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大丸心斎橋店 本館 リニューアル
2019年10月01日

新生 大丸心斎橋店本館にちょっとリッチなフードホール誕生!注目店の潜入レポ!

この記事の担当ガイド:高田 強

ついに「大丸心斎橋店 本館」の建て替えが終了! 約370テナントのビッグスケールに

大丸心斎橋店 本館

2019年9月20日、心斎橋のランドマーク大丸心斎橋店本館の建て替えがついに完成し、グランドオープンを迎えました。地下2階〜地上10階の建物には、飲食や物販、サービスなど、368のテナントが入ります。なかでも注目を集めるのが、B2にできたフードホール。「LUCUA FOOD HALL(ルクアフードホール)」や阪急三番街の「UMEDA FOOD HALL(ウメダフードホール)」、阪神梅田本店の「スナックパーク」に、あべのHOOPの「フープダイニングコート」など、大阪の百貨店や大型商業施設が取り入れ賑わいを見せているフードホールが大丸心斎橋店にも登場します。

物販店や飲食スタンドなど、フロア内のいろいろな店で料理やドリンクを買ってパブリックなテーブルに持ち寄って食べるスタイルは、他施設と同じ。そんな話題のフードホールを大丸心斎橋店本館ではどんなアプローチで作りあげたのか! フードライターがチェックしてきました。

13店舗、350席のフードホール!

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール

大丸心斎橋店本館のフードホール「心斎橋フードホール」はB2。「五感が刺激されるライブキッチン」をコンセプトにオープンキッチンスタイルを中心とした店は全部で13店あり、パンなどの食品販売店も並びます。主にカウンター席の各店ごとの席に加えて、共用の200席を用意、全体で350席となります。

このフードホールも1933(昭和8)年に完成した旧本館のデザインや装飾を残して作られた大丸心斎橋店本館らしい、シックな印象。

フカヒレをお手ごろ価格で!「日本橋 古樹軒(コジュケン)」

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 日本橋 古樹軒

まずは、珍しいフカヒレの専門店。こちらの運営をしている「株式会社 中華・高橋」は65年の歴史があり三代続く中華に特化した専門総合会社。簡単に言うとフカヒレのメーカーが始めた直営の専門店です。この「古樹軒」はその1号店。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 日本橋 古樹軒 メニュー

レギュラーメニューは、フカヒレごはんと。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 日本橋 古樹軒 メニュー

フカヒレ汁そば。

夜には、フカヒレメニュー以外に中華総菜を並べて販売するそうです。

これを食べよう!

フカヒレの姿煮がドンとのった贅沢丼!

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 日本橋 古樹軒 フカヒレ丼
「とびきりのフカヒレの姿煮ごはん」1,980円(税込)

ヨシキリザメの胸びれを中華・高橋の技術で姿煮にし、ごはんの上にのせています。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 日本橋 古樹軒 フカヒレ丼

胸びれのフカヒレは70g以上、味は醤油ベースのダシ感のある味わいです。最初は、繊維を残しつつもトロトロに仕上げられたフカヒレをごはんにのせてひと口で。

そのあとは、ごはんに混ぜて食べるのがおすすめです。フカヒレの姿煮を食べるなんて、一般人であれば人生で数度の経験。それが2,000円を切る価格で楽しめるのですから、話のタネにもなりますし、食べて損はないです。

ちなみに7,480円(税込)の「別格のフカヒレの姿煮ごはん」は100g以上あるヨシキリザメの尾びれを使っているので、超肉厚。食べ応え十分です。

このフカヒレの姿煮ですが、大阪の飲食店で、2,000円以下で食べられることは、ほとんどありません。その安さの理由を店頭にいた高橋 滉社長に尋ねたところ、「これまで、ヨシキリザメの胸びれを姿煮にすることは、ヒレの厚さの関係などで難しかったのですが、当社の技術で可能になりました。それを広めるためにも、こちらに出店しました」とのこと。

メーカーの経営で、中間マージンがないうえに、新技術で安価になったことから実現できた価格ということでした。

フランス発のトリュフ料理専門店!「ARTISAN DE LA TRUFFE PARIS(アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ)」

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール ARTISAN DE LA TRUFFE PARIS

オープン前から、雑誌やwebサイトで注目を集めていたのがこちらのトリュフ料理の専門店。本店は、パリの観光名所の1つでもある「ベー・アッシュ・ヴェー(BHV)」に店舗を構えています。日本の第1号店は、六本木のミッドタウン。心斎橋にできた2号店は、可能な限りオーガニックにこだわったフランス産の高品質なトリュフをたっぷり使った料理をお手頃な価格でカジュアルに楽しめるようになっています。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール ARTISAN DE LA TRUFFE PARIS バタークリーム はちみつ

店頭では、「サマートリュフ入りバタークリーム」2,200円(税抜)や「サマートリュフ入りはちみつ」2,200円(税抜)なども購入できます。

こちらで味わえるのはトリュフを使った料理の数々。「フレッシュトリュフとルーコラのサラダ」900円(税抜)や「フレッシュトリュフとハムの盛り合わせ」1,400円(税抜)など、トリュフを使った15種以上の料理をそろえます。

これを食べよう!

