境港のあとがき　―スタッフ目線のビタペディア―

関西を飛び出した特別編は、なんと、ビタミンS二人のお父様が経営されているおせち料理の「板前魂」と、番組とのコラボレーションでありました。境港の魅力を伝える町歩きをするとともに、「板前魂」で販売するカニの宣伝も兼ねつつ。ロケの合間には、そのCM撮影なども、連日快晴の7月の日差しの中で行われました。

それにしても、境港駅は水木しげるの出身地ということで、妖怪一色！　駅を降りたところにある水木しげる先生のブロンズ像に始まり、キャラクター満載です。鬼太郎だけじゃなくて、悪魔くん、さらにはテレビくんやサラリーマン山田もあるところが面白いですね。着ぐるみの妖怪も毎日数体出没しているそうです。そして、お兄ちゃんが鬼太郎に変身したように、ロードを歩けばすぐに鬼太郎グッズも揃います。これらは1993年の記念館オープン以来、毎年のように増えていったそうです。

もちろん、お祭り的な盛り上がりや雑貨販売だけではなくて、鳥取で取れた野菜や果物を使ったメニューもしっかりと楽しめます。何よりも境港に住む人たちが、水木しげるが生み出した妖怪たちのことをすごく愛している雰囲気がとても素敵だ、と実感できたロケでした。