天満天神繁昌亭 eo光寄席

第12回eo光寄席

2020.10.1

第12回eo光寄席
光チャンネルサイトにて笑福亭松喬『住吉駕籠(すみよしかご)』本編動画配信開始

2020.7.27

【期間限定公開】eo光寄席 おうちで落語
#STAY HOME
笑福亭銀瓶『はてなの茶碗』、桂阿か枝『お血脈』配信

「第12回eo光寄席」出演者および演目

  • 月亭遊真
  • 桂華紋
  • 桂雀太
  • 露の紫
  • 笑福亭松喬
演目と出演順「時うどん」月亭遊真「打飼盗人」桂華紋「天狗裁き」桂雀太(中入り)「あいかぎの変」露の紫「住吉駕籠」笑福亭松喬

繁昌亭 恩田雅和支配人のみどころ御案内

12回目を迎えるeo光寄席。今回は、『受賞者競演会』と題して、各賞に輝く噺家を中心に出番を組みました。「ぜひ、いま観たい!」。そんな顔ぶれが勢ぞろいします。

開口一番は、月亭遊真(ゆうま)さん。

まだ、月亭遊方さんに入門して5年目ですが、落語に対する真摯な姿勢で、将来を期待されるひとりです。また、鳴り物の裏方としてもしっかりと修業を続けています。今回も笛の腕前にて高座を支えます。演目はおなじみの「時うどん」。うどんの屋台で兄貴分と弟分が珍妙なやり取りを繰り広げる、上方落語の代表作です。どこかで一度はお耳にしたことがあるのではないかと思います。

二番手からは受賞者揃い。桂華紋(かもん)さん。

昨年(2019年)東西の落語家121人が参加した登竜門「NHK新人落語大賞」で見事に大賞を獲得。審査員4人が10点満点をつけたと言います。関西学院大学の落語研究会のころから、地域の集会や福祉施設で経験を積み、卒業と同時に五代目桂文枝門下桂文華に入門。2015年ABC朝日放送「なみ1グランプリ」で優勝するなど、すでに太鼓判。古典落語一筋というのも好感が持てます。若きエースの、文字通り「華」のある噺をお楽しみください。演目は古典の「打飼盗人」(うちがいぬすっと)。

中トリは桂雀太(じゃくた)さん。

こちらも、さまざまな賞に輝く実力派です。2016年第53回なにわ芸術祭「新進落語家競演会新人奨励賞」受賞。同じ年にNHK新人落語大賞も受賞。2018年には繁昌亭大賞奨励賞。昨年2019年には「上方落語若手噺家グランプリ」優勝、文化庁の「芸術祭新人賞」と枚挙にいとまなし。上方落語の未来に欠かせない存在となりました。今回の演目は「天狗裁き」。先の華紋さんと並んで、落語通には聞き逃せない古典の競演となります。

中入り明けは、露の紫(むらさき)さん。

元々はテレビやラジオのリポーターでしたが、話術を磨くために落語をきき始めたのが縁で「繁昌亭落語入門講座」の門を叩き、2008年に「ちりとてちん杯ふくい女性落語大会」の第一回でグランプリにあたる「知事賞」を獲得しました。女性落語家の第一人者の露の都師匠に弟子入りしてからも研鑽を重ね、2013年NHK新人演芸大賞「落語部門」2位となる。2014年第9回繁昌亭大賞「輝き賞」受賞。昨年2019年の「第一回島之内若手落語チャンピオンシップ」で優勝するなど、破竹の勢い。「繁昌亭落語入門講座」出身の初めての噺家さんです。女性躍進の時代の花形と言えるかもしれません。先の二人と好ライバル。話芸の凌ぎ合いが期待できます。

トリは押しも押されもせぬ重鎮、笑福亭松喬(しょきょう)師匠にお願いしました。

大名跡の松喬を継いで、早や3年。王道を行く至芸は、ますます磨きがかかり、これぞ上方落語と言ってよいかと思います。師匠は30年あまり刑務所で受刑者を相手に得意の泥棒ネタを披露し続けて、ネタの味わいを深めています。古典に限らず、最近では山本周五郎の小説「泥棒と若殿」を落語に仕立て直しを試みるなど、多彩な芸風も。今回は「住吉駕籠」でご機嫌を伺います。伝統の話芸をご堪能ください。


何れ劣らぬ芸達者の華やかな高座。ぜひ、繁昌亭にて生でお楽しみください。


天満天神繁昌亭支配人 恩田 雅和(談)


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