六甲山

六甲山(芦屋川ルート)“大阪湾の眺望が楽しめる自然のランドマーク”

阪急芦屋川駅からロックガーデン

高座ノ滝を抜けて、第1の難所ロックガーデンへ

阪急芦屋川駅から川を右手に山へと出発。住宅街を抜けるまで桜の木が立ち並びます。しばらくすると登山口にある茶屋に到着。茶屋奥には最初の見どころでもある高座ノ滝が。10Mほどと大きさはあまり大きくありませんが、夏場の登山などでは涼を感じられる良スポット。そして、その先にある橋を行くと、ロックガーデンが広がります。ロックガーデンは、クライマーにも人気の場所で、そもそも日本のロック・クライミング発祥地としても知られています。そんなロックガーデンは、今回の六甲山ルート、第1の難所。あまり急がず、ゆっくりと進みましょう。この付近ではイノシシがよく目撃され、気をつけなければいけませんが、親子のイノシシを見られる可能性もあります。

風吹岩から雨ケ峠

左から七曲りの急坂、山頂の標識(戦後)

風吹岩から大阪湾を一望

ロックガーデンを越え、なだらかな斜面を登っていくと見えてくるのが、大阪湾を一望できるビューポイント、風吹岩。岩の上から望む街や海の風景を楽しめます。阪神大震災で岩の一部が崩壊してしまいましたが、休息をとるにはもってこいの憩いの場所です。そして、次のポイント、雨ケ峠に向かう道のりでは、4月下旬でもまだ、コバノミツバツツジやツバキの花などが観賞できるかもしれません。緩やかな坂が続きますので、四季の花を楽しみつつ登ることができます。さらに、ゴルフ場、芦屋カンツリー倶楽部を横切ると雨ケ峠に到着です。

雨ケ峠から山頂

七曲りの急坂を越えて、六甲山山頂へ

雨ケ峠から少し歩くと、七曲りの急坂 (雨ケ峠からは、東お多福山へのコースも伸びています)。ここからは階段や坂が続きます。こちらが初級、六甲の第2の難所。本庄橋跡を通る景色の奇麗なルートのほかに、少し近道の階段を上るコースがあるので、好きな道を選びましょう。名前の通り、曲がりくねった坂を抜けると、山頂下にある茶屋に着きます。ここから山頂までは、およそ5分。六甲山の山頂の標識は、戦前のものと戦後のものと2つあります。軍用地として管理されていた時代は、現在の山頂には立ち入りができなかったことが理由だそう。現在の山頂付近からの眺めもまた奇麗なので、記念撮影ポイントとしても、活用できます。

山頂から有馬の温泉街

なだらかな下り坂が続く有馬への道のり

茶屋付近、または山頂で昼食をとった後は、有馬へ向けて出発です。こちらの道のりは、登りと比べてこう配は少なく、ゆったりとした道が続くので比較的楽にすすめるでしょう。六甲山系で最も低い海抜でブナやイヌブナが楽しめる場所が途中にあります。その林を下り、道なりに進めば有馬の温泉街に到着。今回の登山ルートのゴールです。

登山後の楽しみ

六甲山系の登山後の楽しみのひとつが、有馬温泉。時間帯、曜日によって外湯を行っている宿もたくさんあります。そんな中でも、ハイカーによく利用されているのが、有馬温泉会館の金の湯、銀の湯。入浴料650円(2010年4月現在)で楽しめるので、帰りのバスや電車の時刻を確認して、ゆっくりと山登りの疲れを癒しましょう。

  • 立ち寄りスポット情報

    名称
    金の湯
    エリア
    兵庫県神戸市北区有馬町833
  • 立ち寄りスポット情報

    名称
    銀の湯
    エリア
    兵庫県神戸市北区有馬町1039-1
  • 立ち寄りスポット情報

    名称
    有馬温泉 太閤の湯
    エリア
    兵庫県神戸市北区有馬町池の尻292-2

登山後記

久しぶりの六甲山。週末ということもあってか、たくさんの人で賑わっていました。幼稚園児くらいの子どもから、50~60代の団体、さまざまな人が山頂を目指している姿をみると、山登りを始めるに適した山だということが分かります。また、六甲山は全国の山好きにも人気が高く、クライミングをする人も多いのが特徴。さらに、今回、紹介した初心者向けのコースから、六甲アルプスとも呼ばれる、須磨から高槻へ抜けるコースなど幅広い楽しみ方があるのも六甲山の魅力と言えます。さらに、今回のコースでは、下山先で温泉に入るという楽しさもあって、有意義な登山となりました。

【取材】松村貴樹/【撮影】米田真也

更新日:2010年4月20日

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