おとなの楽旅 〜のんびり楽しむおとなの遠足〜

更新日:2012年06月12日

大阪府―堺市

観光スポットコース&マップ
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モノ作りの精神が宿る街・堺 路面電車で巡る初夏の旅

大阪府南部、古くより大陸文化の上陸地として、大陸と日本を結ぶ重要な拠点だった堺市。その後、天下の台所・大阪を支える商いの街として栄え、現在はモノ作りの街としても発展。また大阪で唯一、路面電車が走る街としても知られ、千利休が茶の湯を学んだ古寺、堺銘菓を販売する和菓子の名店など、堺を語る上でハズせないスポットが阪堺線周辺に点在。道中、地元産業を紹介する資料館や、花見スポットとして人気の公園にも立ち寄って、堺の知られざる魅力を五感で満喫。ガタンゴトンと走るレトロな路面電車に乗って巡れば、梅雨の蒸し暑さの中でも、快適かつ旅情緒溢れるショートトリップが楽しめる。

アジサイ 写真くるみ餅 写真展示されている包丁 写真

アジサイとハナショウブ 写真アジサイとハナショウブは、園の南にある青苔亭(せいたいてい)と杜若池(とじゃくち)で見られる

  • 大海をイメージした池泉 写真
  • 流杯亭 写真
  • 甘泉殿 写真
  • 抹茶と主菓子 写真

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可憐なアジサイの花に彩られた市民憩いの場

仁徳天皇陵の南、大規模な都市公園の[大仙公園]内に広がる日本庭園。絶好のお散歩コースとして市民が憩うこの場所が、今回の電車旅のスタート。約26,000平方メートルとスケールの大きさもさることながら、池、流れ、花の広場ゾーンに分かれた園内は、エリア屈指の花見スポットとしても評判で、6月上旬はハナショウブ、6月上旬から7月上旬はアジサイが見ごろを迎える。このほか、石に曲水の流れを刻んだ流杯亭(りゅうはいてい)や、極彩色のカラーリングが目を引く甘泉殿(かんせんでん)など、見どころも豊富。「施設情報」詳細へ

楽旅ポイント
休憩舎付近の回廊では、伝統的なお茶菓子とお茶を楽しむことができ、メニューは抹茶・主菓子セット400円、抹茶・干菓子セット200円など。

初夏の陽光を浴びながらランチタイム 写真窓際の席で、初夏の陽光を浴びながら素敵なランチタイムを

  • ピッツァ マルゲリータ 写真
  • 野菜の石窯焼 写真
  • 400〜500度の高温で一気に焼き上げる 写真
  • Pizza食堂 Wing Tip 内観写真

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地元で愛される珠玉のピッツァをいただく

和食、洋食、粉もの、麺など、多ジャンルのグルメ店がひしめく堺で、王道のナポリピッツァが味わえると人気のピッツェリアがここ。ピッツァはオーダーが入ってから生地を延ばし、イタリア産のチーズやトマトなどをトッピングして、素早く石窯へイン。窯は生地に熱が均一に通るように設計されているので、外はカリッと中はモッチリの独特な食感を楽しめる。ランチは1,000円からあり、2人で訪れるならピッツァのほかに、前菜やパスタ、ジェラートなどが付く、ペアランチ3,800円がおすすめだ。「施設情報」詳細へ(eoグルメ)

枯山水庭園 写真国の名勝庭園に指定される枯山水庭園

  • 実相の庵 写真
  • 千家一門の供養塔 写真
  • 水琴窟 写真
  • 石畳の参道 写真

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茶聖・千利休ゆかりの古寺で侘び寂びの真髄にふれる

大永2年(1522)に堺の商家に生まれ、茶の湯文化、侘び寂びの心を追求した千利休。その利休が、師である武野紹鴎(たけのじょうおう)とともに、茶の湯の作法や知識を学んだとされるのが当寺院だ。戦国武将の三好長慶が弘治3年(1557)に建立した臨済宗の古寺は、禅寺の佇まいが今も色濃く残り、境内には、利休が愛したという茶室・実相の庵や、利休の墓なども現存。庭園で心を落ち着かせ、水琴窟で涼やかな音色に耳を傾ければ、利休が構築した侘び寂びの精神にふれることができる。「施設情報」詳細へ

