石楠花山

石楠花山〜北六甲の森林を満喫さらに、温泉やカフェと寄り道も◎〜

谷上駅から石楠花山山頂付近

  • 登山口の草むらを抜けるとすぐに、背の高い木々があたりを覆います。
  • 春から夏に向けて、この辺りではたくさんの花や野鳥を楽しめます。
  • 阪神高速高架下を越えてからのこの分岐を間違わないように。
  • フジウツギ属の花。紫が多く見られ観賞用としても有名。
  • 登山口の目印。フェンスと看板が見つけたらそこを。

高速の高架下を潜って登山道に

神戸電鉄有馬線に乗り谷上駅へ。駅前のロータリーに出ると、山間部の駅だということが分かり易く、目の前に山、そして、振り返ると、阪神高速とさらに山が現れます。とは言うもののあたりの様子は、マンションの建設や新築の住宅が多く道も整備され、新興住宅地といったところ。そういった開発が進んでいるため、道もずいぶん新しくなっています。登山道への入り口へ繋がる道を間違わずに進みましょう。
駅を背に右に進むとすぐに、阪神高速高架下を潜ります。そこから道なりに進むと、分岐。ここを左手に進みましょう。何度か阪神高速の下を潜りつつ登山道に入ります。登山道の入り口には、炭ヶ谷の看板があります。登山道入り口からしばらく上り坂。その坂を一気に上りきると、分岐にさしかかります。分岐を右手におれて黄蓮谷方面へと向かいます。ここも引き続き坂道ですが、山頂まではもうすぐです。

石楠花山山頂から徳川道

  • 山頂付近の展望台空の景色。草木の生長が良い姿が分かります。
  • 山頂付近の杉林の登り坂。
  • 山頂手前には、炭を焼いた釜の後が。
  • ブナなども多く見られる石楠花山。
  • 木段で整備されているところも。

谷間の道を通って歴史街道へ

六甲山系の山の一つ・石楠花山山頂には、標識と三角点があるのみ。そのまま進みましょう。少し開けたところに石楠花山の展望台がありますが、残念ながらここからの展望はあまり期待できません。
そして、その展望台からは下りになります。方角は看板がありますので、そこに向かって行きましょう。この下り道は、黄蓮谷と呼ばれますが、ドーントリッジ、シェール道同様に神戸の居留外国人ウォーレンの名前に由来すると言われています。
その谷をどんどん下っていくと、江戸時代末期に生麦事件のような、外国人と大名の事件を避けるために新しく作られていた道、徳川道に差しかかります。ちなみにこの道は、結局完成されずに明治維新を迎えたようです。徳川道までくれば、[神戸市立森林植物園]の入り口まではもうすぐ。

徳川道から北鈴蘭台駅

  • 六甲山系の杉は、主に商業用ではなく治水を目的とし植えられた。
  • クヌギの屋根。山中は比較的日陰が多いので涼しい。
  • ヌケ谷の上り。道路に出るまでしばらく上りが続きます。
  • 植物園横を通る道には、杉が多く植林されています。
  • 沢を渡ってしばらくすると道路に到達します。

裏六甲の自然をさらに満喫しながらみちくさ

徳川道までくれば、ほぼ下山したも同然です。まず寄り道をするなら、[神戸市立森林植物園]へ。西門から入って正門を出れば、駅までのルートとして使えます。寄らない場合は、ヌケ谷を通って、正門方面へと向かいましょう。コチラの道は、少しの勾配があります。正門正面からは、山田道もあり、そちらへ向かえば、谷上駅へ帰ることもできます。
山田道を使えば途中に、[神戸市立森林植物園]内にあるカフェ[ルピック]でカマンベールチーズたっぷりのスパイシーカレーや植物園限定のオリジナルソフトクリームのチーズや牛乳を作っている[弓削牧場]があります。ここに立ち寄るのもいいでしょう。
正門からは、北鈴蘭台駅が一番近く、植物園の休園日以外はバスが運行しています。歩いても30分程度でつきますので、途中のたくさん並ぶ学校の間を歩いて帰るのもいいでしょう。歩いて帰れば、温泉にも立ち寄れますのでおすすめです。

ここは必ず立ち寄りたい!

石楠花山の下山道には、この機会にぜひ寄っておきたいスポットが目白押しです。山頂から駅へと向かう線上にある[神戸市立森林植物園]。水曜が休みということは注意すべきですが、大きな園内には動物と出会えるゾーンもあるので、山、自然、そして動物との触れ合いまで満喫できます!
そして、その中にあるカフェ[ルピック]でのんびりとくれば、裏六甲なんて呼ばせないポテンシャルを感じてしまうかも。さらに、そこから駅までの道中には、[有馬温泉街道 すずらんの湯]という温泉もあり!駅までの送迎バスもあるので、利用しない手はありません。

  • 立ち寄りスポット情報

    名称
    神戸市立森林植物園
    エリア
    兵庫県神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
  • 立ち寄りスポット情報

    名称
    有馬街道温泉 すずらんの湯
    エリア
    兵庫県神戸市北区山田町小部字妙賀11-1

登山後記

とにかく道が分かり難い箇所が何カ所かありますが、それに注意すれば、のんびりハイクも楽しめる上に、寄り道スポットがたくさん!それが何よりも楽しいルートです。
山とは違う自然を楽しめる森林植物園、またその近くにある[弓削牧場]ではミルクで作ったソフトクリームも楽しめるとあって、早い時間からハイキングを始めるのがおすすめです。
寄り道スポットを全て寄ると考えると、午後過ぎくらいに森林植物園に入場するくらいがベストかと思います。

【取材】松村貴樹/【撮影】米田真也

更新日:2013年9月17日

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