ヤキニクサノヤ焼肉さのや

歴史ある精肉店が営む焼肉店

　約50年前から続く精肉店が「近江牛を気軽に楽しんでほしい」と、2016年に焼肉店をオープン。食肉問屋としては創業100年の老舗です。店長の中村さんは、30年間精肉店で働いてきたので肉を見る目は確か。近江牛は独特の甘さが特徴で、サシ加減が絶妙。口の中に入れたときのとろけ具合が違うのだそう。

　希少部位のミスジは、通常の焼肉だけでなく、薄切りにして【焼きしゃぶ】としても提供。サッと炙ることで霜降り肉をあっさりと頂くことができます。そして、店長が是非味わってほしいというのが、近江牛との相性が良い【もろみわさび】。もろみに刻んだわさびを合わせたもので、ピリッとした辛さと甘みが絶妙です。

　シメの“テールそば”は「近江牛をいろいろな楽しみ方で食べてほしい」と店主が考案した一品。テールは圧力鍋でとろとろになるまで煮込んでいるため、口に入れた瞬間にほどける感覚がたまりません。満腹になったあとでも頂けるあっさりとした味わいです。

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