顔のテカテカが気になる…!テカリを抑えるスキンケアと予防方法とは?

2022年04月14日掲載

顔のテカテカが気になる…!テカリを抑えるスキンケアと予防方法とは?

「ふと鏡を見たら、おでこがテカテカになっていた」「乾燥するのに、部分的にテカリが出る」「お肌のツヤは欲しいけど、テカリはいや!」などなど、肌のテカリにお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回はそんな方に向けて、顔がテカる原因や顔のテカリを抑えるためのスキンケア・顔のテカリを予防するための生活習慣などについて、元キャビンアテンダントの美容コンサルタント清水裕美子さんに教えていただきました。

美容コンサルタント 清水裕美子

美容コンサルタント 清水裕美子

日本航空の客室乗務員として約5年勤務。乾燥や不規則な生活など過酷な環境の中でもなぜCAたちはみんなこんなにキレイでいられるのか?と疑問を持ち、およそ5000人のCAのきれいの秘密を観察・分析。「CA流美容」として発信する。著書「キャビンアテンダント5000人の24時間美しさが持続するきれいの手抜き」(青春出版社)

顔がテカる原因は?

顔がテカる原因は?

顔のテカるのは肌表面に浮き出た皮脂が原因

顔がテカるのは、肌表面に浮き出た皮脂が原因です。本来皮脂は肌を守る保護膜の役割をしていますが、過剰に分泌されるとテカリにつながります。


ホルモンバランスの乱れ

皮脂の分泌には男性ホルモンと女性ホルモンが関与しています。このバランスが崩れて男性ホルモンが優位になると、皮脂が過剰に分泌されてテカリを招きます。

【ホルモンバランスが乱れやすくなる要因】

・加齢
・生理周期
・睡眠不足
・運動不足


紫外線の影響

紫外線を浴びると肌が乾燥するため、皮膚は肌を保護しようとして皮脂を盛んに分泌します。それが過剰になると、テカリにつながることも考えられます。


肌質に合っていないスキンケア

肌質に合わないスキンケアをしている場合も、皮脂分泌が過剰になることがあります。大人が特に気をつけたいのは、皮脂分泌を抑えようとするあまり保湿をおろそかにしてしまうこと。インナードライ肌といって、表面はベタついたりテカったりするのに肌内部の水分や油分は足りていない人は少なくありません。インナードライ肌の人が「顔がテカる=皮脂分泌が過剰だ」と誤認して保湿を十分に行わないと、肌の水分・油分を補うために余計に皮脂が出てしまうことがあります。


悪い食生活

揚げ物やお菓子・ジャンクフードなど、脂肪や添加物が多く含まれている食品を常食していると、皮脂分泌が増える原因になることがあります。

顔のテカリを抑えるためのスキンケア方法

顔のテカリを抑えるためのスキンケア方法

クレンジング・洗顔で、汚れをしっかりオフ

皮脂分泌を正常にしてテカリを防ぐには、まずは不要な汚れをきちんと落として肌を清潔な状態に整えましょう。

クレンジングのポイント

メイクをした日はクレンジングでメイクをオフしましょう。ここで大事なのは、落としすぎないこと。前述したインナードライ肌の人が洗浄力の強いクレンジング剤を使ったり、肌を強くこすってクレンジングをしたりすると、皮脂が過剰に落ちてしまい、足りなくなった水分や油分を補おうとして皮脂分泌が過剰になることがあります。

クレンジングをする際は、その日のメイクの濃さ・メイク用品の落としやすさによって使用するアイテムを変えることをおすすめします。マスクをしていてベースメイクが薄めの日や、リモートワークで日焼け止めのみで過ごした日などは、洗浄力のマイルドなタイプを。必ずしも一番落ちが良いものがベストではないということを頭に入れておきましょう。


洗顔のポイント

洗顔時のポイントは、とにかく摩擦を極力少なく、肌を優しく扱うこと。優しく洗っているつもりでも、案外力が入っている人は少なくありません。泡でクッションを作り、泡を転がすように洗うことが大事です。肌をクルクルするのではなく、泡を指でタップするような感じで摩擦が起きないよう気をつけましょう。

なお、クレンジングをした場合、ダブル洗顔不要なクレンジング剤であれば洗顔は必要ありません。商品の説明に従うようにしましょう。

また、朝の洗顔については、自分の肌の様子を見て方法を変えてみてください。乾燥が気になるときはお湯のみで、肌全体がベタついていたり古い角質が気になったりするときは洗顔料を使うと良いでしょう。「肌全体は乾燥するのに部分的にテカる」という方は、テカリが気になる部分だけに洗顔料を使うのもおすすめです。


大人はテカリが気になってもきちんと保湿を

「顔がテカる→皮脂分泌が過剰→保湿は控えめにしたほうがいい」と考える方もいるかもしれません。でも、保湿をせず肌の水分量が減少すると、肌のうるおいを守ろうとして余計に皮脂が分泌されます。テカリやすいからといって保湿を怠るのは良くありません。適切なスキンケアアイテムを使用して保湿をしてください。

