「米国人が恐れていること」トップ10は?

2018年2月20日掲載

「米国人が恐れていること」トップ10は?

怖いと感じるものは人それぞれです。クモ、幽霊、高所に対する恐怖症のある人、「人前で話すことが怖い」という人もいれば、政治の腐敗や公害、自然災害、テロといった社会問題や環境問題を懸念する人もいるでしょう。

米国ではこのほど、「米国人が最も恐れていること」に関する調査が行われました。その2017年版の報告書では、先の政権交代後に米国人の恐れの対象に変化があったことが浮き彫りになりました。

80項目から「恐れていること」を選択

米チャップマン大学は毎年このテーマで調査を実施しており、今回の調査は4回目。全米の18歳以上の成人1,207人に対し、80項目の「恐怖の対象」を挙げて、どの程度怖いと感じるかを尋ねました。

その結果、上位10位は以下の通りでした(カッコ内は「恐れている」「とても恐れている」と回答した人の比率)。

  • 1位 政治の腐敗(74%)
  • 2位 医療保険法案(トランプケア)(55%)
  • 3位 海、河川、湖の汚染(53%)
  • 4位 飲用水の汚染(50%)
  • 5位 将来に対する金銭的な不安(50%)
  • 6位 医療費の高さ(48%)
  • 7位 米国を巻き込む世界大戦の勃発(48%)
  • 8位 地球温暖化・気候変動(48%)
  • 9位 北朝鮮による兵器の使用(48%)
  • 10位 大気汚染(45%)


新たにランクインした項目の特徴は

新たにランクインした項目の特徴は

(※画像提供:HealthDay

「政治の腐敗」や「将来に対する金銭的な不安」は、前回および前々回に引き続きトップ10にランクインしました。一方、「医療保険法案(トランプケア)」や「海、河川、湖の汚染」「飲用水の汚染」は今回新たにランクインした項目です。

調査グループによると、これまで環境問題がトップ10に入ったことは1度もありませんでした。しかし、今回の調査では対象者の53%が「海や河川の汚染」を、50%が「飲用水の汚染」を恐れており、さらに「地球温暖化・気候変動」や「大気汚染」を恐れている人の割合も高かったことが分かりました。この原因について調査グループは「トランプ政権がオバマ政権時代の環境政策を廃止したため」と考えているそうです。

調査グループを率いた研究者は「上位の項目を見ると、一部は前回と同様でしたが、環境問題が恐れの対象として急浮上したことが分かりました」と説明しています。また、「メディアで報じられる機会の多い問題ほど恐れの対象となりやすい傾向があるようです。トップ10に入った項目の多くは、過去1年間にヘッドラインを飾っていたニュースの内容と直接的に関連しているのではないでしょうか」と話しています。(HealthDay News 2017年10月11日)

https://consumer.healthday.com/mental-health-information-25/fears-and-phobias-health-news-304/what-are-today-s-americans-afraid-of-727424.html

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Press Release
https://blogs.chapman.edu/press-room/2017/10/11/what-do-americans-fear-most/