おとなの楽旅 〜のんびり電車でおとなの遠足〜

更新日:2011年01月04日

滋賀県―長浜市

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旧街道の面影を辿る冬の旅 湖北・観音の里へ

滋賀県北部に位置する高月町・木之本町。江戸時代の主要道であった北国街道の宿場町であったことから、昔ながらの町並みが今もなお残る。また、「観音の里」としても知られ、国宝や重文に指定される観音像が、地元人の手によって大切に守り続けられている場所でもある。今回の旅は、そんな風情を肌で感じながら美しき観音像と出会う旅。観音像のほか、酒蔵や老舗料亭など、多彩な魅力にあふれるエリアは、歩いて巡るには少し範囲が広いので、レンタサイクルを利用して巡るのがおすすめだ。旧街道沿いに佇む「観音の里」へ、冬の近江路を感じる旅に出かけよう。

冨田酒造 外観写真きのもと 写真木彫十一面観音立像 写真

サイクリングなら移動も楽々! 写真サイクリングなら移動も楽々!自然に包まれた町を眺めながら散策を

  • JR米原駅〜JRマキノ駅までの各駅ならプラス300円で乗り捨て可能 写真
  • 特産物がズラリ 外観写真
  • 施設内には特産物がズラリ 写真

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観音の里を巡るなら、まずは総合案内所で下準備を!

観音の里を効率的に楽しみたいなら、JR高月駅に隣接する、こちらを訪れよう。旅に役立つパンフレットや地図などを手に入れられるのはもちろん、スタッフに行き先を伝えて、巡りやすいルートを聞くこともできる。また、観音の里は範囲が広く、歩いて巡るには少し大変なので、こちらで借りられるレンタサイクル1日500円〜を利用して、楽々な旅をスタートさせよう。「施設情報」詳細へ

楽旅ポイント
地元の特産品を豊富に取り揃える売店を併設。ご当地ならではのみやげもチェック。

高月観音の里 歴史民俗資料館 内観写真地域の歴史や観音像について学べる、高月・木之本観光にはかかせない施設

  • 一階にある展示室 写真
  • 実物の観音像をはじめ、貴重な資料やビデオなどで解説 写真
  • 高月観音の里 歴史民俗資料館 外観写真

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歴史ある観音像について詳しく解説する資料館

高月総合案内所から自転車で5分ほど走れば現れるこちらの資料館は、「観音さまとは」・「高月町の歴史と民俗」・「郷土の先覚者」をテーマに、湖北地方の観音像や文化、歴史などについて紹介。1階の展示室では、十一面観音の頭上面の配置とその意味など、観音像について詳しい資料で解説する。また、 平安時代後期に作られた「馬頭観音立像」など、さまざまな観音像も見ることができる。観音像の歴史や文化について予習すれば、今日の旅もより一層興味深いものになるはず。「施設情報」詳細へ

楽旅ポイント
年に数回は地域に根付いたテーマの企画展を開催。平成23年1月には浅井三姉妹ゆかりの企画展を開催している。

木造十一面観世音立像 写真柔らかな顔つきが印象的な木造十一面観世音立像

  • 右が木造伝薬師如来立像、左が木造十一面観世音立像 写真
  • 境内 写真
  • 境内にあるお地蔵様 写真

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地元の人々に長年守られてきた十一面観音立像

観音の里について学んだ後は、さっそく観音像を拝観できる充満寺の薬師堂へ。こちらには、国の重要文化財に指定されている「木造十一面観世音立像」や「木造伝薬師如来立像」が納められる。かつて同寺は泉明寺と称しており、大友皇子の末裔・西野丹波守家澄が菩提寺として庇護したという歴史を持つ。その後は戦乱により寺は荒廃したが、観音像は村人によって難を逃れ、現在まで守られてきたという。また、こちらの観音像を拝観する場合は、あらかじめ事前連絡が必要なので注意しよう。「施設情報」詳細へ

老舗料亭でゆっくり食事を楽しむ 写真老舗料亭でゆっくり食事を楽しんでから散策へ出発

  • 「鯖の棒すし」が付くきのもと 写真
  • 風情あふれる石畳の道 写真
  • 和洋折衷の独特な空間にも注目 写真

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厳選した食材を使った湖北旬料理を味わおう

少しお腹も減ってきたところで、こちらのエリアならではの、伝統の味を堪能しよう。大正元年(1912)創業のこちらは、大阪で修業を積んだ初代が残した味を今もなお守り続ける老舗。看板商品の「鯖の棒すし」は、九州から仕入れる厳選したサバをはじめ、滋賀県が誇る近江米やミネラル豊富な天然塩を使うなど、こだわり抜いた一品だ。この日いただいたのは四季折々の味を楽しめる、御膳・きのもと。「鯖の棒すし」を中心に、旬の野菜をたっぷり使った料理も味わえる湖北旬料理だ。素材のうま味を生かした、素朴な味わいを楽しめば、心も体も癒される。「施設情報」詳細へ(eoグルメ)

楽旅ポイント
店内にある明治14年(1881)に造られた蔵は、木之本の歴史を紹介するギャラリーとして無料開放されている。

本堂横の受付け案内所 写真本堂横の受付け案内所で申し込めば拝観できる

  • 木彫十一面観音立像 写真
  • 拝観する前にお参りを 写真
  • 観音像の両脇に立つ、持国天と多聞天 写真
  • 己高山七大寺の一つとして栄えた本堂の、細かな造り 写真

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女性的な姿で佇む、慈愛あふれる観音像

お腹もいっぱいになったら、観音像巡りを再開。国の重要文化財である「木彫十一面観音立像」が安置される、緑に包まれた山麓に立つ古刹へ。ケヤキの一本造りで、平安中期の作と伝えられている観音像は、唇に紅を一筋残していることから、かつては極彩色が施された姿であったことがうかがえる。腰をやや左にひねるかのような、優雅な立ち姿も美しい。「施設情報」詳細へ

己高閣には約20体もの仏像が安置されている 写真己高閣には約20体もの仏像が安置されており、見ごたえは十分

  • 十一面観音立像 写真
  • 己高閣 写真

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数多くの重要文化財を納める所蔵庫へ

石道寺を拝観した後は、多数の宝物が収蔵されている己高閣と世代閣という2つの施設へ。かつて己高山に構えていた多くの寺々の寺宝を納めるため、昭和38年(1963)に建設された文化財所蔵が己高閣で、国の重要文化財に指定されている鶏足寺本尊の「十一面観音立像」をはじめ、法華寺の「七仏薬師」、「不動明王」、「多聞天」など、数々の重要文化財が安置されている。また、己高閣の裏に立つ平成元年に開館した世代閣には、「薬師如来立像」をはじめ、多くの仏像仏画が納められている。「施設情報」詳細へ

特別純米酒七本鎗 写真特別純米酒七本鎗(1.8リットル)2,940円など、多数の地酒が並ぶ

  • 冨田酒造 外観写真
  • スタッフに申し出れば、試飲も可能 写真
  • 店内に飾られた看板 写真

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450年余りの歴史を持つ蔵元で地酒を購入

観音の里を堪能した旅の締めくくりは、地酒を醸造する老舗蔵元へ。450年余りの歴史があるこちらの代表銘柄「七本鎗」は、霊水として有名な奥伊吹山系の伏流水や、地元農家から仕入れる減農薬栽培の 江州米を中心に、厳選した素材を使用。素材はもちろん、温度管理や品質管理など、酒造りの細部にまでこだわり、昔ながらの厳寒仕込みに徹する。米の風味が生きた、味わい深い地酒をみやげにしよう。 「施設情報」詳細へ(eoグルメ)

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