動画配信スケジュール(当サイトよりご覧いただけます)
2月 3日(金)17時~ 笑福亭 呂翔
※都合により、笑福亭 智丸の代役として笑福亭 呂翔に変更。
2月17日(金)17時~ 桂 雀太
3月 3日(金)17時~ 桂 坊枝
3月17日(金)17時~ 桂 春雨
3月31日(金)17時~ 露の都
eo光チャンネル(地デジ11ch)テレビ放送スケジュール(予定)
第1回 2月 4日(土)11時~
桂 雀太『代書』
第2回 2月18日(土)11時~
桂 坊枝『火焔太鼓』
第3回 3月 4日(土)11時~
桂 春雨『お玉牛』
第4回 3月18日(土)11時~
露の都『初天神』
※再放送の日時については、「eo光チャンネルページ」をご覧ください。
※都合により放送曜日・放送時間が変動する場合がございます。あらかじめご了承ください。
早いもので、もうeo光寄席も丸9年、17回を数えます。250人以上在籍する上方落語協会の噺家さんの中から、今一番聴いていただきたい、旬で話題の方に登場いただいております。今回は新春めでたき1月9日、成人の日。異色の若手から脂の乗った中堅、女流の第一人者と多彩な顔ぶれで、縁起のよい初笑いでお楽しみいただきます。
題して、「初笑いでコロナを吹き飛ばせ!」
〜異色の若手から女流のトップまで多彩に華麗に勢ぞろい〜
まず、開口一番は笑福亭呂翔(ろしょう)さん。
1998年大阪生まれ。2017年笑福亭呂鶴師匠に弟子入り。NHK「落語家アイドル育成プロジェクト~上方ルーキーズ~」などで注目を浴びました。ルーキーズでは、「らくご男子のかわいい担当」を自称。期待の新星です。
二番手は、桂雀太(じゃくた)さん。
お弟子さんも二人を数え、中堅どころとして、安定感も増しています。演目は古典の名作「代書」。トンチンカンなやりとりで、落語通ならずとも一度は耳にしたことがある、おなじみの一席。ごまかしの効かない王道を自信満々に披露してもらえると、期待しています。年季の入った話芸をお楽しみください。
中トリ前には、桂坊枝(ぼうし)さん。
江戸落語でおなじみで、また三代目古今亭志ん朝師匠の代表作でもある「火焔太鼓」を、志ん朝師匠から直々に稽古をつけてもらい、上方に持ち込みました。その気骨あふれる芸風を感じていただければと思います。eo光寄席、初登場。ご期待ください。
中入り明けは、桂春雨(はるさめ)さん。
三代目桂春団治門下。師匠の艶のある芸風をしっかりと引き継いでいるように思います。この1月9日は、その三代目の命日。追悼の想いを込めての高座をご堪能ください。
トリは、女流の第一人者、露の都(みやこ)師匠。
今でこそ、さまざまな世界でパワハラ、セクハラ問題が大きく取りざたされますが、都師匠が、この世界に身を投じた40年前には、そんな言葉はありませんでした。筆舌に尽くしがたい苦労をされたはずですが、ご本人は、東西を通じて女性落語家のパイオニアになりました。今回の演目は、都師匠の十八番「初天神」。新春にふさわしい演目をお願いしました。名人芸をご満喫ください。
天満天神繁昌亭は、2006年9月15日に開席した、日本で唯一となる落語専門の定席(毎日公演している小屋)です。戦後、上方落語専門の寄席は、ひとつ残らず消失してしまいました。4軒の定席が毎日賑わう東京に対して、大阪には、落語家たちが一門や事務所の垣根を越えて交流できる環境がありませんでした。
2003年、上方落語協会会長に就任した桂三枝(現・六代 桂文枝)は、そんな状況を変えるべく定席の建設に尽力しました。そして、地元の人々の協力や落語を愛する人々からの寄付金もあって、天満天神繁昌亭の建設が実現しました。 実に60年ぶりとなる、上方落語の定席の復活でした。
座席数は1階・2階を合わせて216席。週替わりの昼席公演と、日替わりの夜席公演を、毎日休むことなく行っています。(毎年、9月の第1土・日曜日に生國魂神社で開催している上方落語家ファン感謝デー『彦八まつり』の日のみ休館)