くるみ餅 写真くるみ餅3人前壷入り1,600円。名前の由来は、餅を餡で“くるむ”ことから

  • 氷くるみ餅 写真
  • 氷菓子でリフレッシュ 写真
  • かん袋 内観写真
  • かん袋 外観写真

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堺みやげの代名詞・くるみ餅で知られる老舗

茶に宿る日本の美学を堪能したら、市民のマストなお茶請けとして愛される銘菓・くるみ餅を買って帰ろう。「あぜ餅」や「くるみ餅」と呼ばれた菓子は、泉州地方で戦前から作られていたもの。中でも“くるみ餅=かん袋”と呼ばれるほど、市民から絶大な支持を得るのがこちらの菓舗。進物用のあま茶色の蓋付き壷入りが看板商品だが、老舗の味を気軽に味わいたいなら、くるみ餅の上に氷を振りかけた氷くるみ餅をぜひ。白玉のモチモチ感、うぐいす餡の上品な甘み、氷の冷たさとが相まって、絶妙なハーモニーを奏でる。ほてった体を癒してくれる、この時期にぴったりの和スイーツだ。「施設情報」詳細へ(eoグルメ)

堺打刃物をはじめ、さまざまな種類の刃物が並ぶ 写真堺打刃物をはじめ、さまざまな種類の刃物が並ぶ2階

  • 展示されている包丁 写真
  • 堺伝統産業会館 内観写真
  • 和菓子作りの実演 写真
  • 堺伝統産業会館 外観写真

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モノ作りの街の実力を物語る品々がズラリ

2011年10月、それまで堺刃物のみを展示していた施設を、刃物に加え線香や染め物など、地元伝統産業を広く紹介する拠点としてリニューアル。1階は線香、注染和晒、和菓子、昆布、敷物などを展示販売し、2階はバリエーション豊かな堺刃物を展示。堺のモノ作りへのポテンシャルの高さを実感できる内容だ。その中でも注目したいのが、普段使いからプロの料理人用までを展示する2階の刃物ミュージアム。展示されている包丁は購入もOKで、さらに自前の包丁を持ち込めば、専門スタッフが素晴らしい切れ味に研ぎ直してくれるサービス(1,000円〜、預かり期間あり)もある。「施設情報」詳細へ

楽旅ポイント
包丁研ぎの実演(金曜の13時30分〜15時)、お香づくり実演(第2・4日曜の13時30分〜15時)など、定期的に行われる実演もぜひ。

入口左手にある資料スペース 写真入口左手にある資料スペース。壁には市の巨大な古地図が貼られている

  • 昔懐かしい生活道具も展示 写真
  • 1階ではお茶の無料サービスが受けられる 写真
  • 2階の座敷 写真
  • 鳳翔館 外観写真

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街とともに歴史を刻んだ町家でブレイク

路面電車に揺られること数分。旅の最後に訪れるのは、格子窓と青緑の銅板張りの古い町家を改装した休憩所。築80年余りの佇まいが残る和の空間は、土曜・日曜のみの開館にも関わらず、近隣住民はもとより、多くの観光客が羽を休めに訪れる話題の和みスポットだ。2階建ての1階は、休憩スペース兼資料コーナーになっており、堺の歴史が分かる資料を展示。同階には「注染」と呼ばれる、堺の伝統的な染色技法を用いて作られる手ぬぐいも販売されている。畳敷きの座敷になっている2階は、事前に電話で問い合わせれば、お弁当を食べたり、ゆっくりと読書を楽しんだりすることもできる。「施設情報」詳細へ

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