落語作家・エッセイストのくまざわあかねさんの創作落語。
演じる露の紫さんも女性で、ネタも嫁姑の葛藤を笑いにまぶした演目です。
女性づくしの高座を、ぜひお楽しみください。
『あいかぎの変』(くまざわあかね作)
くまざわさんは、落語作家であり、エッセイスト。夫で師匠の小佐田定雄さんと共に上方落語を支える貴重な存在です。
さまざまな分野で女性の進出が目覚ましい昨今、伝統芸能の世界にも、ウーマンパワーが押し寄せています。
上方の新しい風。
どんな風なのか、どなたも興味津々でしょう。
【露の紫さん プロフィール】
姫路学院女子短大卒。テレビ、ラジオでレポーターを務めていた頃、話術の上達にと落語を聴きはじめたのがきっかけです。
NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」に熱中、「自分もやってみたい」と天満天神繁昌亭の「繁昌亭落語家入門講座」に。
2008年9月に「ちりとてちん杯 ふくい女性落語大会」の第1回大会で、桂文枝(当時・三枝)師匠にもらった「天神亭ゆーかり」の芸名で古典を披露し、グランプリにあたる知事賞を受賞。
「繁昌亭落語入門講座」出身の初めての噺家です。