安治川隧道のあとがき　―スタッフ目線のビタペディア―

「エテコマシ～」（言葉に意味はないそう）と、本日のゲスト・ツートライブのたかのりさんのギャグで軽快にロケスタート。九条駅に始まり、西区と此花区を結ぶ安治川隧道を渡るところまで街歩きしました。

今回は、長く続けられている良いお店ばかりに出合えたと同時に、その店々の常連さん、お客さんたちの表情にも多く出逢えました。創業約30年の「珈琲紀行カクタニ」さんは、マスターが42歳で始めたというのも驚きですが、お店に貼りめぐらされた美女写真で知る人ぞ知る一軒！　お客さんの写真は愛されている証拠でもあります。今年で47年目となる「ゼニヤ」さんでは、近くで現場仕事をしていて、数ヶ月間だけ通っているようなお客さんがいらっしゃいました。70年以上続く「森正豆腐店」さんは、常にお客さんがひっきりなし。「池田精肉店（クック・ドゥ・イケダ）」さんは僕らの貸切状態でしたが、こちらも70年の精肉店の歴史を持ち、以前別の店舗もあったことから、常連さんは多くいるはず。まだまだ活気ある商店街もとても魅力的なエリアです。

また、今回の目的のひとつの安治川隧道については、以前は車で通れた話や、それ以前の渡し舟のお話など、街の個性を作る一部としての川底トンネルのお話を含め、たくさんのエピソードをうかがえたロケでした。