
組み合わせは100通り以上!チョーヤ梅酒の梅体験専門店 「蝶矢」でオリジナル梅ドリンクを!
自分だけの梅ドリンクを作れる梅体験が人気急上昇中!
2018年4月、京都・四条烏丸近くにオープンしたのが梅体験専門店 「蝶矢」さん。「蝶矢」で「梅」とくれば…そう! こちらは、あのテレビCMでもおなじみのチョーヤさんがオープンさせたお店なのです。しかし「梅体験」とはいったい…? その謎に迫るべく、早速オープンしたてのお店へ突撃して来ました。どんな体験ができるのでしょうか!?
お店前に到着! ガラス張りでクリーンな雰囲気です。ちなみに場所は、京都的に言えば、六角通堺町東入ル。四条烏丸の北東辺り、錦市場から少し北という感じです。
白で統一された店内はスタイリッシュ!
入り口すぐにはメニューが置かれています。右がテイクアウト用、左が梅体験のもの。
梅体験とは、梅と砂糖(梅酒の場合はアルコールも)を選んで、自分で梅シロップ or 梅酒を作ることができるというものなんです。
店奥の壁にはボトルがずらり。右から1日目、2日目…最後が7日目ということで、梅シロップができていく過程がわかるようになっています。
これは完熟南高という梅とこんぺい糖を組み合わせた1日目の姿。
これが2日目。既に結構水分が出てますね!
一週間経つと、ご覧のような状態に。梅シロップは1週間で完成するとのことですが、こんなの梅を触ったこともない素人にできるのでしょうか!?
日本の梅文化を次世代に継承していきたいとオープンさせました
ここで梅マイスターの菅さんにお話しをお聞きしましょう。
- 梅体験できるお店を作られたきっかけを教えてください
- 「梅を使って手作りするという日本の文化を次世代にも継承していくというのがコンセプトなんです。手軽にそれを体験できるお店としてオープンしました」
- 京都にお店を出された理由は?
- 「一番の理念が日本文化の継承ということですので、最初の店舗は京都がふさわしいと思ったんです。これから関東や海外などにも店舗を増やせれば、と考えているところなんですよ」
- どういう体験ができるんですか?
- 「5種の梅、5種の砂糖からお好みのものを選んでいただいて、梅シロップ作りを体験してもらえます。先日からスタートした梅酒作りでは、さらに4種のアルコールからお好きなものを選んでいただくことになります」
- 体験はいつでもできるんでしょうか?
- 「インターネット、もしくは店頭での予約を受け付けています。空きがあれば予約なしでも体験していただけるんですが、現在のところ、平日は8割以上、休日にはほぼすべてがネット予約で埋まっている状態です」
- 誰でも作れるものなのでしょうか?
- 「本当に簡単にできるので、どなたでも体験していただけます。シロップなら梅と砂糖、梅酒ならそれにアルコールを加えるだけでOKなんですよ」
個性あふれる素材から好みのものを選ぶ
では梅体験の前に、こちらでチョイスできる数々のアイテムを見ていきましょう。まずはボトル。一番左からS、M、Lサイズとなってまして、それぞれ梅ドリンク1杯分、3杯分、6杯分のシロップを作ることができます。お値段は1,080円、2,160円、3,240円。
これが選べる梅5種。手前右から時計回りに完熟南高、有機古城、小さいのがパープルクイーン、そしてNK14、有機南高となっております。
例えば定番の完熟南高ならピーチのようなフルーティな香りが特徴。小粒のパープルクイーンを使うと真っ赤なシロップができるなど、それぞれに個性が分かれています。完熟南高とNK14は追加料金なし、それ以外の3種はプレミアムとしてボトルのサイズごとに追加料金があります。
砂糖も5種からチョイス。右から氷砂糖、こんぺい糖、てんさい糖、有機アガベシロップ、はちみつとなります。こちらもそれぞれ味わいに違いがあり、氷砂糖は梅の味をそのまま引き出してくれるし、それに似ているものの、こんぺい糖はもう少しコクがあるなど、こちらもお好みで選んでください。氷砂糖、てんさい糖以外がプレミアムとなり、追加料金があります。
そして先日から追加された梅酒作りのためのアルコールがこの4種。右からウォッカ、ブランデー、ホワイトラム、ジンです。こちらもお好みですが、一番よく出るのはホワイトラムとのこと。アルコールも選んだボトルのサイズによって料金が違い、Sサイズから270円、540円、810円となっています。
いよいよ梅体験スタート!
スタッフがマイボトルシートにボトルサイズ、梅、砂糖、そして梅酒を作る場合はアルコールを伝えるとスタッフが記入してくれます。どれを選んでいいかわからない! という人もご安心ください。梅と砂糖の全10種、それぞれ試飲して選べるようになっています。その味わいの違いには、きっと驚くはず。それでも迷っちゃうという人には、スタッフが丁寧に違いを教えてくれますよ。
梅体験セットがこちら。今回のボトルはMサイズ。完熟南高にこんぺい糖、アルコールはブランデーをチョイスしてみました。うまくできるかしら…?
まずは専用のツールを使って、梅のへた取りから。簡単に取れますし、取れにくい場合はそのままでOKなので、気楽にどうぞ。ちなみにこのツール、チョーヤの梅酒を作る際に使われているのと同じものなんですって。
へたを取ったら、ボトルに梅を入れ、続いて砂糖を投入。そして…。
それを繰り返せばOK。ここまでは何一つ難しいことはございません。って、実はシロップ作りなら、これで体験完了! なんちゅー手軽さ!!
今回は梅酒作りなので、そこにブランデーを注ぎ入れます。そして…ここから…っていうか…これで完成です! こちらもなんちゅー手軽さ!! 大事なことなので2回言ってみました。本当にあっという間にできちゃうんです。
持って帰ったらシロップ、梅酒とも1日1回、よく混ぜるだけでOK。混ぜ方は写真のように底面の中心を軸に、上面で円を描くよう、こねるようにすればいいそうです。
シロップは1週間で完成するので、冷蔵庫に入れて早めにいただくこと。4倍ほどに薄めて飲むのがおすすめだそうです。
梅酒は最初の2週間は1日1回混ぜて、1ヶ月で完成します。お好みの濃さで楽しんでくださいね。ちなみに梅酒は直射日光を避ければ、長期保存も可能ですよ!
あのチョーヤが手掛けた梅体験専門店 「蝶矢」、いかがでしたか。梅作りですが、二回目以降はボトルを持参すれば、お安く作ることができます。店舗で作るなら要予約、材料を購入して家で作るという場合なら、予約は必要ありません。さらに、こちらでは梅体験のほかに、テイクアウトドリンクも販売されています。これからの時期にぴったりのアイスドリンクは540円。完熟南高を使ったシロップが使われていて、ソーダ割りや緑茶割りなど4つの味がスタンバイしています。梅の実をつぶしながら飲めば、おいしくて爽やか! 1年中楽しめるホットドリンク432円もありますよ。アナタも京都へ梅体験にいらっしゃ〜い!