大和田のあとがき　―スタッフ目線のビタペディア―

ビタペディアのロケは、いつも関西ならではの個性的であったかい人に出会えるのですが、今回も個性的で温かい人たちのことをここに記しておきます。「ドアール」のお母さんは、シャイですがとても優しく、学生から家族まで、さまざまな世代に愛されるランチのお店の所以となっています。「Cafe ばたーしゅがー」さんの、ラテアートのみならず鉛筆画を描く芸術家なマスターも、どちらかというと取材では自ら多くを語るほうではなく、という印象でした。そして、地元で30年以上愛される「ドイツ菓子 ゲベック 門真団地店」の店主さんも少し寡黙な男性です。……と、今回は少し落ち着いた方たちがいっぱいと思いきや、「和洋料理店 Wu-マイ」のママは、とても大阪らしい賑やかで個性的な魅力をもった方でした。飛び出した愛犬を英語で追いかけてきたところで、ロケに遭遇したという最初の出会いも印象的。店内の飾りつけも見事で、もともとは陶芸家だというママさん。さらには油絵、英語の先生、そして占いまでこなすという、多彩な才能の持ち主でした。

今回のロケ地、大和田は、昔は市場などがあって活気があったようですが、近年、駅前にビルや商業施設ができるなどして、形を変えて新しい活気を取り戻している模様です。近くに大学もあり、若い人も多い印象。ゲストは「おじいちゃんみたい」とマイコさんにその振る舞いや言葉遣いを指摘されていた、ネイビーズアフロのはじりさんでした。ラテアート似顔絵では「（特徴がなくて）描きにくいなあ」と言われていましたが、おいしそうに食べている姿が印象的でしたよ。さて、来週の街ブラロケでは個性を出せるのでしょうか。ご期待ください。