トリュフのスライスがたっぷり、香りも最高!

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール ARTISAN DE LA TRUFFE PARIS リゾット
「フレッシュトリュフのチーズリゾット」1,400円(税抜)

ランチタイムに人気になりそうなのが、看板メニュー的存在のリゾット。

厚めにスライスされたトリュフがたっぷりのせられます。この日のトリュフはイタリア産のサマートリュフ。顔を近づけるとトリュフの香りがしっかり感じられます。米は大粒でチーズのソースとうまく絡み素直においしい。スライスだけでなく、ソースにもトリュフが入っています。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール ARTISAN DE LA TRUFFE PARIS サンドイッチ

さっと購入できるものとしては、写真の「ボローニャソーセージ&トリュフバターのサンドイッチ」800円(税別)が店頭の冷蔵庫で用意されています。

フードホール内のリカーショップで赤ワインを購入すればリゾットも立派なおつまみになるので、ワイワイ楽しむのにも合いそうです。

精肉店が手がける本格肉バル「肉料理専門バル VOLER(ヴォレー)」

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 肉料理専門バル VOLER

明治33年に名古屋で創業した精肉店スギモトの肉バル。これまで百貨店内のイートイン業態はあったのですが、初めて取り組む業態ということもあり、パリの三つ星レストランの副料理長を務めた田熊一衛さんに監修を依頼。ステーキやハンバーグが味わえます。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 肉料理専門バル VOLER

こちらで味わえるのは、「ハンバーグ」900円(税抜)~のほか「VOLERプレート」と呼ばれるステーキの盛り合わせセット。ほかに、「スパイシーカレー」800円(税抜)や「すし飯のスパイシー牛丼」850円(税抜)といったお手頃なメニューも。

これを食べよう!

精肉店が自信を持って提供するハンバーグ!

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 肉料理専門バル VOLER ハンバーグ
「国産牛豚 合挽き手ごねハンバーグ」180g 1,100円(税抜)

180gのハンバーグに、ライス、サラダ、温泉卵などがセットになっています。

ポイントの一つがソース。デミグラスソースや焦がし醤油のエスプーマソースなど4種から選べるのですが、このソースは田熊シェフのレシピ。

ハンバーグは、しっかりと食べ応えがあり、肉々しさとジューシーさのバランスがよく、チョイスしたデミグラスソースもワイン感がしっかり感じられました。また、付け合わせにフレンチのテイストを感じさせます。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール お肉の専門店スギモト

すぐそばには、お肉の専門店 スギモトのお店もあり、気に入れば帰りにお肉を買って帰ることもできます。

イタリア産パルマハムにこだわる生ハム&チーズの専門店「LABORATORIO MANGIA(ラボラトリオ マンジャ)」

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール LABORATORIO MANGIA

イタリアの食材の卸をしている会社が運営する生ハムやチーズの専門店。こちらが珍しいのは、パルマ産生ハムへのこだわり。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール LABORATORIO MANGIA 生ハム

「プロシュート」と呼ばれるイタリアを代表する生ハムの熟成期間違いをメインに部位違いなどを注文できます。同じ種類の豚でも熟成期間で全く味わいが違います。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール LABORATORIO MANGIA 生ハム

さらなるこだわりが、スライス。通常の店の半分くらいの0.5mmという薄さ。プロシュートハムのソフトでジューシーさがより楽しめます。

これを食べよう!

違いを比べて楽しむワンプレート!

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール LABORATORIO MANGIA 生ハム
「ALL STAR!」(長期熟成生ハムプレート)1,998円(税込)

プロシュートの24ヶ月熟成、30ヶ月熟成、スパッラ18ヶ月熟成、クラッタ18ヶ月熟成の4種の生ハムを盛り合わせたセットメニュー。それぞれ口の中で広がるうまみが違い、どのハムも絶品です。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール LABORATORIO MANGIA チーズ

さらに。もう一つの看板メニューがチーズ。常時20種ほどのチーズをそろえます。持ち帰り用の店頭販売もしているのですが、イートインもできます。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール LABORATORIO MANGIA ブッラータ

さらに今人気のブッラータをガスパチョに浮かべた「溺れブッラータ」は、1,499円(税込)。真ん中のチーズを割る動画とかはウケそうですね。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール LABORATORIO MANGIA 店主