スキンケアアイテムの選び方

まずは、ご自身の肌タイプを知ることが大事です。テカるからといって脂性肌とは限りません。コスメカウンターの肌質診断などを利用して、ご自身がどんな肌質をしているのか確認してみると良いでしょう。

どんな肌質の方にもおすすめなのは、シートマスクを使った水分補給です。化粧水をただつけるよりも浸透しやすくなるので、お化粧前に使うと化粧崩れもしにくくなります。

このほか、古い角質が溜まっているとスキンケアアイテムの浸透が悪くなります。そういった際は、酵素洗顔を取り入れてみましょう。また、洗顔後に蒸しタオルで肌を温めると、肌表面の角質が柔らかくなり、スキンケアの浸透がアップし、肌表面の油分残りも少なくなります。同じアイテムでも効果が大きく違ってくるので、ぜひ試してみてください。


メイクで顔のテカリを抑えるには

メイクの工夫でテカリを抑えることも可能です。

テカリにくいベースメイクの作り方

(1) メイク前の肌仕込み

メイク前に化粧水を染み込ませたコットンやシートマスクで保湿&肌を冷やしましょう。スキンケアの段階でテカリを出さない肌を作っておきます。

(2) 化粧下地

肌質に合わせて適切な下地を塗布しましょう。余程の脂性肌でない限り、皮脂テカリ防止下地を全顔につけるのはおすすめできません。頬や目周り・口周りなどには保湿タイプの下地を、皮脂分泌やテカリが気になるおでこ・鼻まわりだけに皮脂防止下地をつけるのが良いでしょう。

(3)ファンデーション

ファンデーションをつける場合は、ファンデーションは極力薄く。厚塗りにすると、時間が経って崩れてきたときに目立ちやすくなってしまいます。

(4) フェイスパウダー

最後に、テカリや皮脂分泌が気になるところを中心にフェイスパウダーを。フェイスパウダーで下地やファンデーションをフィックスさせておくと、時間が経っても毛穴落ちしにくくなります。

顔のテカリを予防するための生活習慣

顔のテカリを予防するための生活習慣

肌を乾燥させない工夫を

大人に多い乾燥由来の皮脂の過剰分泌・テカリを防ぐには、肌を乾燥させないようにする生活を心がけることが大事です。

加湿器をつけて部屋を乾燥させないようにする

空気が乾燥していると当然お肌も乾燥しやすくなります。加湿器などを利用して部屋の湿度に気を遣いましょう。


こまめに水を飲む

スキンケアだけでなく、体の内側からの水分補給も大切です。水分補給にはお水が一番。冷えが気になる方は白湯が良いでしょう。コーヒーやお茶などのカフェインが入っている飲料は、利尿作用が強いので水分補給には適しません。一説には、コーヒーやお茶を100ml飲むと100ml以上の水分が尿として出て行ってしまうと言われています。


規則正しい生活を心がけて

肌は体のバロメーターとも言えるもの。睡眠をしっかりとる・ストレスをためない・栄養バランスのとれた食事をとるなど、意識的に規則正しい生活を心がけましょう。


紫外線対策をしっかり

「たくさん太陽を浴びた日は、なんだか肌が乾燥している気がする」そんな経験はありませんか?紫外線は肌の水分を奪い、余計に皮脂分泌・テカリを招きやすくなります。また、紫外線は肌表面の皮脂を酸化させるため、毛穴つまりやニキビ・肌のくすみを招くことも。紫外線対策として、日焼け止めを毎日使うようにしましょう。


外出の機会がなくても、スキンケア・メイクは注意して

近年は、リモートワーク・おうち時間の増加によって、日々のメイクやスキンケアへの意識が変化している方が多いのではないでしょうか。外出の機会が減って、ずっと室内にいる日も増えたかと思います。また、人に会う機会が減ったりマスクを着用するのが当たり前になったりしたことで、しっかりメイクをすることがなくなった方もいるでしょう。

一日中おうちにいるとき・しっかりメイクをしない日も、紫外線対策だけは怠らないようにしましょう。日焼け止めをメイクの一工程と考えるのではなく、スキンケアの一環として捉えて化粧水・乳液・クリームを塗る流れで日焼け止めも塗布してください。なお、おうちにいるときはSPF値が低めの肌に優しいタイプがおすすめですが、SPF値が低い日焼け止めを使用する場合はこまめに塗り直しを。


まとめ

今回ご紹介したように、「顔がテカる=脂性肌」というわけではありません。特に大人の場合は、インナードライ肌で肌内部が乾燥していることが原因でテカリが起きているケースが多いと言えます。顔のテカリにお悩みの方は、スキンケアアイテムや使用方法を見直す前に、まずはご自身の肌質を正確に知ることが大事です。気になる方は、デパートのコスメカウンターなどで診断してもらうと良いでしょう。また、肌の状態は季節や生理周期などによっても変化していくもの。日々ご自身の肌状態を観察しながら、その時々に最適なケアを行うことが大切です。

美容コンサルタント 清水裕美子