詳細へ
ちょっと足を延ばして
砥峰高原観月会@砥峰高原

広大なススキ草原と名月に酔う
ススキの名所、兵庫県にある[砥峰高原(とのみねこうげん)]で行われる観月会です。秋には高原がススキで一面おおわれ、その景色はすばらしいの一言。散策道に350本もの松明が並び、幻想的な風景が広がります。当日はおおかわち太鼓保存会による和太鼓の演奏などのステージイベントやバザーが催され、賑わいを見せます。「スポット情報」詳細へ
2009年9月には月を愛でる静かな夕べを過ごせる[大覚寺 観月会]を紹介しています。
2011年は9月10日(土)〜12日(月)開催予定。
家族でおでかけ:[大覚寺 観月会]
【取材】有佐和也
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