この店の仕掛け人が、店主の宮西憲洋さん。

バイヤーとして20年以上イタリア食材を取り扱ってきた経験から、信頼できる生産者の生ハムを仕入れています。生ハムへの愛が深く「(生ハムはスライスしてから)なるべく早く。せめて、30分以内に食べて欲しい」とのこと。たしかに薄くスライスされたプロシュートは、口の中での旨味の広がり方や脂の溶け具合が最高です。

個性が光る本格にぎり寿司が味わえる!「魚BAR(ウオバル)」

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 魚BAR

目の前でお寿司を握ってもらえるカウンターのお寿司屋さんです。海鮮丼やお造りなど、寿司以外のメニュー豊富にラインアップ。こちらのスタッフは、これまでも人気店で活躍していた職人がそろっているので技術力に定評があります。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 魚BAR

しかも、店の横に鮮魚店を併設しているので、新鮮な旬の魚が、お手頃価格で楽しめます。

これを食べよう!

豪快で丁寧な仕事が感じられる海鮮丼

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 魚BAR 海鮮魚くみ丼
「海鮮魚くみ丼」1,455円(税抜)

ブリやエビ、マグロ赤身などのほか、イクラやカニまでのる贅沢な海鮮丼。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 魚BAR 海鮮魚くみ丼

特に注目したいのが、1匹まるごとのった煮穴子。寿司屋さんらしい仕事が加えられたネタが楽しめるのは好印象です。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 魚BAR お造り

ほかにも「お造り」691円(税抜)~や「にぎり寿司」(一貫)100円(税抜)~とリーズナブル。

今後メニューもどんどん増えていくそうで、「シーズンになったらノドグロも出そうと思っています」とスタッフさん。ちなみにお寿司などは、カウンターでしか食べられないそうです。

フードホールの魅力を思う存分味わえる!

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール

ほかにも、グルメ系のショップとして、「はり重グリル」のビーフカツ1,400円(税抜)、神戸南京町の「YUNYUN(ユンユン)」、うどんの「道頓堀 今井(いまい)」、「たこ家 道頓堀くくる」など、心斎橋らしい観光客に人気の店をラインアップ。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール

さらに、今やフードホールで欠かせないのがお酒。ホール内には酒屋さんもあります。「リカーショップ GRAND CERCLE(グランセルクル)」では、多彩なアルコール類をボトル販売。また一部量り売りのドリンクもあり、1コ100円(税抜)でプラカップを販売しているので、料理を持ち込みグランセルクル内のスタンディングテーブルで飲むことができます。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール アルコール

好みのボトルワインを買ってフードホール内の共用テーブルで料理と一緒に楽しむ場合は、フードホールの「世界酒Bar セカサケ」というカウンターバーへ。

こちらに持ち込めば、500円(税込)で抜栓。リーデルのワイングラス5脚とともに用意してくれるので、それを持ってフードホール内の共用テーブルで料理とともにゆっくり楽しめます。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール 魚BAR 日本酒

「世界酒Bar セカサケ」では、もちろん、生ビールやワイン、ウイスキーなども販売。こちはグラス売りで、かなり希少な日本酒などもそろっています。「鍋島」など、写真の日本酒は基本的に90ccで600円(税抜)とかなりリーズナブル。利き酒師やソムリエもいるので、料理に合うアルコールをチョイスしてもらうのもおすすめ。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール ベーカリー

また、大阪本町の本店だけでなく、JR大阪駅などでも人気の「PAINDUCE(パンデュース)」が「PAINDUCE PARK」を出店。さらにフランスを代表する「PAUL(ポール)」もパンを販売。

大丸心斎橋店 本館 心斎橋フードホール

全体を通して感じるのは、これまでのフードホールに比べて、リッチな専門店の充実ぶり。高級な料理を楽しめるけど、手の届く価格の店をセレクトしているように思います。ある意味、百貨店らしい贅沢感とデパ地下らしい気軽さをうまく融合させたフードホールだと感じました。

また、スマホを使ってメニューのチェックや注文、決済ができるシステムを導入。着席後に注文確定ボタンを押すと、料理のできあがったタイミングでスマホに通知が届きます。最先端のフードホールは、体験する価値が大いにあると思います。

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高田 強/フードライター
関西エリアを中心に雑誌やwebで飲食店やフードトレンドについての記事を執筆。現在は「関西ウォーカー」、「るるぶ大阪」、「おとなの週末」、「SKY WORD」、「関西・中国・四国じゃらん」などの雑誌、情報誌に寄稿。約月1回ペースで登場する関西テレビ「よ~いドン!」のほか、ABCテレビ「おはようコールABC」、「おはよう朝日です!」、「キャスト」、読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」などのテレビ番組にグルメ情報のナビゲーターとして出演。 毎年秋に発行される「関西ラーメンウォーカー」では、メインライターを務める。

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